イコライザーの使い方 おすすめの設定とは プリセットEQで満足できないあなたへ

イコライザー

この記事は音楽アプリなどのイコライザーの設定方法と考え方使い方のコツやポイントを理解し簡単にあなた好みの音を楽しむためのもの。

 

あなたは思ったことはないかな?万能のイコライザー設定が一つあれば便利でいいのにな。

 

残念ながらその様な、どの曲でも使えるいい音を聴かせる万能のイコライザー設定というのもは無い

 

この曲には最高のイコライザー設定でも、続く次の曲には合わなくてイマイチというものにあなたも巡り合った経験をお持ちだろう。

 

いい音を探し求めるのは満足と妥協の連続なのだ。

そしていい音にはすぐに飽きてくるのも事実。今日のいい音は明日もいい音とは限らないのだ。

 

イヤホン探しに似たイコライザーで作る音探し。

永久に続くいい音探しを始めよう。

 

前半は少々理屈くさい内容。後半に具体的な方法をレクチャーしていく。

 

正解の音とはどんな音? 誰にとって正解なのかを考えよう

レコーディング

音楽アプリなど、イコライザー機能だけあって、さあ、好きに使ってくださいと言われても何をどういじっていいのかよくわからないのが普通。

 

適当に使ってみてなんとなくいい音が鳴った。これはこれで正解でもある。

 

とは言え、ほとんどの人は本当にこれで正解なのか?と思いながら適当であったり、ネットのおすすめ設定を試している。

 

最初に言っておくとイコライザー設定に正解などはどこにもない。

私にとっての「最高の設定」はあなたにとっては「そこそこの設定」かも知れない。

 

音の好みはその日の気分によっても正解は変わってくる。

天気のようなものなのだ。

 

正しい正解は無いが、常に正解を求める姿勢でいることが自分の好みの音を手に入れるためには大事なことなのだ。

※ここで言う正解とは求めた結果得られる音のことであり、理屈の上でのセオリーを指しているわけではない。

 

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レコーディングされている音源はいけていないのか? 音を変化させる理由とは

レコーディング

そもそもアーティスト、ミュージシャンはCD音源そのままのバランスがベストの音と考えている。

 

言い換えればイコライザーをフラットの状態にしたものが最適の音と考えて世に音楽を送り出している。当たり前の話だ。

 

私たちがイコライザーで音を変化させるのは、出された料理の味付けが気に入らないからと調味料を足すのとよく似たことでもある。

 

ミュージシャンは適当に音を作っているのか?

レコーディング

音楽を聴く側があれこれ音を変えたくなるのは音が酷いから?ミュージシャンは適当に音を作っているのか?

 

当たり前であるが決してそんなことはない。

 

曲作りやレコーディングはとても時間も手間もかかる作業だ。

 

手順を少し触れておくと、アーテイストが曲作りに際しては最初はリズム系の楽器であるドラム、ベースから始まり、それに合わせてボーカルやピアノ、ギターなどをばらばらにレコーディングしていく。

 

その後、各パートをミキシングし、バランスを調整、最終的には音場や効果などを調整し1曲を完成させるのだ。この作業が1曲1曲繰り返される。

 

アーティストが汗水流して入魂してできた1曲を召し上がるのは私たちなのだ。

しかし出されたものをそのまま美味しく頂かないのが現実。

 

どうして音をチューニングしたくなるのか

レコーディング

なぜなのか。それには2つの理由がある。

 

音を変化させる理由とは

レコーディングスタジオでアーティストが聴く音と私たちが聴く音が異なる

>>環境が違う

アーティストが作成した音や音のバランスでは満足できない

>>好みが違う

 

環境が違うという点で、以下のようなテーマで音探しの迷宮に迷い込む。

 

