SOUNDPEATS Capsule3 Pro+の「+」プラスってなんだろう

タイトル

SOUNDPEATS Capsule3 Pro+Capsule3 Proの後継にあたる製品。名前にプラスが付いたということはいわゆるバージョンアップしたワイヤレスイヤホンということ。

SOUNDPEATS公式サイト

 

両者は名前が似すぎてて、初見の人には違いがわからない??かも。「」の一文字があるかないかだから。

 

この記事の目的は次の二つ

 

この記事の目的
  • 売りとなるMEMSドライバーに期待感を持ってもらうこと
  • Capsule3 Pro+を買ったあとも音で満足してもらうこと

 

前モデルCapsule3 Proは気軽に扱えるワイヤレスイヤホンであることから、ここ最近、個人的にはメインに使ってきた。(下画像の左側)

CapsuleProの比較写真

今回「」が付いたことでどれだけの違いがあるのかはすごく気になるポイントだったのだ。

最初にざっくりと違いをいっておくと、名前と見た目はそっくりなのに、仕組みは別物というものだ。

 

Capsule3 Proを比較した最も大きな変化点は、ハイブリッドのドライバー構成となったこと。超極端にいえば、「」とはMEMSドライバーのことだ。

 

よくわからない人には、ハイブリッドのドライバーと聞いても、ゴルフのクラブかネジを回すもの?なんて思われるかもしれないが、ここでいうドライバーはイヤホンの中の部品として、音を鳴らす部分とざっくり理解できればOK。

MEMSドライバーについては次の章で詳しく触れていこう。

 

そして何より、その音を是非感じてもらいたい。あなたの想像以上に高音がとても気持ちいいワイヤレスイヤホンだ。

 

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「+」とは新しいもの好きのあなたが欲しいMEMSドライバー

ドライバー

ドライバーといっても運転手のことではない。。

Capsule3 Pro+、このイヤホンでいう、ハイブリッドの構成というのは、二つの異種のドライバーを併せ持つという意味のことで、一つはダイナミックタイプのドライバー。

 

もう一つは、Capsule3 Pro+の目玉でもある、MEMSドライバーというもの。

 

二種類のドライバー
  • MEMSドライバー
  • ダイナミックドライバー

 

下画像左側の小さな部品に注目してみよう。

MEMSドライバー

このMEMSドライバーは最新の技術であり、最近注目されている、音を鳴らすための新しい仕組みなのだ。

 

ところが、ほとんどの人はまだMEMSドライバーの存在も名前すらも知らないはず。

一体どんな音を聴かせてくれるのだろうか。

もし、あなたが新しいもの好きのオーディオファンなら無視して通れないものだ。

 

まだ市場にMEMSドライバーを搭載した製品がたくさん投入されていない今なら、あなたも、その違いを知るほんの一握りの一人になれるのだ。

Capsule3Pro+

ところで、

あなたはおそらく、SOUNDPEATS Capsule3 Proを持っていない人。しかし、私は、SOUNDPEATS Capsule3 Proを愛用しており、尚且つSOUNDPEATS Capsule3 Pro+も今手元にある。

つまり何がいいたいかと言うと、違いがわかる男子が書くレビューがこの記事というわけなのだ。

 

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MEMSドライバーという新しい風を感じよう

MEMSドライバー

MEMSドライバーxMEMSという会社の製品。

xMEMS公式サイト

Capsule3 Pro+の一番の目玉は、ずばりMEMSドライバー搭載のノイズキャンセリングワイヤレスイヤホンというものだ。

 

このCapsule3 Pro+の最も注目したいポイントの「MEMSドライバー」はイヤホンに新しい風を吹かせた。

 

あなたが欲しい理由
  • MEMSドライバーを体験すること

新しいもの好きのあなたなら、このワイヤレスイヤホンを購入する理由としては、MEMSドライバーを体験することという一択といえる。

 

これまでのワイヤレスイヤホンの音を鳴らす部分=ドライバーはダイナミックドライバーと、BAドライバーの二種類がほとんどで、さらにいえばほぼダイナミックドライバーが9割以上を占めている。

