タオバオ新幹線とは 中国ネット通販タオバオの輸入代行サービス利用レビュー
タオバオ新幹線とは中国国内向けのネット通販サイト「タオバオ」で買付から転送まで日本から依頼できる個人輸入代行業者。
今回タオバオ新幹線で個人輸入代行サービスを利用してみたのでレビューしてみよう。
タオバオという中国国内向けのネット通販サイトがある。タオバオはアリババグループの会社。
ちなみにタオバオ新幹線という名前ではあるがアリババからもショッピングすることができる。
タオバオは中国人向けのサービスのみになっているので中国語が全くわからない日本人にはなかなか使えない。
タオバオとは「淘宝网」と書き、意味はざっくりいうとどんなものでも手に入るというような意味合いがある。
実際、タオバオのサイトを見ていただければわかるが品揃えはかなり豊富でしかも安い。
タオバオを使うには中国語を勉強しないといけないのか
中国語で書かれているサイト内の言葉の意味は翻訳機能などでなんとか解決することができる。
しかしこちらから中国語を書くことに関してはかなりハードルが高い。
その理由は、自分が翻訳機能で中国語に変換した内容が正しいかどうかさえわからないから。
英語なら最低でも義務教育でそれとなく触れている経験があるので、ある程度の文法や単語くらいは理解できる。変な英語になっていないかはなんとなくは理解しやすい。
そして、中国語の単語や文法だけでも難しいところに、中国通貨での決済をしようとするとさらにハードルは高くなる。
親しみがあるドルではなく元での取引になるからだ。元の通貨記号は¥であり日本円と全く同じなので特に注意が必要だ。
なんとか決済できたとして、何かトラブルや、確認や、問い合わせすら容易ではない。
勢いでやるには他の欧米地域の個人輸入に比べリスクは高くならざるを得ない。
そういう事情を回避するための便利なサービスがタオバオ新幹線た。
タオバオ新幹線の取引は日本語のみでOK。日本のサービスだから安心。
タオバオ新幹線のサービス内容は買付+転送
一般的に輸入代行サービスには大きく2種類ある。
- 買付は本人、転送のみを代行
- 買付、転送ともに代行
私の場合は、英語が使えるサイトの場合は買付は自分でする。
英語が使えない場合、たとえば中国語、ドイツ語、フランス語など馴染みのない言語のサイトからの個人輸入の場合などは買付から依頼することになる。
翻訳アプリやグーグルの変換機能ではサイトの記載は何とか読めるが、画像に直接書き込まれた文字までは変換できないので意味がわからない。
読めないからと注意事項等も無視して購入するのは明らかにこちらに落ち度があることになる。
これは流石にリスクが高すぎる。この商品は偽物ですと書いてあって、それを読まずに購入しても偽物だと文句が言えないのは当たり前の話だから。
タオバオ新幹線とは
タオバオ新幹線とはどんなサービスなのか説明していこう。
なぜ新幹線なのかはよくわからないが、恐らく想像するに、スピードの速さをイメージしたネーミングと思われる。
タオバオ新幹線の使い方は
タオバオ新幹線の使い方を説明していこう。
ざっくり下のような流れになる。
- タオバオで購入したいものを探す
- タオバオ新幹線へユーザー登録
- タオバオ新幹線へ買付依頼
- タオバオ新幹線から金額と納期連絡
- タオバオ新幹線から商品入荷→出荷
- タオバオ新幹線から自宅へ転送
まずはタオバオ新幹線のサイトからタオバオ検索で色々と調べてみよう
アウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス」を調べてみよう。「northface」と検索窓に入力してみよう。
上画像が検索結果。日本円で表示される。日本を含めた各国向けのノースフェイス製品が一度に見れるショッピングサイトはタオバオくらい。
タオバオ新幹線は、日本人向けの日本人によるサービスなので、基本は日本国内のネット通販とそれほどは変わらない。
日本の通販サービスには無いものとして、タオバオ新幹線へ入荷時の写真撮影サービスがある。
これは追加の有償サービスだ。初めてタオバオ新幹線を利用する人や、新たな買い付け先を使用する場合は、写真サービスを利用することをおすすめする。
注文したものと入荷したものが異なったものではないか、壊れたりしていないかを中国から日本へ輸出前に自分の目でチェックができる便利なサービス。
問題があればクレームや返品などの対応を中国現地国内に荷物があるうちにできる。
一度、日本へ輸出(輸入)したものを、中国へ送り返すのは日本からの輸出になるのでこれはかなり面倒だ。
個人輸入の納期は気長に考えよう
個人輸入の納期は国内の配送とは全く事情が違うので気長に考えないといけない。
いきなりタオバオ新幹線で海外通販する人は少ないながらもいるかもしれないので、ここで触れておこう。
海外からの物品購入は日本国内の通販と同じ感覚で納期を考えてはいけない。
1週間で手元に届くことはまずない(2週間程度なら場合によってはあり)。
1ヶ月程度から場合によっては数ヶ月を要することもある。
タオバオのショップ自体に納期が数ヶ月先などと記載されている商品の場合はさらにあなたの精神力が試されたりする。
