50代でBMXを始めてみた 40代も遅くない!BMXの始め方 BMX初心者のススメ

GT BMX

筆者の歳は50代だが、今回初めてBMXを購入した。この記事は初めてBMXを購入する人に向けてのレビューだ。

 

40代はもちろん、50代でもBMXを買おうか戸惑うあなたの背中をしっかりと、押してあげられるものになることを目的とした内容となっている。

物心ついてから長年乗っているであろう自転車経験豊富なオヤジ向けBMXのススメなのだ。

 

この記事にたどり着いたBMXが欲しいあなたは、ついこの前のオリンピックで、ちらっとテレビを観たら、なんか面白いかも!?と思った一人であろう。

 

その気持ちはよくわかる。

 

BMX

ちっこい自転車でアクションしてみたい。。

しかし、スケボーの盛り上がりの割にはBMXが盛り上がるに欠けると感じるのはあなただけではない、何を隠そう筆者も激しく同感だ。

 

買いたいと思いネットで調べても、たいしてBMXの情報がない。

 

至るところにある大手の自転車屋さんにもBMXは置いていない

身近にないと逆に欲しくてたまらなくなる心理をうまく突かれたわけだ。。

そんなこんなで、乾ききった喉を潤す勢いでBMXを購入した。

買って間もない今であるが、振り返ると我ながら大それたことをした感は否めない。

 

さて、この記事を読むあなたは今悩んでいるだろう。もちろんBMXを買おうかどうかの悩みに違いない。

 

この記事を読んだら速攻でBMXを購入することをおすすめする。何故ならこの記事を読んだみんなが購入しようと考えるにほかならないからだ。

そうなるとどうなるのか。元々売っていないBMXがもはや手に入らない事態に陥る。。

 

前置きがかなり長くなったが、

この記事ではBMX購入までと、購入後、そしてこれからについて語っていこう。

 

もう記事の最後まで待ちきれないあなたはすぐに購入してもOK。買ってからこの記事のチェックは忘れずに。

 

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なぜBMXを欲しくなったのか 購入に至るまで

BMX

筆者の場合、実はオリンピックを観てBMXが欲しくなったわけではない。

 

当サイトでたくさん書いている記事にサーフスケート(スケボーの一種)があるが、そこからの影響なのだ。

 

具体的に説明すると、YouTubeでスケボーなどの動画を観ていると、オマケでBMXの動画もお勧めしてくれるようになった。

下のような動画だ。

BMX動画のチラ見を100回くらいしていると、完全に脳内に刷り込まれたわけで、やれるかも→やらねば→きっと楽勝かも、などと思考が変化していった。

 

スケボーパークが増えつつある今、BMXも置き去りにされてはいけない、いや、BMXも便乗するべきだと思うと、乗り遅れてはいけない気持ちで溢れた。

 

さらに、もう10年も前だが、前後フルサスのMTB(マウンテンバイク)にはまっていたこともあり、BMXは前なのかか後ろかはわからないがマウンテンバイクの延長線と思ったわけだ。

 

余裕、余裕。任せとけ、てなわけだ。

そんなに甘くはないのは後ほど暑苦しく語ろう。

 

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全然どこにも売っていない自転車がBMX

自転車

昨今、大自転車ブームが起こっている。今や老いも若きもチャリにまたがっているのだ。

 

サイクリングすると健康に良いとの触れ込みだ。このこと事態は全く悪いことではなくどんどんそっちの方向に向かうべきだ。

 

車種もスポーツタイプから、電動自転車、ママチャリと豊富に取り揃えてますとあちこちの自転車屋には、店頭に書いてなくても前を横切ればわかるくらいだ。

 

bmx

しかしだ、オリンピックをやったにもかかわらず、BMXはどこにも売ってない

決して売り切れたわけでもない。

限られた一部の専門店しか置いていないのだ。

ちょっとした軽はずみでやりたいと思ったライトなオヤジ向けのBMXが無い。。

 

オリンピックで憧れた子供たちの欲求を満たすことすら簡単にはできないわけだ。

仕方ないので通販で買うことにした。

もちろん実車を見ることもなく。

 

