HiBy R3 Proをレビュー 格安ハイレゾ音楽プレイヤー 海外の口コミも
HiBy R3Pro 1/17に新発売されたハイレゾオーディオミュージックプレイヤーをレビュー。
メーカーはHiByという中国の会社。これまでもいくつものハイレゾオーディオプレイヤーを手掛けてきており信頼しうるメーカー。
今回レビューするR3 ProはHiByのハイレゾオーディオプレイヤーのラインナップでは最も低価格の製品。
低価格の製品ということで何かを無くして安くしたというよりも、積極的に新しいパーツなどを取り入れコストダウンしたのがこのR3 Proだ。
HiBy(中国)の公式サイトはこちら→hiby.com
こちらが英語のサイト→hiby.com
R3 Proの印象は、値段がたったの2万3千円でこれだけの機能を詰め込んだ小型の最新DAPというのが一番の魅力。驚きの安さと万人受けするデザインの良さ。
購入したのはeイヤホンの楽天市場のお店から。ポイントや、クーポン利用でお得に買える人もいるかもしれない。
実は発売日1/17の当日にeイヤホンの実店舗(大阪 日本橋)へも足を運んだんだ。
eイヤホンのWEBサイトは在庫有ってなってたんだけど、店員さんに聞いてみたら倉庫にあるとの話。
どうしようかと一瞬考えたが、その場では注文せず一旦帰宅することにした。
少し悩んでいたのは、今回購入するにあたり、もう1機種候補に挙げていたのがSONYのウォークマンNW-A105。
値段は若干高くて約2万8千円~(アマゾン価格)。
SONYウォークマンは試聴も可能で、口コミもたくさんある。普通に買うなら無難にこちらか。。。
R3Proの機能は、11.2MHzまでのDSDネイティブ再生、Bluetooth5.0、LDACやaptX、AAC、SBCに対応、アルミ削り出しの本体、2.5mmバランス出力、AirplayやWi-Fi(5G,2.4G)、DLNA対応などのマニアックな内容の本機がSONYウォークマンよりも安く購入できるという点が決め手。
と言っても、普段聴く音源は、FLACフォーマットがメイン。
それ以上のハイレゾ音源は当分扱う予定もなしなんだけどね。
これまでも、COWON製のDAPを愛用していたこともあり、やはり無難な方には行かずHiBy R3Proを選択することにした。
結局、楽天にあるeイヤホンのWEBサイトから購入した。
eイヤホンのいいところは、在庫があれば当日の16時ころまでなら当日発送が可能ということ。
ヤマト運輸からの配送は後から時間指定が可能なので、次の日の午前中着の指定とした。そして予定通りに無事に到着。超早い。
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HiBy R3Proを開封していく
R3Proの梱包を開けていくと、こんな感じ。(R3Pro本体は袋から取り出した後)
本体を包むプラスチックのカバー、画面に貼り付ける保護ガラス、裏側に貼る保護シートが付属している。
無いよりはあった方が良いかという程度かも。
R3Proのファーストインプレッションは、小さい割にがっしりした筐体をしてるなあ。
それなりに重みがあって、逆にそれがしっかりとした製品であることを裏付けるような印象がある。
R3Proのサイズ感は持ち運ぶには絶妙にいいサイズ。最近のDAPのサイズの傾向?にしては小さいかなと思ったものの、小さくて悪いことは何もないことを実感した。
これが正しい進化じゃないのかな。何のためのポータブルなのかよくわからない製品が溢れている。
スマホもでかくて、DAPまででかいのはますます一般ユーザーの気持ちは遠のく。
ほんとにマニアだけの市場になってしまいかねない。(もうなっているか)
HiBy R3Proの開封からを、おさめた参考動画はこちら。
BOSEの音楽が聴けるサングラスを知ってる?何が画期的なのか知ればもう手放せない、あなたの世界が音楽で満たされる。記事をチェックしてみよう。
本体だけじゃ使えないよHiBy R3Pro 気をつけてね 注意点
かなりうっかりしていたことがある。
パソコンに接続して、楽曲ファイルを、HiBy R3Proに移そうとしたときにパソコンに認識されない。
おかしいなと思い、PC側のUSBドライバを更新しても変わらず。
R3Proのマニュアルを読んでみてようやく気付いた。。。R3Proには内蔵ストレージがそもそも無いということに。
ろくにそのあたりも確認せずにR3Proを購入していたわけだ。(上の画像にもストレージ容量に関する情報がどこにも書いていない。要するにR3Proには内蔵されていないから。)
仕方なく近所の家電ショップへmicroSDカードを買いに行った。
あまりのSDカードの値段の高さに驚いた。。普段、SDカードは特定のお店で購入している。
いつも安定して安いから。
これもeイヤホンの近所にあるPCパーツショップ。
