Redmi AirDots S 2020年版をレビュー Xiaomi Mi完全ワイヤレス小型イヤホン Basic 2

 

Redmi AirDots S

※Mi Note 10 Liteで撮影

 

xiaomi シャオミのワイヤレスイヤホン、Redmi AirDots Sは2020年の新バージョン。

日本国内の商品名は「Mi完全ワイヤレス小型イヤホンBasic 2」。価格は2,490円。2021年1月8日発売。

先にグローバルに流通している商品名の読み方はレッドミ エアドットS(本当はドッツ)。英語的には「レッミエアドッエス」が正しい発音。「Redmi」の意味についてはこちらのリンクの記事を参考に。

 

ワイヤレスイヤホンの世界市場の2020年の第1四半期(1月〜3月)の出荷数では、xiaomi シャオミのRedmiブランドが第3位。(アップルが1位、2位がサムソン)※Canalys調査

そう、このRedmi AirDotsは世界中で相当売れているXiaomiのワイヤレスイヤホンなんだ。

インド市場の2020年の第3四半期にはこのRedmi Airdots 2Cが最も売れている完全ワイヤレスイヤホンになった。

このRedmi Airdots Sは販売地域によって若干名称が変化するが同じもの。

Redmi AirDotsの最新版がこのRedmi AirDots S。「S」が「AirDots」の後ろに付いているのに気づいたかな?

 

ぱっと見で名前もよく似ているから、今も旧バージョンのAirDotsを買ってしまう人がいるんじゃないかな。(旧版は最近は流通が減った)

よ〜く見て「S」「2」のものが見つかるよ。そしてさらにairdots 3が登場する情報も出てきた。

 

ちなみにインドネシアでは「Mi true wireless earbuds Basic S」という製品名。earbudsとはイヤホンの別の呼び方。「buds」はつぼみの意味。

earbuds

 

ちなみにこのシャオミのワイヤレスイヤホンAirDots SはHaylou社のOEM。HaylouはXiaomi Ecosysytemの一社。

※シャオミエコシステムについて詳しくはこちらのバナーリンクの記事を参照。

 

Haylouについて詳しくは下のバナーの「Haylou GT2」の記事を読んでもらえれば気づくかも。あれ、一緒??じゃないのって。

xiaomi Redmi AirDots Sはシャオミ向けの製品としてHaylouとは少しデザイン、機能が異なるが瓜二つの兄弟製品なんだ。

シャオミは自社工場を持たないのが特徴でもあるから別に特別なことじゃないよ。

 

製品名のAirDotsとはAirPodと語呂を似せたのと、Airというワイヤレスのイメージと、製品の形状がドット「.」記号のような「点」みたいなコンパクトさを象徴するネーミング。

 

 

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Xiaomi Redmi AirDots Sは完全ワイヤレスイヤホン(TWS)

Xiaomi Redmi AirDots S(Mi完全ワイヤレス小型イヤホンBasic 2)は下の画像の通り超軽い。着けている感覚がないから耳が全く痛くならない。

 

しかも少々首を振ったり走った程度で耳から落ちたりしない。まさに完璧だね。。

 

Redmi AirdotsS

完全ワイヤレスイヤホンの意味は分かるかな?詳しく解説した記事はこの項の一番下にリンクがあるので読んでみてね。

 

Xiaomi Redmi AirDots Sは完全ワイヤレスイヤホンなんだ。TWSとも言うよね。TWSはTrue Wireless Stereoのこと。

 

完全ワイヤレスイヤホンの特徴は

 

・左右のイヤホンがコードで繋がっていない

・スマホやミュージックプレイヤーとコードで繋がっていない

 

Xiaomi Redmi AirDots Sは、さらに着け心地も抜群。完璧ワイヤレスイヤホンと呼ぼう。

 

 

Xiaomi Redmi AirDots Sの主な特徴

 

