スマホ写真にほんのちょっとの手間を掛ける 心ある思いやりの写真の作り方のコツとは

スマホ写真の気遣い

この記事は、あなたのほんの少しの工夫と心がけでスマホで撮影する写真のクオリティがアップするための方法やコツを紹介し、解説していくもの。

 

あなたの写真に優しさを加えてみよう。これで、あなたの写真を見る人へのプレゼントになるのだから。

 

さて、具体的には、大きく以下の2点を解消することであなたのスマホ写真をレベルアップしていこう。

ポイント
  • 水平方向の違和感を解消する
  • 光の処理の違和感を解消する

この手の違和感のある写真はSNS上に非常に多く見かける。

 

写真に少しこだわりを持ち始めると、他人の写真の出来不出来がとにかく気になりだす。

 

あなたもそうかな?

 

多くの人は普通に写真を撮っているだけなので大目に見てあげようか。

 

でも、そんな多くの人と差をつけたいなって思うあなたには、この記事は役に立つはず。

 

ひと手間加えればいい写真なのに、惜しいなぁと思うものは少なくない。

写真への気遣い

では、どうして惜しい写真が多いのか。

 

それはほんの少しの思いやりが足りていない場合がほとんどなのだ。

 

どういうことかを説明するために少し話は横に逸れる。。

 

あなたがSNSに写真を載せる目的とは何だろうか。

構図のいい写真

恐らく、誰かの目に触れて見てもらいたいから写真をアップしているのだ。

 

または、言葉で説明するよりも、一見は百聞にしかずということで写真を添付すると伝わりやすい。

 

何かを伝えるときには目で見るのはとても効果的な方法だから。

 

つまり、「写真」はSNSに書き込む「言葉」と大差はないわけだ。

 

一つあなたに質問をしてみよう。あなたはSNSなどでは普段どんな言葉を投稿しているだろうか。

 

恐らく、よっぽど心理的に怒りの感情を抱かない限り、SNS上では汚い言葉は使わないのではなかろうか。

 

アホ、バカだとか、ウンコだとか、、そんな下品な言葉を心が穏やかな気持ちのときには連発してはいないはず。

 

理性をきちんと働かせて、丁寧で、キレイな言葉を使っている人がほとんどのはずだ。

 

素敵な言葉はそれだけで誰かへのプレゼントになるのだから。

 

では、写真はどうだろうか。

素敵な写真は見る人にとっても心地よく、ある意味でプレゼントだ。

 

素敵な写真には、そのままでもOKなものと、ちょっと手を加えて見栄え良くしたもののニ種類がある。

 

写真によっては少し手を加えるだけで劇的に変化するものもある。もちろん良い方にだ。

 

では、あなたの写真に足りないものは何か無いだろうか。

 

今回の記事の主旨は、あなたには、とりわけ撮影テクニックが足りないから、もっと技術を鍛錬しようと言っているわけではない。

難しい構図の写真

あなたが写真の扱いをどんなものとして捉えているのか、心の姿勢の問題を問うてみるものだ。

 

あなたは普段、言葉はきちんとしてても、身なりはボロボロで不潔なタイプだろうか。

きっとそんなことはないはず。

 

SNSでの言葉に気を遣うのなら、他のものもバランスよく気を遣うことを心がけるのは如何だろうか。

写真にも気を掛けてあげよう。

 

言葉よりも圧倒的に伝わりやすいのが写真なのだから。ダメさも百聞は一見にしかずだ。

 

スマフォトグラファー入門はこちらの記事から

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画像の水平を保つ 撮影する時のほんの少しの気遣いを

水平方向の構図

あなたの撮影する写真は水平方向にまっすぐ180度(0度)に保たれているだろうか。

 

特に景色などを撮影するときは、真横に一本の線があるような構図を撮影するケースが多いと思われる。

 

景色の中に直線を描くものとしては、空と地面の境目の地平線、空と海の間の水平線、写真の左右横に伸びる道路や、川、建物など様々なものがある。

 

そういった写真に写る、横に一直線となるものが、傾いていたり、斜めであると、それを見る人はどう感じるだろうか。

 

恐らく違和感を感じるはず。場合によっては不快感すら感じる場合もある。

 

ネクタイを斜めに着けている人みたいな、だらしなさや、美術館の額縁が壁に対して斜めに架かっていて、直してあげたくなるような、そんな感情を抱かせる違和感なのだ。

 

この水平を保てていない写真を避けるための方法は、撮影する瞬間の心がけと、撮影した後で編集で調整することなのだ。

 

違和感の解決方法とは

水平方向をきれいに揃えた写真

では、水平(垂直)の傾きを解消する方法をレクチャーしていこう。

 

撮影するタイミング

慎重にスマホ画面をよく見てカメラの持つ手を安定させ水平方向をきちんと保つ。

撮影後の編集のタイミング

撮影した後でアプリを使って編集し修正する。

 