今手元にあるオーディオ製品よりももっと音源に適したものを求める。

安いものから、高価なものへ。

低機能から、高機能へ。

原音を再現するのが素晴らしいことという発想もある。

レコーディングで得られる音楽は再現性のないサウンドとなっていることもある。

例えばボーカル本人がバックコーラスを入れているなどは、本人が同時に歌うことなど不可能なのは当然のこと。

イコライザー

色々と自分で音をこねくり回しすぎると、既にレコーディング時点の音よりも過剰に盛られた音になっている。それにも関わらず物足りなさを感じてしまっている可能性があることを振り返る必要がある。

 

好みが違うという点では、実はアーティストが作り出した音のバランスが素直には受け入れられない事実が存在する。あなたの耳を満足させられる音をアーティストが作れていない可能性があるのだ。技術的なものなのか、才能なのか、センスがずれているのか。

 

音の追求の旅にハマる人はいつしか、リアルな音の再現のその先にある架空の音にしか満足できなくなる。

 

あなたの好みの音を誰か他人がおすすめすることは、実はとても難しいこと。

耳の身体的な機能は人それぞれ異なる。趣味や趣向も人によって当然ながら異なる。

 

万能のイコライザー設定とは

チューニング

全ての曲にぴったり合ったイコライザー設定は残念ながら作れない。

 

もう少し別の言い方をすると、たった一つのイコライザー設定でどの曲にも万能なものは存在しないということ。

 

その理由は曲一つ一つが同じ作り方をされていないからだ。

 

アーティストが曲作りをする時には、楽器の種類も、チューニングも毎回変えている。

 

同じアーティストであっても、曲ごとにセッティングが異なるのに、別のアーティストや、ジャンルが変われば言わずもがなだ。

 

本当に自分に合ったイコライザー設定を究極的に求めるのならば、一曲ごとに設定を変えなければいけなくなる。

現実的にはそんな暇な人はどこにもいない。。

完璧を求める人なら暇を惜しんででもやりたい人はいるかも知れない。今のところ一曲ずつイコライザー設定を登録できるおすすめのアプリがない。

 

全ての人が満足できる設定とは

ボーカル

万人が一様に満足できる音の設定というものは残念ながら無い。

イコライザーで作り出すお気に入りのサウンドは万能薬ではない。

私の聴く曲と、あなたの聴く曲は違うはずなのは何度も言ってきた。

 

再生する機器も、音源、ファイル形式、スマホなどなど条件は異なる。

誰かのおすすめイコライザー設定と言ってもそのまま鵜呑みにはできないのだ。

 

ただ、私がいい感じと思ったおすすめするイコライザー設定は、もしかするとあなたにも当てはまる可能性もある。

そして、同じくらいにそうでない可能性もある。。

 

特殊な環境でのみでしか再現できないおすすめの設定は誰もにとってのおすすめではない可能性が高い。

 

そんなおすすめに影響されてはいけないというと、結局どうすればいいの?って感じてしまうであろう。

自分の環境に近い、自分で再現できる範囲のおすすめ設定こそ参考にできるものだ。

 

少なくともこの記事で説明するものは、できる限り簡単に再現できる範囲でのイコライザー設定を説明する。

私はロック、ポップスなどを中心に聴くことが多い。バンド形式の楽器で構成されている楽曲だ。

 

その一方でクラッシック、合唱、オペラ、ジャズ他のようなものは聴かない。

 

つまり、前者のジャンルでは私のおすすめイコライザー設定は役立つ可能性は高いということになる。

 

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目的をどうしようイコライザーを触る前に考え方をチェック

ドラム

一番確実なイコライザーの設定の考え方は、楽器に合わせたチューニング。

どの楽器の音を強調したいかという考え方。逆にどの楽器の音を控えめにするか。

楽器によって音の周波数が異なる。そこは例外もあり、他の楽器と同じ周波数であったり、微妙に重なり合ったりする。

 

プリセットの設定は実は理にかなっている

ギター

音楽を作る上での理屈を、音楽を聴く側でも同じ公式で再現しようとするのが基本的には正しいスタンス。

そのため、プリセットにはよくあるジャンルごとの設定である「ロック」、「ポップス」、「ジャズ」、「ボーカル」など構成する楽器などに着目したバランスの音が用意されている。