イヤホン片側の重量 約4.7g

ワイヤレス到達距離 10m(障害物がない環境)

充電に要する時間  約1.5h

再生タイム     4h、最大で12h(ケースで3回分を充電可能)

Bluetooth      5.0 (HFP/A2DP/HSP/AVRCP)

IPX(防水・防塵) 4.0

 

 

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Xiaomiシャオミ Redmi AirDots Sの何が新しくなったのか

 

シャオミワイヤレスイヤホン※Mi Note 10 Liteで撮影

 

Xiaomiの「Redmi AirDots S」は「Redmi AirDots」のセカンドバージョンだ。(Sの意味はセカンドじゃなくてスタンダードかスーパーかも…)

 

AirDots Sの見た目も前身のAirDotsと全く変わらず、割と地味な登場なんだよね。

颯爽と派手にデビューしてくれないから、2020年の「S」版があることに最初は誰も気づけなかった?。

 

値段もどちらのバージョンも大して変わらないが、Redmi AirDots Sの機能は着実にアップしている。

 

ここが進化したRedmi AirDots S

 

ブルートゥース接続が強化

 

「Redmi AirDots」と「Redmi AirDots S」が大きく異なるのはブルートゥース接続のペアリング機能。

 

スマホとの接続がとても簡単になったんだ。

 

ケースからイヤホン本体を取り出すと、左右のイヤホンが自動でペアリング

 

スマホとの接続も右側なのか、左側なのかを気にする必要が一切なくなった。

 

これまでは、必ず右側のイヤホンがマスターの役割を果たし、スマホとの接続を担っていたんだ。

 

その「右側」という縛りによるトラブルが前バージョンでは少なからずあったのが、今回のバージョンは解消されたわけなんだ。

 

 

低遅延のゲームモード

Redmi AirdotsS

AirDots Sは、前モデルでゲームなどの画面表示と音がずれる点を改善するために、新たにゲームモード機能が追加された。

 

Youtubeの様な動画再生だって遅延が改善されている。

 

Redmi AirDots Sの音質は? 音の方も据え置き

 

Redmi AirDots Sの音については何の予備知識もなく聴いてもらいたい。と行きたいところなんだけど、それじゃ伝わらないよね。

 

これを読んだだけじゃ驚けないから残念なんだけど、びっくりするくらいに音質はいい

 

この値段で、ここまで音質の良いワイヤレスイヤホンは存在しない。(Redmi AirDots Sの市場価格は2千円〜3千円程度)

 

SONYのノイズキャンセリングワイヤレスイヤホンは別記事(下のバナー)でレビューを書いているが、用途によってRedmi AirDots Sと十分に使い分けて使える。

 

仕方なくRedmi AirDots Sを使うというのではない。Redmi AirDots Sの音を楽しみにできるレベルなんだ。

 

騒音の高いところなどでじっくり音楽を楽しむには、SONYのノイズキャンセリングの様な機能が必要になる。ランニングやスポーツジムやもちろん通勤、通学で気軽に使うにはRedmi AirDots Sは十分以上にいい音を聴かせてくれる。

 

普段使いなら本当にこれで十分。

 

簡単にもう少しだけ音をレビューすると、

SONYのノイズキャンセリングワイヤレスイヤホンとの音の比較では、Redmi AirDots Sの音の方が繊細さに欠ける印象。

Redmi AirDots Sはダイナミック型イヤホンの典型的な鳴り方をする。強めの音はしっかり主張して、BA型でしか拾わないような細やかな音源は隠れる印象。

SONYのノイズキャンセリングワイヤレスイヤホンは、全音域をしっかり鳴らそうとする神経質な印象を受けてしまう。あくまで2つを比べたらの話だけどね。

両者は価格帯が全く異なるのに、求める用途が変われば両立するのも驚き。

 

ソニーワイヤレスイヤホンと比較

 