ちなみに、一応、専門店でBMXの実車は見ていた。ただ、そういうお店のBMXはライトなオヤジには適さない価格なわけだ。

 

今回購入したGTのBMXは割と安い。先に価格をチェックしておきたい人はここで済ませておこう。

 

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BMXを探す 通販で一番安いやつを

BMX

とにかく何でもいいので安いBMXをゲットしようとなりネットでリサーチを始めた。

最安値だと2万円台くらいからなのか…、上は見ても切りがないので探すのは程々にした。

写真のBMXをいくつも眺めているとだんだん違いが見えてくる。

なんちゃってBMXと、ぎりBMXの境目がわかるようになってきた。

 

最初は一番安いやつでいいかと思っていたが、目が肥えてくると考えが変わり始めた。

安さだけが売りのなんちゃってBMXを買ってしまうと、マシなBMXを買わなかったから☓☓なんだと言い訳になるのは間違いない。

過去の経験から学べるところは歳を取っている唯一のいいところだ。

 

GTのBMX SLAMMERを買う

GT BIKE

GT 公式サイト

なんだかんだと調べて買ったのがGTのBMX。SLAMMERというタイプだ。

GTはスポーツタイプの自転車では有名なメーカー。

 

筆者は過去にマウンテンバイクで楽しんだ頃もGTは購入の選択肢にあったが、結局、実車が店頭にあったGIANTにした。。

GIANT MTB

そして、今回GTにした理由は何より見た目がかっちょいいからに他ならない。

 

カラーは全てブラックのタイプにするか悩んだが、こういうものは自転車に実力が付いてくるものだと信じ、あえて思い切って派手なものにした。

ばりばりにトリックを決めるのにふさわしいのは、やはり見た感じでやりそうなBMXだ。(個人の主観でしかないが)

ただ、GTのBMXで何か足りないものが引っ掛かった。。鉄の棒が無い?。

 

そう、ペグのことだ。

ペグ

前と後ろにこのペグがあれば、3人乗りも出来そうだが、それは道路交通法で禁止されている。

家の中でのみ3人乗り、いや、肩の上に乗るとさらに4人乗りくらいチャレンジできる。しかし繰り返すが公道では絶対にしてはいけない。

 

ちょっと話が脱線したが、GTのBMXにはペグが付いていないのだ。まあ後で付ければいいかと、あくまで見た目重視で購入候補とした。

他にも安い価格帯では、自転車販売大手のサイクルベースあさひのBMXをネットで見つけた。こちらもどうやら評判はいいらしい。

値段的にGTよりも一万円程度安いし。GTには無いペグだって最初から付いている。どうしようか。ただし色が地味すぎか?。

サイクルベースあさひなら近所に数か所ある。とりあえず見に行こう!…

 

そして全くあてが外れ、無駄足に終わった。置いていないのだBMX。やはり不人気なのかBMXよ。

 

サイクルベースあさひのネットで購入も考えたが、限られた(関東の一部エリア)店舗での受け取りのみなのと、さらに、購入後入庫までかなり日数を要するとのこと。

 

この時点で選択肢はGTに絞られた。ペグなんぞ後でええかと。(実際そうだった)

 

そして楽天で購入。10日ほど掛かるような話だったが、実際は1週間くらいで自宅に届いた。

 

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BMX手元に届いて初めてわかるギャップとは

BMX

配送は佐川急便。同日別の小さな荷物が昼過ぎに佐川急便で届いた。

 

もう一つあると思うのですが?、自転車…と聞く。

「サイズが大きい荷物はトラックなんです」とのこと。

そして夜、最後の配達に取っておこうと後回しになったのか、19:00過ぎにようやく荷物は届いた。

予想通り、バカでかいダンボールが家の玄関に届いた。9割方完成しており、あと1割で完成するとのことでもう少しコンパクトかと思ったがなかなかゴツい荷物だ。

そして、最も驚いたのがその重さだ。

BMXはマウンテンバイクの延長のようで、そうではない。

 

思っているより奥が深いぞBMX

GT BMX

荷物が届いてから組み上げるのはハンドルと片側のペダルくらい。

工具もオマケで付いているので何の問題もなく組み上げられる。

 