写真の水平方向、垂直方向をきっちりと保つためにはスマホのカメラには便利な機能がある。

それはグリッド表示だ。

常にこれを表示させておけば、水平(垂直)方向をキープしやすくなる。

 

しかし、実はこの水平方向を保つということが思っているよりも案外難しい。

 

注意することとして、この2つがポイントとなる。

水平(垂直)が保てない場合
  • スマホの画面表示が暗い
  • 水平をどの構図に合わせればいいのかわからない

 

スマホの画面表示が暗い」は文字通り、スマホの画面表示が暗いために撮影する画像が表示されている画面がよく見えないのだ。

 

スマホの画面の明るさを暗くすることで、バッテリーの消費量を減らす効果はあるので、普段そうしている人も少なくはないだろう。

 

その場合、晴れて太陽がまぶしい日中などの場面では、画面表示が全く見えない時もある。

 

そんな、あまりスマホの画面が見えないままに、スマホで撮影すると、後で画像を見ると、かなり撮影した景色などが歪んでいることはよくある。

 

これはほんのひと手間が足りていないだけなので、写真のクオリティを優先するのか、バッテリーを優先するのかを考えて対応をしてみよう。

 

もちろん、スマフォトグラファーならひと手間掛けよう。写真撮影するタイミングだけでもスマホ画面の明るさをアップしよう。

 

次の2つの写真は編集前のものと、編集後のものを並べたものだ。

元の写真

上の写真は地面の境界線が右肩下がり。これを下の写真ではきっちり水平に修正した。

編集後のしゃし

ついでに明るさ(色合い)も補正しておいた。ほとんどわからない程度だが、鳥居が若干明るくなっている。

 

水平をどの構図に合わせればいいのかわからない

こちらは結構難題だ。

構図の中に、いくつもの縦横に走る線の被写体がある場合に、どの「線」を水平に合わせるのがいいのかよくわからなくなる場合がある。

 

例えば、山の麓に地平線があり、さらに山の稜線があり、空に雲が真っすぐ横に伸びており、手前には電線までが含まれるようなものを想像してほしい。

たとえば下の画像のようなもの。

水平が解りにくい構図

写真の中の横方向に写るどれかに水平を合わせると、他のものが斜めになるためにしっくりこないなどが起こりうる。

 

撮影時には、構図の中の被写体のいずれかの線状のもに合わせて水平を保ったものの、後で見返すとちょっと違うということはよくある。

 

この対処法は撮影するものにより異なるので非常に難しい。

 

毎回このやり方でうまくいくとは言えないが、景色を撮影した写真が額縁に入っているイメージを頭に浮かばせ、その写真の中の主題は何かを考える。

 

主題以外のものを無視する。歪んでもいても構わないとするのだ。

 

主題のある構図の中の塊と、そうでない塊を二分割する線を水平線として採用するなどのポイントだ。

 

どうしても悩ましいときは構図の中の最も長い線を水平に保つなどする手もある。

一見、正解のようで、実はこれも万能ではないのはやってみると理解できるはず。

 

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光が足りない写真は気持ちも薄暗くなる

写真の明るさ

薄暗いどんよりした写真よりもできれば明るめの、何が写っているのかがはっきりとわかりやすいものを普段から撮ろう。

 

もちろん意図した薄暗い写真というのはありだ。

曇りや、雨の日は流石に光は弱いので仕方はないが、逆に晴れた日は撮影に適しているともいえる。

 

意図せず、ただ薄暗いだけという写真は、塩すらないおむすびのように味気なく感じてしまう。

 

SNSで写真を見ることになる誰かに対しては、できれば心地よさを感じてもらおう。

 

それは、あなたの気の利かせよう次第だ。

 

そのためにできることはいくつかある。

当たり前の話だが、撮影時点で光があたる構図で撮影すること。

アプリで光を増量

上の画像はアプリで編集前のものだ。

一つ上の写真と比較してみよう。

撮影後でもスマホの編集アプリで光を底上げすることは可能なのだ。

 

スマホアプリの編集無料アプリで十分に使える。この記事からチェックしてみよう

↓すぐ使える設定あり

写真の中の光の処理が雑すぎる ゴーストの扱い

光の処理

光の処理を比較

まずは上の2枚の画像を比較してもらいたい。

撮影した写真がきれいに輝いていないという意味には、光の処理が雑すぎるというものがある。

 

これは、特に、逆光の写真で写る太陽光のことを指す場合が多い。

 

これもスマホ写真を撮影するタイミングで少し気を遣うことで回避できることなのだ。

わかりやすく例をあげるとこんな写真のこと。

 

ゴーストというものがある。

ゴーストの例

写真に小さな緑色の点の光が写り込む。

 

これは構図によってはどうしても回避できない場合もあるが、できれば極力消したいものだ。

 

写真にとっては意味のないほこりやゴミのようなものだから。

 

やり方としては、スマホカメラを向ける景色の位置、角度を微調整して、ゴーストが消えるポイントを探す(ゴーストを移動させる)。

 

