スケボーは危険で迷惑行為で騒音がうるさい? スケボーを楽しむ場所を作る方法とは
この記事の目的は街の中の迷惑な存在と見られている「スケートボード」の社会での好感度をアップさせること。
そして、どこにもないスケボーを楽しむ場所を作る方法を考えてみた。
そのために何をするべきかをあなたに伝え、みんなで考える内容となっている。
あなたは街の中でスケボーする行為がどんな風に見られていると思う?
スケボーをやってる人たちのことはどんな風に感じる?
迷惑な存在?近づきにくい?
スケートボードはオリンピックの競技として認められた。日本人が金メダルも取った。
もう単なるお遊びから誰から見てもスポーツになろうとしている。いや、なっているはず。。
街ですれ違うスケートボードを持った人たちにはどんなイメージがある?
そこにいるだけでなんだか迷惑掛けそうな存在に見えてしまっていないかな。
迷惑でトラブルメーカーなスケートボード
スケートボードが引き起こすマイナス事象をあげるとこんなものがある。
fa-close公共物を破壊する
fa-close騒音がする
fa-close衝突の危険
fa-close人が集まっている威圧感
スケートボーダーのあなたは知らずして上記のようなことをしてしまった経験はあるだろうか。
しかし、スケートボードをするみんながこんな迷惑を掛けているわけではない。
一握りのマナーの悪いスケートボーダーが引き起こすトラブルのせいで、今や疫病神として扱われている節もあるのは否めない。
スケートボードの存在を追いやっているのは紛れもなくスケートボードをしている人。
マナーの悪いスケートボーダー。
迷惑行為その1 公共物を破壊するのは犯罪
ストリートスケートボーダーで街の公共物を破壊する者が後を立たない。
スケートボードパーク以外の公共物を使ってトリックを練習するのはほぼ破壊する行為に等しい。
スケートボーダー一同お願いしたい。そんなところで練習するのはやめよう。
迷惑行為その2 騒音がすると苦痛
スケートボーダーのトリックの練習にはボードを弾いて地面から浮かせたり、回転させることがある。
トリックがうまくいってもスケートボードの着地の際の音がするが、それに比べて失敗した時のスケートボードが地面に接する音はかなり大きい。不快な音がする。
迷惑行為その3 衝突の危険
最悪なのは人混みの中をすり抜けるようにスケートボードで走る人。
たとえスケートボードが無くても、人混みの中を走るのはぶつかるおそれがあるのは小学生でもわかること。
全力でやめさせないといけない。
スケートボーダーにとっても迷惑だ。
迷惑行為その4 人が集まっている威圧感
誰に向かってなにか悪いことをしているわけでもない。
ただスケートボーダーがたむろしていることが一般の人にとって迷惑なのだ。
やっている本人たちももっと過剰に自覚しよう。過去数々のスケートボードにまつわる嫌な経験が一般の人たちに染みついてしまっているのだ。公共の場所では集まらないことにしよう。
どうすればいいのかじっくり考えてみよう。
好意を持たれていないスケボー 駅前は危険で迷惑
一般の人たちから見ると、残念ながらオリンピック時点まではスケートボードはスポーツとは認められていない面があった。
スケボーに対してはプラスのイメージよりむしろマイナスイメージの方が多いのが実態。
これまで街の中、駅前など、遠巻きに見かけたスケートボードしてる誰かってどんなイメージがあるかな?
街の中の雑踏で見かける目障りな存在のスケートボード。わざわざ近寄りたくはないし、近寄って来てほしくもないよね。
スケートボードしてる本人たちでも他のスケートボードしている知らない誰かはなんだか近寄り難い存在。
もちろんスケートボードしてる好青年や爽やかなスケボー少年もいる。残念ながら、そういう人たちが陽の目を見る前にマナーの悪いたちが台無しにしてしまう。
「どこか別のとこでやってくれないかな。」
こんな風に心のなかで言われないように考えてみよう。
どうしたらいいのか、誰か任せでいいのか。
駅前に誰もいないから迷惑じゃない?自分都合で考えてはいけないよね。
スケボーを楽しむ場所とルールはどこにある?
スポーツにはきちんとした専用の場所が必要。野球、テニス、サッカー、水泳、武道にしても必ず専用の場所がある。
スケートボードをする特定の場所ってどこかわかるかな?今すぐあなたがスケートボードをしようとしてどこに行けばいい?