 

ダイナミックドライバーはざっくりいえば、スピーカーだ。低い音から高い音までをカバーする。

一方、BAタイプのドライバーは補聴器などにも用いられるもので、中高音に特化している音を。その点から、ダイナミックドライバーとの併用、すなわちハイブリッドで用いられることが多いのだ。

 

得意な音の領域をそれぞれで役割分担をする使われ方をしており、それが音としても、こだわりをユーザーに提供している。

 

MEMSドライバーはBAタイプとは全く異なるが、近しい特徴もあり、今回のCapsule3 Pro+でも高音用として位置づけられている。

 

このイヤホンの音はチャレンジする音なのだ

Capsule3Pro+Capsule3 Pro+を聴き込むにつれて、これまでのイヤホンがつまらないと感じたから、後から書き足してみた。

MEMSドライバーの音は挑戦する者の音だ。そして、それはいい具合に成功している。

他のイヤホンが無難の範囲でクオリティを高めているのに対し、Capsule3 Pro+はチャレンジした音だ。

ハイレゾなど高音質の音源ならさらに心地いい音を聴かせてくれるので、あなたも是非チャレンジしてもらいたい。

 

Capsule3 Pro+のサウンドはどうなの おすすめの楽しみ方も

ワイヤレスイヤホン

第一印象は、これ、いいんじゃない!?

Capsule3 Pro+

 

まず、とにかく素の音がいい。別のいい方をすれば、イコライザーなどで音を変化させないまま、素でいい音を聴かせてくれる。

 

つまりアーティストが自信を持ってリリースした音の内容、配分、バランスなどを素直に受け取るように楽しめるのがこのイヤホンを利用して得られるメリット。

 

いつも音楽を聴くプレイヤーアプリのイコライザーなどの音を変化させる設定を全てオフにして、一度聴いてみよう。

 

Peatsaudioアプリ

プリセットイコライザーの活用

さらに、Capsule3 Pro+のアプリであるPeatsaudioアプリを使ってみた。

感想は、専用アプリのイコライザー機能がシンプルで素晴らしい。

 

ブースト系の「低音」、「高音」のサウンドがそれぞれを楽しむためにプリセットの設定として用意されており、使用しても音の劣化も感じない。

 

あれこれイコライザーを設定しても、実際どの曲にもぴったりな万能な音の設定はない。

曲とかジャンルとかを変えるたび都度イコライザー設定を変えることはないので、そうなると、結局、違和感のあるサウンドで我慢して聴いていることが多い。

 

Peatsaudioアプリとは

このイヤホンで利用できるPeatsaudioアプリプリセットイコライザー設定は絶妙だ。

 

以下のようなプリセットの設定があり、これらが結局のところ元々の原曲のチューニングをベースに、節度のあるとてもいい音に変化させるのだ。

プリセットイコライザー
  • 低音を強く
  • 低音を弱く
  • 高音域を強調 他

普段使いにはこの3つを中心に切り替えるのが簡単に扱えるので実用的だ。

 

おすすめの楽しみ方は

Capsule3 Pro+での音楽の楽しみかたとしては、このイコライザーアプリ、Peatsaudioアプリ常に機能させた状態にしておくことをおすすめする。

 

おすすめ
  • 常にPeatsaudioアプリを起動しておく
  • 曲ごとにプリセットイコライザーを適用

そして、できれば曲毎にPeatsaudioアプリの音の設定を変化させてもらいたい。。

 

プリセットカスタム設定を選択できるのだが、プリセットだけの設定を利用することを推奨したい。

その理由は、あれこれ好みのカスタム設定を入れても、万能な設定はないので、曲によっては不自然な音のバランスを我慢しなければならなくなることがあるから。

いちいち曲が変わったタイミングで、さっとイコライザー設定から、曲に合うようなものを選び続けるのは面倒なのだ。

 

やみつきになる高音

CapsulePro3+

もともとMEMSドライバーは高音から低音まで全域をカバーできるが、では高音寄りの音を出す役割とされている。

 

実際に聴いてみるまではBAドライバーみたいな高音が強く出るのかと思いきや、そうでもない。

 

