WSLポルトガル戦 SemiFinals 東京オリンピック代表 五十嵐選手 vs Jordy Smith選手
WSL(ワールドサーフリーグ)第10戦リップカールプロ ポルトガルの SemiFinals(準決勝)が2019/10/26に行われた。
Heat1(第1試合)では東京オリンピックに内定した日本人の五十嵐(Kanoa Igarashi)選手が南アフリカ人のJordy Smith選手と対戦。
Jordy Smith選手はMEN'S CHAMPIONSHIP TOUR(CT)では今季ランキング第3位。
採点ルールを簡単に説明しておくと、選手はHeat(試合)中に乗った波ごとにジャッジにより採点される。その採点のうちベスト2本のポイントの合計で勝敗が決まる。
今回5人のジャッジで採点され、最も高い評価と最も低い評価の採点を除く、残り3人の平均点がポイントとなる。
試合は、開始早々の1本目、五十嵐選手がエアーを決めて5.83ポイントを得た。一方、Smith選手は3.33、5.83と順調にポイントを重ねた。その後もお互い譲らず、五十嵐選手が2本のトータル11.0、Smith選手が11.5とほぼ横並びながらも、Smith選手が若干リード。試合は後半へ。
後半残り10分前、Smith選手は2本目の6.03ポイントを得たものの、五十嵐選手はリップに直角に当てる大技2本で6.83ポイントを得て逆転。
ところが、試合終了の約1:30前にSmith選手が難易度の高いエアーを決め9.93ポイントを得て、そのまま試合は終了。
結果は、下記の通り。
五十嵐選手 6.83+5.83 → 12.66
Jordy Smith選手 9.33+6.50 → 15.83
残念ながら五十嵐選手、ここで敗退となった。
Jordy Smith選手は決勝戦へ。