一つにはスケートボードパークがある。
残念ながら公式にスケートボードを行う場所、スケートボードパークはほとんど存在しない。
そういう事情とは裏腹にスケートボードを楽しむ場所は、実はどこにでもある。舗装されているところならどこででもできる。たとえば自宅の目の前。
昔からのスポーツとして認められているものはチーム単位でコーチもいたり、管理する社会の仕組みがしっかりとある。
ルールだってしっかりと書籍などにも書かれているものを見つけることができる。
スケートボードのルールってどこにある?見たこともないし、そういうものをきっちり準備して周知することを怠ってきた。
スケートボードを行って、その結果、迷惑を掛ける人たちだけを頭ごなしには責められない。
スケートボードのトラブルが連日のように起こっている
毎日のようにスケートボードが引き起こすトラブルや事件などが各地で起こっている。
正直な話、スケートボードは今や街の中では嫌われ者の存在と言ってもおおかた間違いではない。
スケートボードをしたことのないほとんどの人はスケートボードを毛嫌いしている。
なぜこんなことが言えるか、それはスケートボーダーですら他の見知らぬスケートボーダーを毛嫌いしているからだ。
スケートボーダーの中にはマナーのいい人もおり、マナーの悪い人もいる。
たとえばこんな記事がある。
『各地で相次ぐトラブル…スケボーの愛好者増え迷惑行為も 行政は苦慮』
https://news.yahoo.co.jp/articles/dcf7a89b27fd77385e331369deee7c4cfa76d865
探せばいくらでも見つかるのでチェックしてみよう。
どこにも遊ぶ場所が無い スケートボードを楽しむ場所を求めよう
あなたはスケートボードができる場所を与えられるまで待つ派?
いつまでも待てないから、こそこそ人目を盗んで誰かに迷惑掛けて、さらに行き場を失う。。こんなスパイラルに陥っていないかな。
どこにもスケートボードを楽しむ場所がないなら堂々と求めよう。スケートボードができる場所を。
誰か任せにしないであなたが欲しいならはっきり欲しいと求めよう。
どこにどうやってスケートボードの場所を求める?
あなたがお住まいの地域の役所のホームページをチェックしてみよう。
市役所とか、町役場などのホームページのこと。
市政への要望、市民の声など、呼び方は様々なものがあるが、自分の住む街に対する要望などを出す仕組みが用意されている。
参考に過去の要望などもチェックしてみよう。住民からの要望に対して、回答が記入されているはず。中には議会などで検討するようなことが書かれていることも。
あなたの街はチャンスかも
過去の要望をチェックする目的の一つに、住民からのスケートボードに対する苦情はないかどうか?
見つかったかな?複数でもあれば、あなたはラッキーかも。
例えばこんな感じのが実際ある。
「最近XX駅前で夜間にスケートボードをしている人たちを見かけます。横を通行する時に危険なので禁止を徹底してください…」
「オリンピックでスケートボードが正式な競技になりました。ますますスケートボードをする人たちが増えてくることが考えられます。当市でのスケートボードを行う場所を確保しては如何でしょうか…」
こういうものはお住まいの地域にもよるけど、都会だと少し探すと簡単に見つかる。
その時にこの2つを学んでおこう。
自治体への要望を出す仕組みがあることを知ること。
どんな要望の書き方、提出のし方があるのかを知っておくこと。
この辺の情報がきちんと住民に公開されていなかったり、提出する仕組みがないとすればかなり遅れた自治体ということが言える。
きちんと仕事をしてもらえるように訴えよう。「隣のXX市」には仕組みがあるのに、何故ないのか?
いよいよあなたが要望する番だ
自分のことは自分でなんとかしてみよう。
あなたがあなたの住む地域の役所に要望をあげてみよう。あなた以上に親身になって素敵な提案ができる人はいないんだから。
あなたがスケートボードをする場所を望むのであれば、要望を出してみよう。
要望を出すのはそれほど難しい仕組みにはなっていないはず。
どんな風に要望を書いてみようか
適当な要望を出すより、少しはきちんとしたものにしたいよね。
現状を考えて見よう、あなたにとって何が不便なのか。あなた以外の人はどんなことを思っているか。
あなたと同じように思う人はいるのか。その人はどんな不満を持っているのか。
あなたはスケートボードをする人の代表なんだ。
理想を考えてみよう。どんな夢のような世界が描けるのか。その理想の中で自分はどう感じるのか。他の人はどんな風に感じるのか。
お願いされた側はどうしたら実現できるのか。実現するために後押しするものはないのか。実現するために早道になる情報はないのかを考えてみよう。
誰しも頭ごなしに自分の要望を言う人の話を聞きたくないからね。
スケートボード場はどこがいい?あなたが決める
あらかじめ下見しておこうあなたの住む街の中でスケートボードするのにふさわしい場所を。こんないい場所があるんだからって場所は結構見つかるもの。
あなたの住む街にはこんなにいいところがあるって言えるのはあなた以外にはいない。
あちこちに穴場もたくさんあるはず。
普段からチェックしておこう、あなたの目利きで最高の場所を見つけるんだ。
普段車で運転する道にどんなところがある?