Redmi AirDots Sの音のバランスは非常によく、オールマイティにどんな音楽も元気な音を出してくれる。ノーマルな状態では若干高音寄りなのでイコライザーで補正すれば低音もそれなりに出せる。

そういう意味では派手目な曲調の音源の方が得意かもしれない。

明るい曲は特に楽しく聴けるはず。

 

外見もシンプルイズベストのRedmi AirDots S

 

Redmi AirdotsS0013

 

音のこだわりと引き換えにデザイン性の低い製品が溢れるワイヤレスイヤホン市場。

 

その点Redmi AirDots Sはデザインもレベルは高い。前モデルから据え置きなくらいだしね。

 

妙に耳から飛び出したワイヤレスイヤホンのかっこ悪さを帳消しにするのは音の良さかも知れないが、外から見ている人たちにはその音の良さはわからない。

 

わかるのはダサいかダサくないかだけ。

 

シャオミはどの製品もデザインにはこだわりがある。

 

Redmi AirDots Sの耳からはみ出ない大きさがやはりスマートなんだ。

 

誰にでも似合うどんな格好や場面でも違和感のないデザインは、価格と製品のポジショニングとしても非常によく考えられている。

 

Redmi AirDots Sのここはちょっと・・・は?

 

ここまで褒めちぎっていた風なレビューだが、これは別にオーバーな書き方をしているわけではない。

本当に掛け値なしによくできている。

そんな一見万能で優等生にも欠点はある。

 

充電ケースの設計は改良した方が良い

ケース

軽くてシンプル路線で、これで本当に充電できるのか?とバッテリーの存在を疑いたくなるケース。もちろんバッテリーはケースには入っていてRedmi AirDots Sの充電は可能なので安心してほしい。

 

問題はケースからイヤホンを取り出す瞬間だ。イヤホン自体が小さくて丸っこくて、表面は滑りやすい素材。

 

充電ケースから人差し指で取り出すときには注意が必要だ。指をねじ込みながら引っ張り出そうにもくぼみがイヤホン分しかないから指を引っ掛けにくいんだ。

 

だから、勢いよく引っ張りだすと、ケースの外に飛んでいく恐れを感じる。

外で使うときは特に要注意なんだ。線路に飛んでいかないように注意が必要。

 

イヤホン自体にボタンがついているが早送り、巻き戻しの機能がない

 

再生スタートと、ストップは本体のスイッチでコントロールが可能。

早送り、巻き戻しの機能は無いので、スマホやプレイヤーやスマホ側で操作する必要がある。

 

Redmi AirDots SのOEM元のHaylouのワイヤレスイヤホンには、早送りと、巻き戻しの機能がある。

Haylouワイヤレスイヤホンで、GT1proなどだとタッチセンサー式なので早送りの機能が欲しい人はそちらも購入の選択肢になる。

 

今回のAirDotsのバージョンアップでは早送り、逆戻し機能を追加して欲しいところだった。

これは次のAirDots T(Third)かAirDots 3かは不明だけどシャオミさん宜しくと言うところ。

 

Redmi AirDots Sの値段と音の良さで、ここは譲ってもいいかと思える。

 

Amazonなどの口コミには過度に惑わされないように

 

前バージョンのAirdotsの口コミはたくさん載せられているが、不良品を掴んでしまった残念な人のレビューがどうしても目立ってしまっている。

 

仮に自分がそうなったとしても、この値段の安さならたまたまはずれくじを引いてしまったということでまだ納得もできるよね。

 

ちなみに新バージョンのRedmi AirDots Sはまだ口コミはほぼ見かけない。

ここに訪れたあなたが、試して口コミを書いてみよう。

 

Ankerのノイズキャンセリングワイヤレスイヤホンのコスパは最強かも。この安さは要チェック。音は言うことなし。下のバナーリンクから記事をチェックしてみよう。

まとめ Redmi AirDots S シャオミのスマホとの相性は抜群

 

シャオミワイヤレスイヤホン※Xiaomi Mi Note 10 Liteで撮影

 