難しい言葉で言うよりも、あえて感覚的な言葉を用いると、MEMSドライバーはしっかり整った高音を聴かせてくれる、そんなイメージだ。

ケースに入ったワイヤレスイヤホン

高音強調型のイヤホンにありがちな、音の輪郭あたりにトゲがあるようなことはない。乾燥した雑音気味のシャリシャリ音が痛く耳に刺さることもない。耳に優しい高音。

 

なので、プリセットイコライザーの高音強調は、やみつきになるサウンド。シンバルや弦楽器などスチール素材の音がとても気持ちいい。MEMSドライバーの本領はまさにここだ。

 

さらに全域で、アタック音、いい方を変えれば、音の輪郭の表現が素晴らしい。音のエッジが立っている。この辺りを是非体感してみて欲しい。

 

Capsule3 Pro+はどのジャンルに向いているの

クラッシックのイコライザー

Capsule3 Pro+は何のジャンルに向いているサウンドなのか。

 

最近の音楽はジャンルが細分化しすぎていて、知らないジャンルだとアーティストも聞いたこともないことが多いはず。

 

今回は普段聴かないジャンルも試聴してみた。

理由はこのCapsule3 Pro+が活躍する場面を見極めたいから。本当はこんなに良いところがあるのに、知らずにスルーしてしまうのも機会損失になる。

 

クラッシックを試してみた

Peatsaudioアプリのイコライザーの画面の一番上に「SOUNDPEATSクラッシック」というメニューが用意されている。

さらに3段下にも「クラッシック」がある。

 

これは、推測するに、クラッシック向けのイコライザーの音、自信があるんですよ、そんな風にアピールしているように見えてしかたがないのだ。

なので、普段はクラッシックは聴かないのだが聴き比べをしてみた。

 

手っ取り早く音源はSpotifyから、クラッシック定番名曲ベスト50。楽器の種類が多く、コーラスも含まれるオーケストラタイプだ。

 

SOUNDPEATSクラッシックと、クラッシックの違いは、簡潔に言えば高音側の音の違いだ。

SOUNDPEATSクラッシックは高音域が強めで、その高音でより空間の広がりを感じる。

あなたも試してみよう。

 

SpotifyでPOPSを聴いてみる

spotifyのタイトル

次に、POPSを試すために、SpotifyPOPSの中から「On Replay メガヒット リプレイ」というチャンネル。

RADWIMPSの「正解」という曲が流れてきた。

これはポップスというより、ロックの設定の方がしっくりくる。

藤井風の「Grace」などが流れてきた。参考までに「ポップス」と、「ロック」を繰り返し交互に聴き比べてみた。

誰にでもわかりやすく違いを説明すると、音にパンチが欲しいなら「ロック」を使おう。どちらかというと、個人的にこちらがおすすめ。

 

そして、「ロック」にしろ「ポップス」にしろ常にあと2つの選択肢として、「高音強調」、「低音強調」がある。普段使いとして、これらの設定を基本に音楽を楽しもう。

 

カスタムイコライザー設定も紹介

プリセットのイコライザー設定をおすすめしておいてなのだが、いくつかカスタムイコライザー設定も紹介しておこう。

どの設定もメリハリを強くしたものとしている。曲によって聴きづらい場合は、大きな設定値は1段回ゼロに近づける(弱める)など調節してみよう。

 

①ジャンル:ダンス向け設定

ダンスの設定

カスタムイコライザーで上の画像の通りに設定を入れてみよう。多少上下はズレても問題はない。

ダンス向け設定としているが、他のジャンルでも気持ちいい音でハマるケースもあるのでいろいろ試してみよう。

 

②ジャンル:バラード曲向け設定

バラードの設定

このバラードの設定も上画像の通り入力してみよう。

新しく設定を登録した際に、「保存」を押すのを忘れずに。

こちらはバラード向けの設定であるが、実際音楽を聴く場合、バラードばかりを連続で聴くケースは少ないはず。

なので、バラードの次の曲になると、きっと設定は合わないことになるので、甘んじてそのままにするか、面倒だが、別のイコライザー設定にするかはあなた次第。

 

