audiotechnica オーテク ヘッドホン ATH-M40x レビュー イヤホンよりもお得に高音質

 

オーテク ATH-M40X

 

audio-technica オーディオテクニカ(以下オーテク)のヘッドホンATH-M40xはオールラウンドに使えるモニター機

 

ATH-Mシリーズは、オーテクのヘッドホンのモニター機シリーズとして20x、30x、40x、50x、60x、70xと6種類もある

 

数字が大きくなるほどに、高性能で値段も高くなっていく。(性能差というよりも使う用途が違うという言い方もできる)

 

初めて高級なイヤホンやヘッドホンで、いつも聴いている音楽を聴いたときの衝撃を知っているかな?

 

あなたはそんな驚きや喜びを味わったことがあるかな。

 

こんな音が鳴ってたんだ!、音の場所ってこんなにもいろんなところから鳴っていたんだ!、静寂や息遣いまで聴こえてくる!

 

こんな感動を経験したことがあるかな?

 

これまで聴いた音楽をもう一度聴き直したい、そんな衝動に駆られる出会いがあるんだ。

 

扉を開いた人しか知らない世界が。

 

 

この記事はこんな人向け

普段イヤホンを使って音楽を楽しんでいて、ヘッドホンは未経験の人

ヘッドホンは使ったことがあるんだけど、音にこだわったことが無い人

 

 

この記事の目的

自宅でがっつり過ごす間、さらに一人の世界に浸るためのグッズであるヘッドホンを紹介すること。

高音質、高性能のヘッドホンが山ほど売られている中、どの程度のものを選ぶのかわからない人におすすめを紹介すること。

 

そして、もう一度聴き慣れた曲に感動を味わいたいあなたにピッタリの出会いがここにはある

 

 

モニター機のヘッドホンってなんだ ? こんな特徴

 

レコーディングスタジオ

 

ヘッドホンのモニター機とは、音にかかわるプロの人たちが主に使うヘッドホン

 

特徴はもともとの音源を忠実に再現することが期待されているヘッドホンのことなんだ。

 

ヘッドホンの中には、低音に特化したようなものや、伸びるような高音が特徴のものなど好みの応じた製品も存在するんだ。

 

オーディオプレイヤーの性能の向上で、自分の好みの音にイコライザ機能を使ってチューニングすることが簡単にできるようになった。

 

その結果、本来の音がだんだんわからなくなってきている

 

ミュージシャンが本当に伝えたい音楽ってなんだろう?ミュージシャンが実際に奏でている音はどんなものだろう?

 

そんな疑問に答えることができるのがモニター機なんだ。

 

 

イヤホンとヘッドホンってどう違うの

 

一般的にみんなイヤホンで音楽を楽しむ人が多いよね。

 

ヘッドホンはイヤホンと比べてどうなのか。

 

ヘッドホンもイヤホンも目的は音楽を聴くことには何一つ変わらない。

 

ヘッドホンでしか味わえないようなものを体験するのがやっぱりおすすめ。

 

ヘッドホンはイヤホンよりもドライバー(スピーカーを構成するユニット)が大きいから音の迫力や音の忠実さ、繊細さ、音場などをはっきりと感じやすい。

 

この記事では、高音質のヘッドホンを選ぶ際の基準としてもらいたい。

 

 

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オーテクヘッドホン ATH-M40xはオールラウンドの優等生 レビュー

 

オーテクATH-M40X

 

まずはATH-M40xの外見から。

 

デザインはノーマルな作りで万人受けする。だから誰にでもおすすめできる。誰からも嫌われないタイプだね。

 

派手さもなく、奇抜さもなく、どこに着けて出掛けても恥ずかしさのないスマートなヘッドホン。

 

重くもなく、軽くもなく、平均的な作りをしている。

 

 

さあ音はどんな感じか がっつり音をレビュー

 

全般的な評価

 

全体的にはミュージシャンの曲の意図通りのバランスで鳴らしてくれる。各音域ともにそんな性格で音が作られている。

 

モニター機としていい仕事をしているヘッドホンと言えるよ。

 

 

音域ごとに評価

 

高音域
必要以上に刺さるほどの高音の突出感は無い。聴き疲れするギリギリ手前の音を出している。摩擦音が生じやすい楽器などの音は輪郭を型取りながら存在感をうまく表現している。

 

中音域
楽曲中に電子音で作られた音源があれば結構前面に主張する音作り。そうでない場合は控え目に鳴らす。言い換えれば、高音と低音に譲るかのような音の出し方をする。

 