R3Proのファームウェアアップデートは、このSDカードが無ければ行うことができない。
一番人気のワイヤレスイヤホン。圧倒的なノイキャン性能と高音質の完全ワイヤレスイヤホン。さすが SONY ソニー WF-1000XM3 BM 。ワイヤレスの定番製品。誰もが満足できる完成度。失敗する前にチェックしておこう。>>こちら
HiBy R3Pro 音の方は? 音楽をレビュー
それほど高級なイヤホンを持っているわけでもないので、R3Proをオーディオテクニカのモニター機、ATH-M40xで試聴してみた。
R3Proはいわゆるエージングは何も済んでいない状態。
音源はFLAC音源。ジャンルはロック。
ちなみに、R3ProはFLAC音源には対応してるので安心を。たまにネットで「FAC」と表記しているので??なんだそれって思うけどね。誤記載。
音を軽くレビューしてみる。こんな感じだ。
全般:それぞれの音の分離感はあり、楽器の数、音色の数がきっちり数えられるくらいのそれぞれの個性を引き出せている。
低音:低音は低くどっしり安定感のある位置で鳴る。コンサートなどで感じる体に響く低音が床やお腹には響くほどのことはなくピュアに耳にだけ届くイメージ。
高音:高音は刺さる感じはなく、音の輪郭がドライな空気感を纏った響きを表現している。
イコライザーはカスタムセッティングもできるし、プリセットも用意されている。ここはまあ普通。
それよりも、MSEBというパラメトリックイコライザーが搭載されていて、そのいじり具合で結構遊べる。
R3ProはBA型のイヤホン用よりも、ダイナミック型の方が相性がいいような気がする。元気に音を鳴らしてくれるからダイナミック型の方が印象がいいという感じ。
エージングも終わり、オーテクのヘッドホンでレビュー記事を作成してみたので後ほど紹介する。
HiBy R3Pro 海外の口コミはこちらに紹介
立派なレビューは後回しにして、代わりにアマゾンの海外の人のR3Proの口コミを翻訳して載せておく。参考にしてみて。
◆アマゾンのレビュー
Jさんの高評価の口コミ
zorkportさんの高評価の口コミ
音についての口コミを追加更新
見ての通りレビューが長すぎるので、音に関する口コミ(青色塗り箇所)のみを抜粋する
◆HEADFONICSのレビューのスコアは8.8点(10点満点中)。201の投稿からの採点。
https://headfonics.com/2019/12/hiby-r3-pro-review/
◆Headfoniaのレビューのスコアは3.9点(5点満点中)。79の投稿からの採点。
https://www.headfonia.com/hiby-r3-pro-review/
日本語訳はこんな内容。(見た目に関するレビュー箇所の抜粋)
199$のプレイヤーなんだよね? そうなんだ、その上アルミ製ボディだしね。
近いうちにさらにもっとボディをコンパクトにさせた最新モデルがリリースされるかもね。
でもR3ProはR5やR6ほどにはプレミアム感は無いよ。
前モデルのR3とほぼいっしょだから、見た目の過度な期待はしないでね。
明らかな問題だとか欠陥は見当たらないな。期待通りの、ヘッドフォンジャックだし、画面、ボタンだよ。
圧倒的なノイキャン性能と高音質の完全ワイヤレスイヤホン SONY ソニー WF-1000XM3をレビューした記事はこちら。このワイヤレスを未経験なあなたは、DAPを差し置いても体験してみる価値はあるよ。
弱点のポイントはここ→→後日改善された!
R3Proを当初使い始めて気になったポイントはワイヤレス接続。
ワイヤレスイヤホンで聴いてみたら、ブルートゥースの接続の詰めが甘いかなと思った。
混雑したターミナル駅付近や、満員電車などでは音切れがかなり多発していた。ノイズに弱いか。
R3Proとワイヤレスイヤホンとの相性もあるかも知れないが、同じイヤホンを使ってスマホと接続して検証したら、全然音が途切れなかった。。
ということはDAPが原因か・・→このポイントが劇的に改善されたよ! この後レビュー
R3Pro ファームウェアアップデートの方法
後日、R3Proのファームウェアアップデートを実施してみた。
やり方はR3Pro本体の設定メニューから簡単にファームウェアアップデートが可能。
他にもこちらのページから→「https://store.hiby.com/apps/help-center」ファームウェアをダウンロードしてパソコンからのアップデートすることも可能。
でも面倒だからR3Proから直接アップデートをおすすめするよ。
※注意点
・事前にWiFiに接続しておく必要あり。
・SDカードが本体に挿入されていないとアップデートできない。
R3Pro ファームウェア更新でここまで改善するのか!?
先述の通り、R3Proのファームウェアアップデートを実行してみた。
ワイヤレスのノイズ対策については、正直驚きの改善!
