バランスボードの乗り方 これ超楽しいぞ! 初心者でも安心オフトレ
バランスボードはサーフィンを初めとするボードスポーツのオフトレに最適。
この記事はバランスボードをこれから始めたいあなたと、買ってみたけどほとんど乗れない(使っていない)あなたに向けた初心者向けの乗り方を説明するもの。
もしも、バランスボードを手に入れようかどうしようかと悩んでいるあなたに伝えよう。
この「バランスボード」は買って正解。家トレーニングとしてはとてもおすすめなのだ。
バランスボードって乗ったことのない人にとっては難しく見えるもの。怖いかも。そんな風に思うと余計に身近には感じないものになる。
ところが実際に乗ってみると結構簡単に乗れるのだ。しかも乗った瞬間から結構楽しいのだ。
乗る時間につれて上手くなるし、楽しさもアップする。運動不足のあなたには間違いなく体幹力がアップする。
バランスボードの目標はどうしよう
運動やスポーツをするには目標があった方が効率よくスキルアップに繋げられる。
あんな風になりたいという気持ちがあればモチベーションにも繋がる。
バランスボードを上手になれば、どんなことが可能になるのか。
ステップ1 バランスボードの上に安全に立つ方法
※上動画は私がお試しで撮ったバランスボードの動画。使い始めて2日ほどの頃。
まずはバランスボードの上に立つための乗り方を見ていこう。
はじめてバランスボードに乗る人にとっては最も不安なタイミング。でも心配はいらない。最初からどこか手をつかずにいきなりバランスボードに乗れる人はいないから。
安全を考えると、必ずどこか両手で体を支えることができる場所でバランスボードを行おう。
そうでないと転倒して怪我をしてしまうからとても危険だ。
万が一転倒した場合は体をぶつけたり、床にひっくり返ったりしてしまう。手をついた先に怪我をするものなどが無いことを事前に確認しておこう。
支えるものとしては、必ず両手が均等に力を掛けてどこか支えることができるのがとても重要。
片手だけ支えることができる場所も危険な場所の一つと言える。
理由としてはバランスボードは左右に不安定に動く仕組みになっているもの。
左手だけでどこか手をついて体を支えると、逆向きに右側に向かって足元がボードと共に動き出す。
逆に右手だけで手をついても左側にボードがすべっていく。
そんなわけで体を支えるときは両手が均等でないと危険なのだ。
最初のステップとしてはバランスボードの片側が地面に接地している状態から乗り込む。
初めて乗る人はおそらくバランスボードの中央の真下にローラーを置いて乗りたいはず。
それはそれで間違いではないが、慣れてくると端にローラーがある方が乗りやすいことに気付く。
両手で支えながら、そうっと両側のボードの端が平行になるように均等に体重を掛けてみよう。
均等に体重を掛けられたら、そうっと手を離してみよう。
手(腕)の動きも左右均等にするのが大切なポイント。
ステップ2 左右に揺れるバランスボードを維持する方法
バランスボードの上に乗っているときに、左の腕を上げると体が左に動く。右の腕を上げると右に体が動く。
そして、最も安定するのは両手を左右の肩の高さで床と平行にすること。
バランスを崩しそうになったときにこの方法で安定を回復することができる。
ステップ1の最後で両方の腕を均等にすると言ったのは、適当に手(腕)を動かすと、その動きに引っ張られてバランスを崩してしまうから。
慣れないうちは少し脇を開くくらいの位置を腕の定位置にしよう。
バランスボードに乗って何もしなくとも、ボードは左右にふらつくはず。
ここではあえて自分で左右に振り子のように傾けてみよう。
やり方は、両手を肩の高さで左右に開きバランスを取りながら、下半身をボードと共に動かす。
ステップ1の目標は5分、10分とバランスボードに乗っている時間をどんどん長くなるようにしていこう。
床に付かないに越したことはないが、そこはあまりこだわらず長くバランスボードに乗ることを練習しよう。
ステップ3 バランスボードの左右の端で乗る方法
意識して最初からバランスボードの端で静止できるわけではない。
バランスボードの上に乗り左右にバランスを崩すタイミングで偶然端の方に乗るときがある。
偶然端の方に行ってしまうとき、ぎりぎりの体制を維持するためにその場で踏ん張る。
これ以上端に行くと逆の端が床についてしまう。
何度かこれをやっていると、次第に自身でその体制に持っていくことができるようになる。
ステップ4 どこかに手をつかずにバランスボードに乗る方法
支えなしに足だけでバランスボードに乗る方法を解説しよう。
ふた通りやり方がある。
ひとつ目は静止状態から勢いよく、浮き上がっている側のボード端へ体重を掛けて乗り込む方法。
勢いよく乗り込むので、乗り込んだ側へ一旦振られるが、必ず逆方向にも揺り戻される(ように体も動かす)。
乗り方というよりも、乗りはじめの人は勝手にそうなってしまったりするものでもある。
このやり方のポイントは、ボードの下のローラーの位置をなるべくセンター寄りに近づけて行う。ローラーがセンターから離れすぎているときに、勢いがよすぎると不安定なので避けよう。
ふたつ目は軽く体重を掛けてボードの端を浮き上がらせる乗り方。じんわりと乗った瞬間に、片側の足でバランスを維持する動きをする。実はこちらの方がやりやすい。