何気なくランニングする道端には何がある?
ここがいい!ってところが絶対見つかるはず。
どんな要望にしよう
私が住む街で検証 河原のランニングコースには何がある?
河原を眺めてみると結構いろいろな場所がある。
大きく分けると、既にグラウンドなどとして活用されている場所と、何もつかわれていない草がボーボーに生えている場所。
野球や、サッカー用のグラウンドは定間隔とは言わないまでも、結構整備されている。
野球をしたい人が求めた結果だからだ。
次に見つかるのは、ゲートボールなどの場所。
そして何より、嬉しいことに草が生えまくった荒れ地が至るところに存在する。
ここ、スケートボードの候補地じゃないの。
想像してみよう ここがスケートボード場
あなたの住む街をウオーキングや、ランニングなどして眺めてみよう。
自転車や車からいつも見ている景色を思い出してみよう。
想像してみよう 計画を立てようスケートボード場予定地を。
結構な広さの何も使われていない場所がたくさんある。
ここをスケートボード場にしよう。
別に設備は整っていなくてもOK。コンクリートや、アスファルトにするだけでも十分スケートボードは楽しめる。
具体的な場所を要望としてあげるのがいい。
ちなみに河川の場合は地域の土木事務所などで共用という仕組みが用意されている。
個人などが自由にただの荒れ地を整備することもできる。調べてみようか。
スケボー場に費用はどれくらい掛かるのか
ただの原っぱをスケートボード場にするにはどれくらい掛かるのか。
まずは地面をコンクリートにするといったいいくら掛かるのか?
1平方メートルのコンクリートの工事で約1万円。10mx10mの100㎡は100万円となる。
もちろん家庭の感覚で100万円は高額。公共事業で何かの施設を建てるのには相当な費用が掛かる。この100万円は実はさらにお得な内容。
草が無造作に茂っている場所をコンクリートにする。仮に毎年草刈りに費用が掛かっていたのなら、その費用が必要でなくなる。
案外そういう場所がたくさんある。
あなたの提案で幸せになれる人はあなただけではないからね。
まずはコンクリートの場所を求めよう。設備はその後でもいいし、持ち込んでも良しとしよう。
財政に余裕のある地域なら設備もいっぺんに要望するのもいいかもね。
ちなみに、スケボーパークの施設にあるセクションと呼ばれるバンクなどの専門メーカーがある。
チェックしてみよう。ツムラスケートボードパークファクトリー
いっそのこと自分でスケボー場作ってしまおうか
上の画像は国土交通省の「河川空間の占用」についての資料。リンクはこちら
河川法第24条の占用許可を得ることで河川の空いたスペースを自由に使うことが可能。
原則何らかの団体である必要があるとされている。
が、下記の様にも規定されている。
「ただし、必要やむを得ないと認められる住民、事業者等及び必要やむを得ないと認められる非営利の愛好者団体等もそれぞれ当該占用施設について占用の許可を受けることができるものとする 」
「愛好者団体等」としてあなたの熱意の度合いで何とでもなるということだ。
下の画像を見て頂ければすぐにお気づきと思われるが河原にある野球のグラウンドが該当する。
野球のグラウンド、サッカーのグラウンドがOKならスケボーも当然にOKなわけだ。
塀で囲って誰も使えないようにする?そんなことしないよね。
オープンなスペースで誰でもが利用できるスペースにしよう。
あなたが事業者なら上画像の様な本格的なスケボーを中心にした河川の利用を計画してみよう。
今は本格的なセクションのような施設がなくとも、ただスケボーが楽しめる場所でもOK。
スケボーができる場所がどこにも無いからね。
まとめ あなたがスケートボード地域代表
あなたは、あなたの住む街ではスケートボードの地域代表。あなたの行動をあなたの住む街の人たちは見ている。
あなたが素晴らしいスケートボーダーなら、あなたの街の人たちはスケートボードに対する印象も好意的なもの。
もちろんスケートボードの技術で誰よりも優れたものをアピールできるなら言うことはない。でもそんなものは全く必要ない。
スケートボードのスキルは低くても、マナーよく振る舞うことができるのはレベルの高いスケートボーダー。
あなたが率先してマナーアップしていこう。周りから認められるような行動を心掛けよう。他のスケートボーダーのみんなの笑顔になるように。
そして、あなたがスケートボードを楽しめる環境を手にすることが地域みんなのためになる。
さあ、じっとしていないでやってみようか。
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