いつもブチブチ音が途切れまくっていたターミナル駅の人が行き交う場所を通り過ぎた。。でも全く音が途切れることがない。
やるなあhiby。正直あのひどい状態をここまでチューニングするとは。(初期バージョンのファームウェアの出来がよっぽどひどかったか?)
イライラを完全に解消。(ただし、相性があるのでご注意。SONY WF-1000XM3とは相性悪し。)
そしてもう一つの驚きがある。R3Proの音質にも変化をしっかり感じたんだ。
明らかに高音が増したのと、一部の低音域が増した感じを受けた。若干ドンシャリ気味になった。
わかりやすく言うと、より万人受けする音になった。
ここまで品質が上がれば、これは売れるんじゃないかな。
R3ProとオーディオテクニカATH-M40のレビュー記事
R3ProとATH-M40の組み合わせの音のレビューはこちらの記事に書いているので興味がある人は→「audiotechnica オーテク ヘッドホン ATH-M40x レビュー イヤホンよりもお得に高音質」を読んでみてね。
音域ごとのレビューに加えて、楽器ごとのレビューをしているのでR3Proの音がよくわかるはず。(各楽器ごとでレビューする人あまりいないと思うので読んでみてね)
HiBy R3Proのスペックはこちら
OS | HiBy OS |
寸法 | 82x61x13mm |
CPU | Ingenic X1000E |
DAC | Dual CS43131 |
バッテリー | 1600mAh |
再生時間 | 20 h |
再生時間(バランス) | 16 h |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
WiFi 周波数 | 2.4GHz, 5GHz |
出力3.5mm | 60mW+60mW |
出力2.5mm | 210mW+210mW |
DACはCirrus Logic製チップ 詳細はこちら→https://www.jp.cirrus.com/products/cs43131/
※注意:内蔵ストレージは無いので、microSDを別途購入が必要。
※対応フォーマットで一部サイトでFACという誤記載となっているのはFLACのこと。このプレーヤーはFLACに対応している。
※対応フォーマットでkakakuコムなどMP3は非対応となっているが、しっかり対応しているので安心してほしい。
こちらは前モデルのHiBy R3の動画だが、操作感はほぼ同一なので参考になるはず。
今持っているデジタル家電製品などを処分すれば差額だけでR3proが買える。もっと安く購入できるかも。「BUY王」で買取してもらおう。配送用段ボールも用意してくれるよ。6/30までは配送無料キャンペーン。初めての人は3,000円以上買取でなんと3,000円もアップ。お得だから事前にチェックしておこう。
HiBy R3Proの購入はこちら eイヤホンがおすすめ
HiBy R3Proの購入は、近くにeイヤホンの店舗があれば、試聴してからがいいかも。
無い人は、楽天市場のeイヤホンからがおすすめ。配送が早いからね。
eイヤホンはHiBy R3Proに限らず、オーディオ製品はいつもお世話になっているお店。
いろいろおすすめ情報もあるから覗いてみるのがいいかも→eイヤホン
※今なら在庫ありなので、急ごう。また在庫切れになると当分購入できないかも。(5/23現在プレイヤー部門1位)
これと決めたら、早めにゲットしよう。また入荷待ちになったら、いさぎよく別の機種にした方がいいかも。
今すぐほしいよね。
まとめ HiBy R3Proは今のところコスパは最高
ファームウェアアップデートをするまでは正直100%の自信をもっておすすめまではしきれないところがあったんだ。
弱点の部分が完全に払拭された今は、あなたにおすすめのDAPとなった。
現状、この値段でこのスペックのハイレゾDAPは存在しないからね。
価格帯、機能の両面で比較するべき同じ製品が存在しない。
試してから購入するか、購入してから試すかはあなた次第だよ。
どうせ買う運命なら悩む時間を短縮しちゃえ。(悩んでいる時間が楽しい人はしっかり悩もう!)
やっぱりこれ以上のワイヤレスイヤホンはないかもね。圧倒的なノイキャン性能と高音質を両立させたの完全ワイヤレスイヤホン。さすが SONY ソニーノイズキャンセリングワイヤレスイヤホン WF-1000XM3 。高性能なのに定番の製品。もはやDAPが必要ない!?価格的にもR3Proと競合するSONYワイヤレスイヤホンのレビュー記事はこちらからチェックしておこう。>>
おすすめのワイヤレスイヤホンはこちらから見に来てね。HiBy R3Proが気になる人にはちょっと物足りない?耳から飛び出さないサイズがいい!見た目のかっこよさと安さは無視できないかもね。R3Proとの相性は抜群。こちらのリンクから詳しい解説記事へ。
オーディオテクニカのモニター機シリーズATH-M40xをレビュー。なんでもそつなくこなす優等生のヘッドホン。
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