当たり前の話だが、タオバオ新幹線へ商品が入荷するまでは全く音沙汰が無いからだ。
最初に、タオバオ新幹線側でタオバオ内の個別のネットショップへ買付が終わった時点で入荷の目処の通知が来る。
そこからは、タオバオ新幹線に荷物が届くまで辛抱の日々を過ごすことになる。
荷物がタオバオ新幹線に届くと、タオバオ新幹線から通知メールが届く。一見何をしたらいいのかわからない感じでの連絡なのだが、ここでは出荷を依頼しよう。
写真撮影サービスを依頼している場合はまずは内容を目で確認してからになる。
何か問題があるようならタオバオ新幹線へ相談してみよう。
タオバオ新幹線から出荷後は、日本国内(自宅)到着は約1週間程度が目安。
タオバオ新幹線の配送代金、手数料はどれくらいなのか
後先が逆になったがタオバオ新幹線の配送代金について。
購入する内容によるので安い高いは一様には言えないところだが、タオバオ新幹線は送料の安さが売りでもあるようだ。
(国際配送料は高騰している状況)
大きさや重さで日本への配送料金が決まってくる。手配時の為替レートで金額は変動する。
この辺は自分でチェックした料金よりも若干高くなるのが常と考えておくのが精神的にも良い。
輸入代行業者によってこの費用の考え方はまちまちだが、経験上一度もこちらが事前に想定した費用になったためしがない。
大まかの目安と考えておこう。
そして手数料がこちら。
そしてさらに輸入後には別途関税が必要になる。
がっかり+がっかりで財布の中が火事にならないようにしよう。
購入はPaypalを利用 ネット詐欺の保険と考えよう
タオバオ新幹線は支払い方法として銀行振り込み、クレジット支払い(Paypal)、請求書発行後のクレジットカード支払いの選択肢になる。
基本はあなたのお好きな方法を選択するのでOK。個人的にはこの選択肢の中ではPaypalが好みなので選択した。
銀行振り込み、請求書は手間がかかるので避けたかったため。
個人輸入や海外コンテンツなどの支払いで安心なのがPaypalペイパル利用。
タオバオ新幹線は厳密には海外への支払いではない(円決済)と思っていたが、、Paypal利用が前提になっている。
今後の海外決済用としてこの際Paypalへ登録しておこう。
Paypalは海外向けは無料ではない
Paypal公式HP https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/personal
Paypalは簡単にいうと決済代行業者。自分のクレジットカードをPaypalにさえ一度登録しておけばOK。
Paypalが利用可能なサイトは、Paypalが代わりに支払いをしてくれる安全な決済手段。
つまり、Paypalに登録する一回のみしかあなたのクレジットカード情報が必要ではないのだ。
「Paypalは無料」とPaypalページをご覧になると目につくが無料ではない。
あくまで日本国内で日本円での決済の場合のみ無料になる。
個人輸入は海外への支払い、海外通貨での決済なので有料になる。3%~4%の手数料。
よくわからない海外ネットショップへ自分のクレジットカード情報を提供するのは危険であり、避けたいところ。それがために二の足を踏むユーザーも多いため、このPaypalサービスが海外ではとても普及している。
要するにネット詐欺に遭いたくない人が安全に海外決済するための保険と考えよう。
一度登録しておけば、Paypal決済可能なサイトならPaypal決済を選択すれば自動で移行して処理が完了するのでとても便利。
タオバオ新幹線では心配は要らないが、他国での取引ではPaypalは心強い。
Paypalで取引をキャンセルすることができるからだ。
Paypalについてはこちらの記事も参考にしてみよう
まとめ 個人輸入は調べた数だけ手段がある タオバオから始めよう
タオバオ新幹線は中国からの個人輸入に使える代行業者。
タオバオ新幹線以外の個人輸入業者もたくさんある。調べれば調べるほどたくさん見つかる。
タオバオ以外の個人輸入や、中国以外の個人輸入も様々なサービスがある。
そういったものの中から安心して利用できるサービスをどうやって見つけていくかは経験と運に任せることになる。
リスク回避のポイントは
リスクを避けるには実際に利用した口コミなどをたくさんチェックしておく。
タオバオ新幹線とは関係はないが、ヨーロッパなどの海外の代行サービス利用には日本語だけでなく、海外の口コミなどもチェックするべきだ。
もし口コミ情報が無かったり、少ない場合は少額商品で試しに輸入してみる。
買付は自分で転送のみを業者に依頼の場合は、より注意が必用。なるべくメーカーから直接購入し、業者へ転送依頼をおすすめ。
買付費用があまりに割高なら自分で買付を検討する。(欧州などで高いものあり)
後はたくさん経験することだ。
経験があるほど怪しいものに敏感になれる。
普段と違う違和感に感じやすくなるから。
気になったのなら、欲しいものがそこにしかないのならどんどん始めてみよう。
タオバオ個人輸入が少しハードル高いと感じるあなたには他にもさらに簡単なものがあるのでそちらもチェックしてみよう下の記事リストからリンク先へ