低音域
曲として低音寄りの音作りをしている様なものは、積極的に響かせる。かなり深い低音まで響かせる。無理矢理に何でもかんでも最低音側にブーストさせる様なタイプでは無い。

 

ヘッドホン

 

楽器別、音のレビュー(ROCK系の曲調での評価)

 

★シンバル、ハイハット

シンバルにドラムスティックがあたるたびに1音1音違う振動をしているのが感じられるほどの繊細さ。音の発生時、その場に敷き詰められた空気が瞬時に振動するような印象がある。

 

★スネアドラム

スネアドラムはその中心となる音の輪郭にピッタリまとわりつく様な高音、低音の出方。音の速さ具合が心地よい。

 

★バスドラム

バスドラは低音系のヘッドホンほどの無茶な強調した音は出ないので、低音好きな人にはすこし物足りないかも。それでも、高音、中音、低音をバランスよく含んだ音源の場合には、低音寄りのモニター機という印象を与える音を出す。

 

★タムタム

タムはつやのあるような存在感を響かせる。タム特有の柔らかい独特の生々しさが押し出される。

 

★ピアノ

ピアノは、低音側は弦の響きだけでなくピアノ内部の反響を再現するイメージ。高音側は割と控え目に感じるかも。高音が主張し過ぎるとうるさくて聴き疲れするがその心配のないレベル。

 

★シンセサイザーなど

シンセなどの電子音は浮き出す様な立体感で割合と主張する。楽曲に中音域があれば主役を奪うほどに鳴る。中音域が無ければ他の高音、低音に譲るような雰囲気。

 

★アコースティックギター

アコースティックギターは、弦の上で指がフレットを移動する時の指の擦れなどの気になる無駄な音や臨場感を出すようなシャリシャリ音は無い。このあたりは好みがわかれるところかも知れない。

 

★エレキギター

エレキギターは音源からの音場がきっちり表現されている。全体をかき乱さない表現の音を出す。

 

★ベースギター

ベースギターは案外存在感がある音を出す。モニター機なので低音のブースト感は無いが、なのに気持ちよい音を出す。

 

★ボーカル

ボーカルは、常に安定した位置で聴かせてくれる。それ程特別な特徴はない。

 

★外部の遮音性

静かな部屋ではしーんという耳鳴り感を感じるレベル。少し音量を上げれば外の音は全く聞こえなくなる。

 

★装着感

頭頂部部分と耳の接触部分は長時間着けているとやはり痛くなる。これはヘッドフォンの宿命。耳の上に被せるタイプではないので挟み込まれる痛さはない。

 

 

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まとめ ATH-M40xはシリーズの真ん中あたりに位置する製品

 

オーテクATH-M40X

 

日頃イヤホンで音楽を聴いているあなたが、ヘッドホンの音の違い、良さを感じるにはこのATH-M40xが基準となりうる製品だ。

 

他社のヘッドホンと比較しても癖がないのが特徴と言える。バランス重視のヘッドホンがATH-M40x

 

アーティストの意図通りの音を鳴らしてくれる。

 

このATH-M40xで得られる驚きは

・着色のない本当の正しい音を知る

・イヤホンでは拾えていなかった音を発見する

・音の分離感で音の鳴る場所の違いを感じる

 

たくさんあるヘッドホンの中でどれを選んだらいいのか知りたいあなたにはおすすめシリーズがATH-M。

 

まんべんなくオールジャンルに対応するから、どんなジャンルの曲を聞いても満足できるのがポイント。

 

機会があればどこかのお店で試聴してみるのがいいんだけど、外出できない今は言葉の想像力で魅力を感じてみてね。

 

高性能のヘッドホンは、イヤホンとはまた違う世界を見せてくれるよ。

 

いい製品を手に入れたとき、手持ちの音源を一通り聴きなおしてみたくなるそんな衝動に駆られる

 

そんな感動のヘッドホンに出会おう。

 

家で過ごすのもいいなあって思えるひとときを過ごしてみよう。

 

 

ATH-M40X

ATH-M40

 

 

ワイヤレスイヤホンで一押しはSONYのノイズキャンセリングWF-1000XM3こちらのリンクからどうぞ。

 

 

最後に同じオーテクのヘッドホンで低音を重視したモデルがこちら。

ATH-WS660BT

 

ATH-WS660BT

 

ATH-Mシリーズのラインナップをこの後紹介していくね

 

他のATH-Mシリーズはここから

 

ATH-M70X

 

ATH-M70

 

ATH-M60X

ATH-M60

 

ATH-M50X

ATH-M50

 

ATH-M30X
ATH-M30

ATH-M20X
ATH-M20

 

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