③ジャンル:ポップス曲向け設定

ポップス向け設定

プリセットにポップス向けの設定が既にあるのだが、どうせならということで、よりメリハリの強いタイプにしてみた。

ポップスと名打ったものの、ロックでも全く問題ないし、最近流行りの曲全般にあう設定となっている。

 

「+」となってANCのノイズキャンセリング 効き具合はどうなったの

バッズ本体の比較写真

※上画像下はCapsule3 Pro

Capsule3 Pro+ノイズキャンセリング機能ANC機能の性能向上に触れておこう。

 

前作Capsule3 Proに比べるとやはり性能はアップしている。数字上はたったの2dbのアップなのだが、体感的にはもう少し良くなっている印象。

二つのイヤホンの見た目は画像の通りほぼ同じだ。カラーは異なる。

 

で、ノイズキャンセリングの効きの方はというと、他社の三万円以上するような高額イヤホンに比べると、やはりそのノイズキャンセリングの機能性は見劣りするのは事実。

新旧の画像

Capsule3 Proからになり向上したポイントとしてはノイズキャンセリング機能の安定感だ。

ANCは場面や環境に応じて、ノイズキャンセリングの効き具合が変化するというのが売りなのであるが、Capsule3 Proは移動中不安定な動作をすることが少なくなかった。

具体的にいうと、ノイズキャンセリングが効いたり効かなかったりという揺らぎのようなもの。そこが、新しいCapsule3 Pro+ではほぼ無くなった。

 

普段お出かけし外で音楽を聴くときは、基本、ANC機能はオンにしたままを推奨する。

 

スペックもこちらから

ちょっといいところ

Capsule3 Proも、今回の「」付きも、イヤホンをケースから取り出し耳に装着した瞬間スマホとの接続完了となる。

この速さが、毎回イヤホンを利用する際にとても印象に残るのだ。速っ。

コネクト」、「ペアリング」と(英語の)音声ガイドのアナウンスが発音される。これがとにかく速くて、イヤホンの装着をもたもたしていると、聞き逃してしまう。

間に合わずにそれが聞けないと、もやもやのような、そんな感覚になる。

なので、その音声ガイドを聞くためには素早く、最短の手順で装着することを求められることになる。

 

まとめ いつもいい音、どこにいても楽しめるCapsule3 Pro+

Capsule3Pro+の画像

このイヤホン、Capsule3 Pro+ではやはりMEMSドライバーを楽しむことを念頭に音楽を聴いてもらいたい。

 

あなたが欲しい理由
  • MEMSドライバーを体験すること

 

MEMSドライバーは高音向け、高音でその音の違いがわかりやすいし、是非聴いてもらいたい。

だとすれば、Capsule3 Pro+高音が特徴的な曲でより音楽が楽しめるといえる。

 

そして、このイヤホンでの音楽の楽しみ方は、次の二つ

楽しみ方
  • Peatsaudioアプリをバックグラウンドで起動しておく
  • Peatsaudioアプリを常に使いプリセットの設定を使う

 

普段使っているプレイヤーアプリのイコライザーは必ずオフにしておく。

 

Peatsaudioアプリを常に使いプリセットの設定を使う。

そのためには、常にPeatsaudioアプリをバックグラウンドで起動しておく。

プリセットを使う理由は、音楽をなるべく原曲ベースで楽しむためだ。

 

できる限りシンプルで、かつチューニングの行き届いた設定を、曲ごとに素早く適用させるのが常にいい音を楽しむ方法なのだ。

Capsule3Pro+の写真

MEMSドライバーと聞いて、それ知ってるよっていいたいあなたには試してみる価値あり。

 

このワイヤレスイヤホンCapsule3 Pro+を買う理由を正しく表現すると、モノを買うのではなくて、経験を買うということだ。

単なるモノはいつしかゴミにしかならないが、経験はあなたのかけがえのない財産になる。

経験を手に入れることは自己投資だ。

CapsulePro3+

是非新しいもの、MEMSドライバーにチャレンジしてみよう。

 

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