または、ごまかせるものにゴーストを重ねるポイントを探す。

編集後

上の画像は編集でゴーストを目立たなくさせてみた。一つ上の画像を編集したものだ。少々極端な編集ではあるが。。

 

構図との兼ね合いでゴーストをごまかし切れないときがある。

その場合は潔くあきらめるしかない。

 

必ずしも、そこまでする必要はないのだが、どうしてもゴーストが目立ってしまうが消したい場合、編集アプリでぼかしてみるという手がある。

あなたの写真への思い入れと、写真見る人に対する気持ち次第だ。

 

筆者の場合も、ゴーストがあったとしても、この構図を譲れないという場合は、ゴーストは無視することにする。

ゴーストのある写真

上の写真は中央やや下側にゴーストを残したままだ。周りに紛れてわかりにくい場合は無理やり消す必要もない。

ほどほどのゴーストなら、少しの減点要素として許してあげよう。

それよりも写真全体として自分のこだわりを押し通そう。

 

もう一つ、光の処理が無造作になっていると感じる写真がある。

光が錯乱した写真

それは太陽そのものを構図の中に含めた場合に、光が錯乱しているような状態だ。

ある意味、芸術的な見せ方も可能であるが、何も考えていないものは、子供の描く絵よりもひどい場合があるので注意が必要だ。

 

太陽から伸びる光線のバランスや、色の感覚、ノイズ感に注意しながら光を取り込んでいこう。

 

写真も言葉も同じ扱いで ライターとしてのアドバイス

目を引く写真

少し、個人的なライターとしての視点から「表現」についてのアドバイスをしておこう。

 

私はこの記事を書いているように、写真よりも普段はライターの方が中心だ。ここにきて、写真にも力を入れるようになったわけだ。

 

写真にも、記事にも、いずれにも共通するポイントがある。

 

検索結果で、その記事が読まれるかどうかを判断する材料として記事の最初の写真の見栄えがかなり重要と言うのは特にSEO(Google検索で上位表示)を重視しているブロガーには当たり前の話だ。

 

Google検索上位の記事で一番目の画像に、イケていない写真や画像は皆無なのだ。

 

キレイな写真は、人を呼び込む要素があり、そうでない写真と並んだ場合には、キレイな写真は引き立つので人はきれいな写真の方を選択するわけだ。

 

つまり何を言いたいかと言うと、少し手間をかけている写真が見栄えが良いと、それだけで記事の内容にかかわらず注目されるに値するものなのだ。

 

写真の作りが雑であったり、不快に感じるものは無視されたり、スルーされる場合があるのだ。

 

SNSなどで、心遣いに欠ける写真があったり、毎回そいういう写真を用いる人に対しては、見る人からは意識的にも、無意識のうちにも悲しいかな敬遠されることもあるのだ。

 

これはライターとしては当たり前の常識であることとしてお伝えしておこう。

 

アイキャッチ画像

記事一枚目の写真は「アイキャッチ画像」と言われ、その出来具合で、言葉でいうキャッチコピーに相当するものなのだ。

以上参考まで。

 

まとめ 誰かの写真の中にこそ学びがある 最高のプレゼントに仕上げよう

景色の画像

あなたの写真をレベルアップする上では、誰かの写真の中にこそ学びが多くある。

 

写真を上達する最も早道は、他人の写真をたくさん見ること。

 

そして素晴らしいと思う写真を自分でも再現してみること。

一番最初のゴールは、誰かのテクニックを自分に取り込むことだ。

何だか、パクったような気になることもあろう。

全く心配はない。あなたが見た誰かのその写真の撮り方なんて、所詮みんながやっているものだ。

まずは真似てみよう。

実はそこからがスタートでもある。

 

他人のたくさんの写真を眺めてみよう。

何がおかしいのかの気付きは、あなたが成長した証拠。

人の粗探しは人間は得意のようだ。簡単に見つけられるはず。

スマホ写真

次に学ぶのは、何が素敵なのか、何が感動するものなのか。これらは実はなかなか学べるものではない。

 

なかなかうまくいかないので、挫折する前にヒントをお伝えしておこう。

実は、狙って感動を生むことはできないことを理解しておこう。

 

自分で、これはなかなかよく撮れたという写真の多くは偶然の場合が少なくない。

 

光が眩しくて、スマホの画面が見えなくて、感覚的に撮影したものを、後で見直したときにこんなのが撮れていたんだという様なものだってある。

逆光の写真

上の写真は昼の太陽を写した写真だ。撮影時はもちろん眩しい状態だ。

 

自分の目で自然の景色を見て、これは!?という瞬間を見逃さないことが大切だ。

 

その感覚を磨くことが、立派なカメラを持っている隣に立つおじさんよりも素晴らしい写真を撮るためのポイントなのだ。

一眼レフカメラ

あなたのその一枚は誰にプレゼントしようか。

プレゼントの写真

その大切な人に最高の写真を渡してあげる気持ちで、最高の一枚を仕上げよう。

 

 

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