つつじの名所 大和葛城山 2020年の見頃はいつ頃 1万本の賑わいも今年は自粛か
毎年5月の中旬頃、大和葛城山のつつじが見頃になる。
昨年この時期、まさにちょうどつつじが見頃になっていた。昨年5/11の土曜日は五分咲き。
前日、金曜日の情報では三分咲き。翌日の土曜日は、晴天との予報。
恐らく開花の状況が進むのではとの予想もあり登山を計画。
当日の朝、テレビの天気予報では快晴、気温は30度程度になるとのこと。
来週末だと満開を越えている可能性と、天気が良いとは限らないこともありこの週末が見頃と判断。
大和葛城山へはどの方法で登ろう? 金剛バスに決定
大和葛城山へのアクセスは、最も一般的な方法は奈良県側のからロープウェイを利用するもの。
ロープウェイ乗り場までは近鉄御所駅発のバスを利用するかマイカー利用になる。
ロープウェイ乗り場を起点に登山道も複数あり、たくさんの登山者も登山を楽しんでいる。
そして、もう一つのルートは大阪側から登るもの。近鉄富田林駅から金剛バスを利用するもの。
ロープウェイは奈良側しかないので大阪側からは登山オンリーとなる。
バスの本数は一日4本しかないので注意
金剛バスの大和葛城山方面として水越峠行きが土日祝限定で、午前の8:20と9:50、午後は14:20と15:50の4本しかない。
このつつじが見頃のシーズンは混雑は免れないのは覚悟の上、もしかしたら乗れない可能性もあるかも知れないと思いながらも午前8:20のバスを利用することにした。
案の定、8:00過ぎにはバス待ちの人達の列。その後、バスの出発迄に駅に入ってくる電車から降りてくる人達が加わった。
ますます列が長く伸びてきた。
このままだと1台では乗れないな、どうするのか?と思っていると、バス会社の社員さんが、「必ず全員乗員できます」と言っているのが聞こえてきた。
それと同時に、臨時と表示されたバスが入ってきた。
やはり増便して対応するようだ。
時刻表には追加の発車時刻の記載はないので、通常の4便の時間帯であふれる場合を見越した増便をして対応してくれるようだ。
これは助かった。と言うのも、これまでもこのルートで大和葛城山の5月のツツジを見に行きたいと思っていても、限られたバスの便数では乗れないのではないかと思い二の足を踏んでいた。
バスは予定時刻より早く出発。当然バスは満員になり座れない。約30〜40分で水越峠へ到着。
途中、水越トンネル手前をバスが右に曲がったあたりから、いつもはマイカー利用者が側道にずらりと路上駐車しているのが見れるのが、今日は警察官がいて規制している様子。バスの通行に支障が出るからだろう。
大和葛城山へ 水越峠からダイトレ経由で葛城山頂へ
大和葛城山への登山での最短ルートである、水越峠からダイヤモンドトレイルを利用した登山でツツジ園を目指すこととした。
水越峠バス停から道なりに約10分程度登ったところが、ダイヤモンドトレイルの水越峠ポイント。
右に向くと車止めのゲートがあり金剛山方面。左側が葛城山方面。すぐに登山道が始まり登り道が続く。
ロープウェイ以外で最も最短で山頂へ登るルートがこのダイヤモンドトレイルのルート。その分斜度は急。
それ故、最短で登れ、しかも、つつじ園に最も近い。登りきったところがツツジ園だから。
このルートは葛城山の他のルートに比べても景色がよくておすすめ。
途中、頭上に木の無いところがあり直射日光を遮るものが無い区間がある。
ぎりぎりこの季節はまだ耐えれるが、夏場は厳しいかもしれない。
日光を遮るものが無い分登山道は明るい。
この周辺の山脈の中でもコース全体的に明るくて、爽やかな気持ちを感じれるコース。
振り返ると真後ろに雄大な金剛山があり迫力も感じられる個人的にも好きなコース。
途中、ススキがきれいに刈り込まれていてさらに見通しが良くなっていた。
ただし、夏場はおすすめしない。
さあ、つつじ園。さすが圧倒する数の山つつじが咲き誇る。観光客もたくさんいる。
ちなみに下山は奈良県側がおすすめ。ロープウェイで降りてもいいし、ロープウェイ手前から下りるルートを利用で同じロープウェイ前に辿り着く。
そこからはバスを利用し、近鉄御所駅へ。
まとめ 2020年のつつじは見送りか
今年はコロナの影響で外出は控えないといけない。
ひっそりとした中たくさんのつつじが誰にも見られることもなく咲き誇りやがて散っていく。
元気でいればまた来年、5月のつつじのシーズンはやってくる。
2021年の5月を楽しみにしよう。