初めてBMXと触れ合うことになっていよいよ避けてはいけないインプレッションに言及しておこう。

最もマウンテンバイクと一線を画すポイントは、BMXは重いということ。しかも相当重い。

自転車で、特にスポーツ車の場合、如何にして軽量化を計るのかは永遠のテーマでもある。

軽量化するためのパーツは山程市場に溢れている。カーボンなど軽ければ軽いパーツほど高い値段がするのだ。

 

BMXは全く逆とは言わないが、頑丈さが売りでもあり、そこが求められる要素なのだ。

ましてオヤジが乗るBMXは相当頑丈でないと困る。ひっくり返すたびにあちこちへこんだり曲がったりしていてはすぐに新しい一台を用意しなくてはならないから。

 

ペグを付けてみよう

ペグ

ペグもネットで入手した。すぐそこにある自転車屋さんには置いていないからだ。探しに行くだけ時間の無駄なのだ。

 

このパイプみたいなものもショップの画像からは、想像していたよりもかなり重い。

これを4つもつけるとさらに重くなるな…

写真のTIOGAのペグもある

 

ここで落とし穴に出くわした。

ペグを付けるためには工具がいる。

工具

ネットで専用の工具セットが合ったが家にあるもので使い回せるかと考え調達はしなかった。

そして、いざつける段階でようやく気づいた。ラチェットソケットの接続部分のサイズが合わない。。

工具

仕方なく近くのホームセンターへ2往復した。

なぜ2度も行ったのかというと、さらに2つ目の落とし穴があったのだ。

前輪のナット(ソケット)の経と、後輪のナットの経ではサイズが異なるのだ。後輪の方が大きい。

ペグの取り付け

2種類の大きさが必要。いい勉強になった。勉強代もしっかり払った。

 

そして3つ目の落とし穴が、チェーンのたるみだ。

チェーン

マウンテンバイクなどの場合、変速機があり、段によっては必要なチェーンの長さが異なるため、チェーンテンショナーが備わっており常にぴんと伸びた状態を維持してくれる。

リアトレーラー

BMXの場合はそれが無く、車軸をナット締めする時にチェーンの張りを考えながら固定しないといけないのだ。

 

ペグをつける前は、BMXを激しく動かしても何も気にならなかったが、ペグを付けたあとからカチャカチャと音が鳴り出した。

ん…なんだ?

チェーンガードなど必要だなと思ったが、ユーチューブの動画でチェーンのテンションについてのレクチャーがあったので観てみるとなるほどとようやく理解できた。

ビフォーがこちら。

チェーン

アフターはこうなる。

チェーン

ただのちっこいチャリと思っていたが、気にしないといけないところが結構ある。本当にBMXは奥が深い。

 

タイヤは太いがサスが無いから…

タイヤ

そして、最もBMXをやってみる前後で印象が大きく異なる、天狗っぱなをへし折られるポイントがある。それは自転車の衝撃吸収性能だ。

 

マウンテンバイクと大きく異なるところとして、衝撃吸収性能の違いがある。

特に前後フルサスのマウンテンバイクと比べると全く次元の異なる乗り心地だ。

 

フルサスのMTBだと、かなり無茶な段差やジャンプなどは、ほぼエアサスが振動や衝撃を吸収してくれる。高級車並の乗り心地だ。

 

もちろん腕や膝も衝撃吸収には使うが、大したことはない。

BMXは全く違う乗り心地だ。段差などの衝撃もがっつり体に伝わってくる。

 

最初は意識的に膝を曲げたり、しゃがみ込むことを考えないと体のあちこちが痛くなる。足だけではない。首への衝撃も大きい。

BMXに乗った翌日は体のあちこちが痛い。

 

もちろん50歳を超えるオヤジであるせいもあるが、上等な乗り心地のマウンテンバイクとは別世界の乗り物なので、自転車経験者と言えども、BMXには特に気をつけよう。

 

BMX 小さいのに思う通りに動かない

BMX

20インチというサイズはかなり小さいイメージを持っていた。26インチや29インチのマウンテンバイクから比べると相当小さい。

20インチのBMXは子供用のマウンテンバイク程度だろうか。。そんなイメージだった。

 