Redmi AirDots Sがコンビニの様な所など、もしもどこででも買えたとしたら他のワイヤレスイヤホンは全く売れなくなる。。かも。

 

2千円~3千円でこのレベルのワイヤレスイヤホンを誰もが気軽に買えるとしたら。売れないはずがない。

見た目もシンプルで誰が使っても違和感もなく、むしろかっこいい感じ。

 

そして何より音がいい。大ヒット間違いない。あと一歩はのところは操作性だね。

 

 

AirDots Sが最も活躍できるシチュエーション、それは同じメーカーであるシャオミ製のスマホとブルートゥース接続して使う場面なんだ。

 

AirDots Sとシャオミのスマホとの接続性の相性はとにかく良くて、音切れは皆無

 

シャオミのスマホ、Mi Note 10 Liteと接続して音楽再生をしているが音切れのトラブルとは本当に無縁で、あったかどうか思い出せないくらい。

対してSONYのワイヤレスイヤホンはノイズにかなり神経質に反応する。(特にターミナル駅は途切れやすい)

 

AirDots Sを使うためにでも、他のシャオミのイヤホンでも構わない、スマホをシャオミにチェンジしてしまおう

Mi Note10 Liteのレビュー記事はこの下のバナーからリンクしているのですぐ見てみよう。

 

Redmi AirDots Sの品質は最高

AirDots

シャオミの製品の品質に関する内容は他の記事でも書いているんだけど、この製品についても追加しておく。

シャオミのイヤホンの製造試験に関する話に、洗濯機に入れた場合どうなるかという項目があるというもの

 

そして、実際に自分で試験することになってしまった。。意図せずだけどね。

 

シャツの胸ポケットにRedmi AirDots Sを入れたまま洗濯機に入れてしまっていたようで、洗濯機の中に残っていたとのこと。

やってしまった~とは思ったものの、上で書いた試験のことを思い出した。

 

内部に水滴など水気が残っているのはまずいので、念のためにドライヤーで少し温めてみたりしてみた。

そしてケースに収めて充電。ランプはついた。

 

結果は、見事無事に復活!。洗濯機の荒波の中でも耐えるこのRedmi AirDots Sは相当タフな製品。

安心のブランドを証明したわけなんだ。

 

実は後でRedmi AirDots Sのスペックを確認したらIPX4の性能を持っていた。IPX4とは水の飛沫に対する耐性があることをクリアしなければならない。

 

IPX5がシャワー状の水流に耐えれる性能だから、洗濯機を耐え忍んだRedmi AirDots Sは実力以上の性能なんだ。

 

どこでだって遠慮なくガンガン使えるのが嬉しいね。これで音がいいんだから言うことなし。

 

Redmi Air Dots 3はハイブリッドタイプ

Redmi Airdots3

Redmi AirDots S(2)の後継タイプが登場。

Redmi AirDots 3の売りはドライバがなんとハイブリッドということ。そしてApt-Xにも対応。

ハイブリッド

上の画像の通りBA型、ダイナミック型ドライバが搭載されるハイブリッド。

どんな音か楽しみだよね。

 

Redmi AirDots Sはシャオミのスマホととても相性がいい。そのスマホで使う最高にいい音のアプリがある。それは「JetAudio」なんだ。

JetAudioは無料で使えるスマホアプリだからみんなにおすすめ。詳しく書いた記事はこちらから読んでみてね。

 

もう少し予算のある人はANKER Liberty Air2かLiberty Air2 Proがおすすめ。下のバナーリンクからチェックしておこう。

 

シャオミについて詳しくしりたくなったよね?解説した記事はこちらから読んでください。こんなに色んな製品があるんだよ。

 

シャオミのスマホのレビュー記事はこちらから。買ったその日から止めれなくなるスマホがここにある

 

 

SONYのワイヤレスイヤホンが気になる人はこちらの記事がおすすめ。

 

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