このやり方のポイントは、ボードの端の方にローラーを置いて行う。ボードに乗った瞬間にステップ3のボードの端に乗ってバランスを維持する体勢になる。
ボードからの降り方
後先が逆になるが、乗ったボードからの降り方を説明しておかないといけない。
次のいずれかのパターンでボードから降りよう。
- 手で支えになるものをつかんでゆっくりボードのいずれかの端を床に落す。
- または、左右いずれかの端を床に足で体重で押すようにして着地させる。
前者の方はなんの問題もなくできるもの。
後者の方は最初は少し勇気がいるもの。片側だけに力を入れるのは、ズルっと滑ってしまうようなイメージでありちょっと怖い。
もちろん、ボードの裏面の両端にストッパーがあるかないかにもよるところはある。
ゴムのストッパーがあるとしっかりと支えになってくれる。
思い切って真下にボードを着地するようにしよう。間違っても片方向に滑らせるのではないので違いをしっかりと認識しておこう。
バランスボードのトレーニングの効果についてはこちらからチェック
ステップ5 ボード上でしゃがみ、立ち上がりスクワット
ここまでのステップを何度も繰り返していると自然にバランス間隔が身についていく。
次にチャレンジするのはバランスボード上でしゃがみ込むという動作。
注意点は必ずボードの位置がセンターにある状態でおこなうこと。
最初は中腰くらいに膝を曲げるから。
そこからは、慣れるまでは左右に腕を伸ばしてバランスをとりながらしゃがみ込んでみよう。
はじめはぐらぐらするので、しゃがみ込んだ状態でボードを着地することになる。
このときに慌てて立とうとしないこと。左右のどちらかに体ごと傾けて着地しよう。
しゃがみ込みが慣れてきたら、そのまま膝を伸ばして最初の立った姿勢に戻そう。
これでスクワットが完成となる。
何度も繰り返しスクワットできるようにチャレンジしてみよう。
ここでおまけのステップとして、しゃがみ込んだままで左右にボードを振る乗り方がある。しゃがみ込んだときに自然にぐらぐらしてそのようになるが、自分で意図して左右に動かしてみよう。
ステップ7 ボードに縦乗り
ある程度バランス感覚が養われてくると、バランスボードに乗せた足のポジションをずらすことができるようになる。
少し端にずらしたり、内側に寄せたり、つま先立ちでバランスを取ったりできてくるといよいよこのステップにチャレンジしてみよう。
足のスタンスはそのままで、足の向きを左右のどちらかに90度に回転した状態に持っていく。
これまではバランスボードの左右端に両足が位置していたが、前後の端に両足がそれぞれ位置する。
この足のポジションに持っていくと自然と前後にぐらぐらし始める。慣れない方向なので最初はすぐに横向きのポジションに足を戻そう。前後に転倒する可能性があるので要注意。
何度も縦乗りの練習を繰り返しているうちに、前後にボーを自分で意図して振ってみよう。左右のときとは異なった間隔なので楽しい。
左足が前のパターンと、逆の右足が前にある両方のパターンをマスターしよう。
ここでおまけのステップを追加すると、つま先でボードに立つというスキルだ。
これまでも既に左右のパターンで片足をつま先立ちでバランスを取る人もいたと思われる。
前後の縦乗りパターンでも片足をつま先立ちにしてみよう。
そして、次に、左右のパターンのときに両足でつま先立ちにチャレンジ。
ふくらはぎスクワットができるようになったかな。
ステップ6 さらにその先は
ステップ5 さらにその先は…
ここまでが今現在私自身ができること。
なのでこの次のステップは新たに私がマスターした時点で記事を更新していくことになる。
一応、以下のスキルをマスターしていく予定。
- ボードに対して縦に乗り前後に歩く
- ボードとローラーを平行にして乗る
- ボード上でしゃがみ込む
- ボード上で手をつき片足をボードから外す
- ボードから飛び降り、すぐに飛び乗る
- ボードを180度回転させる
もっと難易度の高いスキルをこなすにはそれなりのボードが必要になる。
こんなのがおすすめかもね。
revbalance公式ページ
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まとめ コンパクトで邪魔にならないからすぐ楽しめる
上の画像の通りバランスボードは立てれば全くスペースがいらない。部屋の隅や、隙間などに置いておくことができる。
クローゼットや押入れなどにしまっておかなず、部屋の隅に置いておけばバランスボードをやろうと思えばすぐにでもできる。
場所もあなたが思っているほどたくさん取らない。
日本では今のところ全く話題にもなっていないバランスボード。
やってみて初めてわかったのは、結構簡単で、想像以上に楽しい。
何かをきっかけにみんなバランスボードを求め出すかもしれない。
今から始めても遅くない。毎日乗るだけでどんどん新しい発見と、できることが増えていく。
まだ誰もしていないことだって、あなたにはできるかも知れない。
私もさらに練習を重ねてスキルアップしていく予定。
上手くなったら動画も更新していく予定なのでまた訪れてみてください。
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