自前でロックにあった設定を作り上げていくと結局のところプリセットの「ロック」の設定に仕上がっていくわけだ。

自分オリジナルの設定を悩みながら作り上げて結局、好みのプリセットと変わらないのならいっそアプローチを変えてみよう。

逆らわずに、まずはプリセットの好みのジャンルを選ぶ。

そこから、少しづつチューニングをスタートしていく。

その際には一気に設定を変えないこと。

項目一つ一つで「こっちの方がいい」を積み上げていくこと。

あっちもこっちも変えると、なにか違うなと思っても一旦直前に戻るということができなくなるからだ。

最初からリセットするしかなくなる。

それもひとつのやり方ではあるが。

 

理屈では全ては説明しきれない 理屈を無視したマジックサウンドとは

マジックサウンド

これまでは定番的な音のいじり方を中心に説明してきた。

しかし、理屈を無視した設定でこれはすごいという音の設定がある。

きちんとした理屈に沿った音(ジャンル特性にあった音)は万人受けするのだが、理屈では説明できない(イコライザーの)パターンも時として素晴らしい音を生むケースがあるのだ。

 

楽器がどうとか、周波数がどうとかという理屈抜きで耳が反応する音というもの。

 

それは耳にとって気持がちいい音とも言える。人の好みによっても左右されることもある。アンバランスさが気持ちいいと感じる人もいる。

ある人には不自然な音も、別の人にとっては新鮮で素晴らしいと感じる人もいる。

適当に設定を触ってみて偶然に見つかるときもあれば、たまたまネットにあったイコライザー設定を使ってみると出会えることもある。

たった一曲にしかしっくりこないチューニングである場合もある。

それは一期一会のような音との出会いでもある。

 

おすすめのイコライザーアプリがJetaudio

Jetaudio

これまでいくつかのおすすめイヤホンなどのレビュー記事(記事の最後にリンクあり)で登場させてきたイコライザーが断トツおすすめのアプリがJetaudioだ。

 

スマートフォンの無料アプリの中にイコライザーの機能がてんこ盛りに用意されている。

 

元々はCOWONのJeteffectがスマホアプリとなったもの。Jeteffectと少し違う点はエフェクトさせる周波数と、その周波数の前後の掛かり方でナロー、ワイドなどの選択はない。

 

しかし、Jetaudioはオプションで利用できる効果などが豊富なので自前で簡単に設定を作り上げることができる。(Jeteffectは調整の自由度が高過ぎて誰かのおすすめを入れるのが早道だった)

 

他のアプリと比較すると、バンド数の多さと、音場効果、プリセット、そして何よりオプションの存在が決め手になる。

 

Jetaudioのバンド数は20あり、他のイコライザーアプリにはさらに多い30バンドのものもある。

 

バンド数は多いに越したことはないが、フルに使いこなす人はまずいない。

 

Jetaudioの素晴らしいところはプリセットをベースとして、そこから、好みの味付けをしていく使い方ができるところ。

 

Jetaudioのことはこちらの記事に詳しく書いているので読んで見てほしい。これ以外のイコライザーアプリを使う意味があるのは音以外をこだわりたい人。

音域別イコライザーセッティング

ヘッドホン

人間が耳で聞き分けられる周波数は20Hzから20KHzとされている。

その範囲の音域で、低域から高域までの間で分類分けし、かつ分類ごとの帯域で存在する楽器に着目して音を調整していくことで好みの音を手に入れていくという方法がある。

その観点で音域ごとに見ていこう。

 

超低音域

20Hzから60Hzの、人間の耳に聞こえる最も低い音。人によっては聞き取れない場合もある。ウーファーなどのスピーカーを用いないと音を発生できない場合もある。

ブーストし過ぎると音が不明瞭になったり、部屋や家自体が振動する。

楽器はベースやドラムなどでジャンルはクラブミュージックなどで効果的に使える音域。

 