ところがそのイメージを覆すのが重さだ。

過去26インチのマウンテンバイクで12Kgほどだったので、感覚的にも20インチだと10Kgは余裕で切るかと思っていた。

ところが、なんと重いことか、同じく12Kg。ペグを追加したのでさらに重くなっている。

 

力づくでも振り回せないレベル。

乗り方に対する考え方を見直さないといけない。

 

これまでマウンテンバイクなら余裕で駆け降りた土手なども、この重さによる挙動が全く予想できないのでイチからやり直しだ。

自転車

無謀に乗ってみてもいいのだが、オヤジにとっては安全第一なのだ。

 

ここまで読んでも動じないあなたはBMXの素質をお持ちだ。すぐに購入しても後悔はなし。

 

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どこまで行こうか… ちょっとそこまでしか行けないBMX

BMXで移動

BMXは乗り物だが、移動するには全く向いていない。

椅子の位置が基本低いのだが、その低いままで走行するとかなり間抜け感が否めない。

まして、いい歳をしたオヤジが乗るBMX姿は人間性すら誤解を生みかねない。

身なりがどうという話ではない。

先入観というやつだ。

半ケツでデニムを履き、鼻にピアス、指にはアクセサリーみたいな誤ったイメージを持つ人は少なくない。

いちいち、私はほら、わりときちんとしてるでしょうと言うわけにもいかず、ある一定のジャンルの人間などと決めつけられるわけだ。

先人を恨むだけなのか、未来を変えるかはあなたと私たち次第だ。

話が大きく脱線したので、戻そう。

BMX

BMXは移動には向いていない。わかりやすく言うと、大人が子供サイズの自転車に乗って遠くには行けないのと同じだ。

 

乗ってる姿が恥ずかしいのもあるが、変速機もない小さな自転車は少しの移動で相当疲れる。

 

初日にはシートの上げ下げもせずに乗ったため、ひたすら立ちこぎする羽目になった。

これは正直なところめちゃくちゃ疲れる。移動する時くらいシートを上げるべきだ。

 

BMXのシートポストは固定タイプなのだ。

 

マウンテンバイクはクイックリリースレバーがあるので、簡単に高さの調節が可能。

まあBMXも六角レンチ一つあればささっとシートの高さを変えれるのではあるが。

 

小さくても保管場所は必要 家の中ではカバー

袋

筆者の場合、マウンテンバイクを置く場所の問題やメンテナンスが面倒という理由で手放した経緯がある。

 

今や自転車で特にスポーツ車などは盗難を考えると家の中の保管が必須。

 

BMXは20インチということもあり、置き場所にはそれほど困らない(26インチに比べて)。

袋で家の中

家の中に置く場合はこういうカバーがあるのでタイヤの汚れも多少なら気にせずに済む。

 

まとめ BMXをゲット後はひたすらスキルアップ

GT BIKE

BMXが欲しいと思ったなら、実際に手で触れてみるまで突き進もう。いい歳だからこそできるチャンスもあるのだ。

 

スケボーにしろ、BMXにしろ、実際にやるのとやらないのでは得られる知識と経験は全く異なる。60代で始めるよりも40代、50代で遅いということはない。

 

BMXは思っていたのとはなかり違ったというのが正直な印象があるが、それは経験したからこそわかったこと。そのギャップがわかったことでがぜんやる気が出てきた。

 

BMXをやってみる前の動画の見方と、実際にやった後の動画の見方は全く違うのだ。今や映像の中にあるBMXの重さまでもが感じられるようになった。

 

まだ数回しか乗っていないが、まずやるべきことがある。この小さな自転車に乗ることに慣れないといけない。

 

ここ数年は、自転車は電動にしか乗っておらず、BMXを漕ぐことすら大変な始末だ。

そして、ペグがあることでBMXを漕ぐこともかなりの慣れがいる。(かかとがペグに当たる)

始めたばかりはなかなか前途多難だ。。

 

そしてあちこち怪我もして、しばらくはBMXに乗れない状態で、この記事を書き、動画でイメージトレーニングに励んでいる始末なのだ。

 

やるべきことが動画でレッスンできる時代。

いくらでも目標が手に入るから、どんどん成長していける。

BMX

この記事もラストだ。あなたの頭の妄想を実現してみようか。

 

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