イエメンという国のこと、どれだけ知ってますか?無知は危険を意味します!

 

最も遠くにいる友達にイエメンの方がいます。正しくは、いました、かな。

一週間くらいでした。。

 

皆さんイエメンのことをどれだけ知っていますか?こんなことを聞く私もほとんど、いや、全く知りませんでした。
 
イエメンは現在外務省からは渡航はおろか、退避勧告まで出ている危険な国。長年続く内戦が泥沼化していて、国連からは人道的に最も最悪な状況と伝えられています。
 
 
 

 
その友達は、Kharazというところにある避難民のキャンプにいるそうです。水曜日と金曜日にある海外脱出のフライトを待ってると言ってます。脱出した後は日本に来たいと。。

 
 
何度もメッセンジャーでのやり取りが続き。。色々大変な窮状がわかりました。旦那さんが殺害されたり。。
 
そして、こちらに助けてほしいと伝えてきました。
残念ながら、こちらからは何も助けることができないと伝えました。金銭的にもそんな余裕もないと。
 
さらにメッセンジャーでのやり取りが続き、具体的な支援方法を伝えてきました。こちらに対しては金銭の支援は求めていなくて、別のことをお願いしたいと伝えてきました。

世界にはびこるネット詐欺、ネット犯罪に巻き込まれてはいけない

そのお願いというのが、自分の資産を海外の銀行に預けてあるが、イエメン国内の銀行は閉鎖されているので銀行と連絡を取ることが出来なくて、代わりに国外の支店に連絡して対応して欲しいと。
 
実はもっと手前の段階で気付いてました。事件の匂いを。半信半疑と、まぁこれもいい経験だなという思いながらもずるずるやり取りを続けていました。
 
向こうの要求は、こちらにお金は求めるものではなくて、ある資産を指定した所に送金してほしいのだとか。そして私にもお礼をするのだとか。
 
そしていよいよ謎のリンク先が送られてきました。流石にそんなリンクへアクセスするわけにはいかないので、ここでやり取りは終わりにすることにしました。アクセスをブロック。
 
 
きっとアカウント乗っ取っとられたのかな?手の混んだことするなあって感想です。

身の上話には要注意!!頼みやすいお願いは落とし穴

 
だいたい、難民キャンプで何不自由なくスマホを毎日使ってフェイスブックで連絡できることが不自然。
だったら、国外の銀行へ自身で連絡することぐらいたやすくできるということ。ツッコミどころだらけ。
イエメンはアラビア語なのに、アラビア語はわからない、英語しか話せないとかね。
 

世界への扉はすぐそこにあるから

 
どうやら難民キャンプにまで笑顔は届けられませんでした。残念。
 
何か別の形で支援できたらいいですね。
それでも、イエメンのことを今回知る機会ができたこと、世界にはまだ戦争が行われているということ、これらを思い起こさせてくれたことは、ありがとうと言っておきたいです。身を持って詐欺を目の当たりにしたのもいい経験です。
 
 
さぁこれにも懲りず、
もっともっと遠くへ笑顔を届けます!
人気記事

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事