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すぐにでもサーフィンは楽しめる 自宅で! ネットでWSLを観戦しよう
WSL(ワールドサーフリーグ)第10戦リップカールプロ ポルトガルの Round32(ベスト32人による試合)が2019/10/18に行われた。
Heat7(第7試合)では東京オリンピックに内定した日本人の五十嵐(Kanoa Igarashi)選手がイタリア人選手のLeonardo Fioravantiと対戦。
先に採点ルールを説明しておくと、選手はHeat(試合)中に乗った波ごとにジャッジにより採点される。その採点のうちベスト2本のポイントの合計で勝敗が決まる。
今回5人のジャッジで採点され、最も高い評価と最も低い評価の採点を除く、残り3人の平均点がポイントとなる。
五十嵐選手が勝利し、ベスト16へ 次の対戦相手は。。。
五十嵐選手は前半、total9.0(5.33+3.67)ポイントをキープし優勢だったものの、後半Fioravanti選手が9.16(6.33+2.83)ポイントになり逆転された。
五十嵐選手もさらに5.57ポイントを得、10.9(5.33+5.57)と逆転したしたが、さらにFioravanti選手は5.53ポイントを得て11.86(6.33+5.53)ポイントとなり再度の逆転を許した。
デッドヒートが繰り返される試合、こういう対戦は観ていて楽しい。現地より、LIVE配信だとスコアもリアルタイムで表示されるのでよりはらはらしながら試合に没入できる。
この時間で残り時間は5分を切っている、ポイント差は0.87。五十嵐選手が逆転するには既に得ているポイントのうち高い方が5.57であり、逆転するにはあと1本は5.13ポイント以上のポイントを得なければならない。
残り3分、あきらめ気分で観戦していると、五十嵐選手はわずかな残り時間の中うまく波を掴み6.73ポイントをゲット。トータル12.3ポイント(6.73+5.57)となり、ついに逆転に成功!そのまま残り時間が終了。Round16(ベスト16人による試合)へ進んだ。
Round16(ベスト16人による試合)ではHeat4でケリー・スレーター(Kelly Slater)選手と対戦。是非こちらもチェックしよう。
そして、五十嵐選手が対戦することになる、ケリー・スレーター(Kelly Slater)選手は、Heat8で行われた。
レジェンドを超える、生きる恐竜、ゾンビ?
ケリー・スレーター(Kelly Slater)選手と言えば、サーフィンしている人なら誰もが知っているスーパーレジェンド。
いまだに生きている恐竜みたいな存在。WSL(ワールドサーフリーグ)では11回の優勝経験者。ツアー選手の中でもダントツの年長者、すでに40代後半。
現在、年間ランキングは写真の通り13位。彼がオリンピック出場には年間ランキング10位以内に入る必要がある。
ケリー・スレーター選手はあまりに特別な存在なので、特別枠か何かで出場するかもね。
全盛期ほどのスコアを取れなくはなっているが、Heat7では、貫禄の勝利。
現在のジャッジの採点基準が彼のサーフィンと言われるくらいに、WSLに影響力のあるサーファー。
テイクオフ後、波のボトムへ降りてからボトムターンをきっちり行い、そこから得たスピードによるパワーサーフィン。
どの動作も軽々しい感じはなく、低重心の姿勢をキープした安定した動きであるのに、リップでのクイックな切り返し。
どのシーンも観ててため息の出るような、お手本のようなサーフィンを魅せてくれる。
今回はケリー・スレーター選手の余裕の勝利。
次のRound16では、レジェンド、スレーター選手と五十嵐選手が対戦する。
ちなみに下記は過去の対戦成績は五十嵐選手が2勝0敗で分がいい。
スレーター選手を破って、クオーターファイルへ進出
10/20に行われた、Round16(ベスト16)の試合で日本人 五十嵐選手はケリー・スレーター選手と対戦し勝利を収めた。いよいよクオーターファイル(準々決勝)へ。
波のコンディションが良ければ10/24に開催される予定。
WSLワールドサーフリーグサイトからチェックしよう(日本時間の夕方〜夜スタート)
https://www.worldsurfleague.com/
※上の写真のオレンジ色のボタンからLIVEを観戦できます。この写真の表示はLIVE中ではないので、昨日以前の試合が観れます。
※イメージはすべてWSL Ripcurl PROウェブサイトより引用させて頂きました。
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