チェロ

低音域

60Hzから250Hzの音。人間がはっきり聞き分けることができる音。低音が好みの人はアンプのバスノブ(ボリューム)で調整することができる。

楽器はドラム、チェロ、ファゴット、バリトンサックス、ベースギターなどが該当する範囲にある。

音楽のジャンルは上記楽器を含むもので幅広い。

 

ピアノ

 

中音域

250 Hzから1500 Hzあたりの音。人間が最も明瞭に聞き分けることができる。曲の中には中心的な存在としてこのあたりの音が位置する。

その意味では中音域の音をブーストするのは単にボリュームを上げるのにも等しいわけだ。

聞く人の耳が疲れる場合があるので過度のブーストは要注意。

楽器としては様々な楽器がこの周波数には存在する。

 

アンプ

高音域

1500Hzから6600Hzの音。人間にとっては耳障りな音に属する。甲高い音なのでブーストするのは注意しないといけない。

この音域はカットして抑えめにすることで、他の音を引き立てるなどの方が調整としてはおすすめする。

積極的にはディストーション効果を高めるなどの方向性ではありだ。

アンプのトレブルノブで調整する。

 

アウトドア

超高音域

6600Hzから20,000Hzの範囲の音。人間の耳で聞き取れる最も高い音になる。

この音域には不快な音もあり、積極的には利用しないのが一般的。

雰囲気作りや効果音的に活用するのがおすすめ。曲のメロディとしてではなく、イントロや、静かな環境音などアンビエントサウンドの中などで用いる。

水の音、風の音、楽器ではシンバルなど。

水の音

 

最後にイコライザー設定のチートシートを紹介しておこう。

イコライザー設定シート

イコライザー設定シートのPDFはこちらから入手可能→リンク

このシートを見れば周波数ごとに分布する楽器の情報が確認できる。

ターゲットとする音がどこにあるのかチェックしてイコライザーで変化させてみよう。

 

このシートに関してはこちらの記事でも触れているのでチェックしてみよう

イコライザー以外の観点で音を語ると

楽器

今回の記事では使う音源や再生する機器などの良し悪しは全く抜きで語ってきた。

 

一応少しだけ触れておくと、元々の音源が何か、オーディオフォーマットは何か、データのスペックは、、などにより音の良し悪しが変わるのはごく基本的な話だ。

 

再生する機器が何かにもよる。スピーカーや、ヘッドホン、イヤホンなどお金を掛ければ掛けるほどいい機器が手に入り、いい音が手に入れることができることになっている。

 

そんな観点で音を語ると、ほぼ世界中の限られた人しかいい音を聴いていない、聴けないということにしかならない。

誰もが貧しい音で満足しないといけないのか。

 

まとめ どんな音もやがて色褪せていき ある時また輝く

音

イヤホンやオーディオ機器の新しいものを買う理由には2つある。

 

1つは故障などで使えなくなること。

もう1つはもっといい音を聴きたいということ。

 

今の気分に合わせて心をくすぶられる音楽を求める。

 

今日も疲れた〜。

失敗した〜、落ち込むな。。

嬉しい!

こんなにも悲しい事があるんだ…

イライラするな〜

風の音

その時々に合う最高の音を求めたい。

 

今と昔、たとえば十年前とは何もかもが変化している。人間だって街の風景だって同じく変わりゆく。

もちろんそこには自分自身の変化や成長もある。

波の音

あの時と今では気持ちも違うから、同じ音楽を聴いても感じ方も異なることもある。

あの時聴いていた音楽を聴いてみる、あの時の気持ちがよみがえり懐かしい気持ちになる。

 

もう戻れない過去に新鮮さを求めることと、過去に立ち戻りもう一度あの時の気分に浸ること。

思い出とともにいつもそこには音楽があった。気持ちに寄り添う音が欲しい。

 

音楽には正解な音というものはない。

いつも最高の音を求めることこそが正解なのだ。

 

 

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