カーバートライトンは何が違うのか?2021年版トライトンをレビュー
今年のカーバートライトン4モデルは何が違うのか?2021年版トライトンをレビューしてみよう。
新型カーバートライトンが登場し、何が違うのか知りたいというご要望もあり、本記事を作成。
今年のカーバートライトンは昨年までのモデルとは全く違うコンセプトとなった。
何がどう変わったのか?標準のカーバーとの違いは何かを見ていこう。
トライトン2021の売りと特徴を整理
昨年までのトライトン(上画像)はサイズの小ささとC5トラック採用が売りであったが、その部分は今回の2021年モデルでは内容は一新された。
ノーマルのカーバーに対してカーバートライトンはさながら廉価版という様相を感じる。
これは決して悪いものではなく、若年者や初心者などのサーフスケートの入り口として広く受け皿を用意したと評価したいところ。
カーバートライトン2021年新モデルの特徴は
★サイズは29インチから32インチの大きさ
★トラックがC5から全てCXへ変更
★トラックの素材がマンガン鋼となった
★デザインはシンプルでシリーズ統一
★値段が安い!
トライトン2021の特徴① サイズは
2021年のトライトンのサイズは29インチから32インチの大きさとなっている。
昨年のトライトンは最小モデルでは26インチからのラインナップとなっていた。対して新モデルは最小で29インチからに変更となった。
昨年の26インチのモデルはさすがに小さすぎるところはあり、大人ならカーバー経験者や、子供のような小柄な体型でないと使いこなせないのが実情(筆者は27インチを使用した)。
なかなかその小さなサイズのニーズが少なく、今回のトライトンは見直しとなったと想像できる。
トライトン2021の特徴② トラックがC5からCXへ変更
トラックがC5からCXへ変更となっている。
昨年のトライトンはデッキ長が小さなサイズの方はC5、大きめのサイズはCXとなっていた。
今回の新型はトラックは全てCXに統一。
2021年ラインナップではC5トラックはストリートモデルに採用となり、トライトンからは姿を消した。
トライトン2021の特徴③ トラックの素材がマンガン鋼となった
トライトンに採用されているCXトラックの素材がマンガン鋼、要するに鉄製となったのは価格に貢献する要素。
ノーマルタイプのカーバー同様にC5の選択肢は消え、トライトンはCXトラックのみとなった。トライトンは素材が異なるものを採用となった。
ノーマルタイプのCX、C7のフロントトラックの素材はステンレスで、リアトラックはアルミとなっていた。
今回のトライトンのトラックはマンガン鋼となっている。
重さもさほど変わらずに、強度も保てるなら、普及しやすい価格におさえる企業努力は賛成したい。
トライトン2021の特徴④ ウィールは83Aとかため
ウィールは83Aとかための設定になっている。ノーマルのカーバーには78Aが多くのモデルで採用されている。
この2021年のトライトンの特徴は乗り味としてはスケボーに近づく傾向にある。また硬いウイールは横方向に滑りやすくスライドさせやすい。
ウイール硬さ変更の価格への貢献度はイマイチピントはこないが。少なからず寄与しているのではないかと想像する。
カーバーの説明では、2021のトライトンの位置づけはストリート寄りでもあり、スケボーに近いテイストとしたとある。
トライトン2021の特徴⑤ デザインはシンプルでシリーズ統一
デザインはシンプルでシリーズ統一されている。
昨年までのトライトンはモデルごとにもう少しイメージが異なるデザインではあったが、今年のモデルはシリーズでシンプルに統一された感がある。
まとめ 新型カーバートライトン2021はサーフスケートの入口
CARVERインスタグラム(トライトン)リンク https://www.instagram.com/p/COQbFmBnXKz/
まとめとして、新型カーバートライトンはサーフスケートの入口になりうる位置づけとなるもの。
初めての人がサーフスケートを始める際、トライトンの気軽さの部分が強いて言うなら一番のアピールポイントとも言える。
カーバートライトンの価格は、ノーマルのカーバーラインナップよりも安いことが大きなポイント。
カーバーは他のサーフスケートブランドよりも標準価格で比較すると若干高めに設定されている。
この価格の高さは初めてサーフスケートする人へのハードルにもなりかねない。
トライトンの価格設定は入門者や、気軽にサーフスケートをスタートしたい人の受け皿にはちょうどいいポジション。
たくさんのサーフスケート愛好者の受け皿としてトライトンの利用者が増えていくことを期待したい。
カーバーも確固たるサーフスケートのブランドとしての位置づけと、裾野を広げることが大切なことと理解しているのが感じられる。
サーフィンや、スノーボードなどの未経験者にどんどん広めていきたいサーフスケート。
サーフスケート人口が増えれば楽しむ場所だって増える。
タイのサーフスケート大流行を知っているかな?こちらの関連記事をチェックしてみよう。日本も同じようにあちこちでサーフスケートを楽しみたいね。
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