登山の下りは怖くない 膝は筋肉でカバーできる 膝を痛めないコツとは
登山って気持ちいい。でも登山ってやってみると結構しんどいよね、登りが。
実際は圧倒的に下りで足のトラブルを起こす人が多い。。
この記事は登山の下りをどうやって克服すればいいのかをあなたに伝える内容。
登山の下りが苦手どころか、病みつきになるための準備をしていくための記事。
登山のしんどいイメージとは
山の登りの大変さは登山しない人にだって容易にわかる。駅の階段を少し登るだけであ〜疲れたってなるもんね。
登山といっても、何も1000mを超えるような高い山へ登山しなくても、よくある低い山でもかなりしんどい。
この山はビルの何階分なのか?って考えるだけで途方にくれるような、そんな高さをひたすら登り続ける。
想像するだけで降参する人だっているはず。膝が笑って、筋肉痛で歩けなくなる。
登山したことのない人は体力ないし登山なんて無理!ってなるのが自然な反応。
いつも下山のときに痛くなる
でも、実際足の不調を訴えるのは上りよりも下りの道中なんだ。
下りの場面で足のトラブルに遭遇することが多い。
登山を定期的にたしなむ人でも下山の途中、膝の痛み、くるぶしの痛み、足の指の痛みなどを感じる人は多いはず。
そういった痛みから開放されたいよね。
登山をもっと楽しいものにするには下りを征することでもある。
どうやって登山の下りを克服して、最高の下り体験を手に入れるかを紹介していくよ。
行き着く果ては登らず、下りだけの登山をしたくなるはず。
駆け足で山を下る人の膝は大丈夫なの?
登山をしていると結構な高齢の方が勢いよく登山道を下っていく姿を見かける。
私の自宅の近くに金剛山という大阪で人気NO.1の山がある。登山回数によってバッジが得られたり、記念の札を頂上の広場の掲示板に張り付けることもできる。
https://osaka-info.jp/page/mount-kongo
1,000回登山記念とかの掲示板にたくさんの名前の札がずらりと並ぶ。
365日、毎日欠かさず金剛登山をする人がいる。
日課の登山だから手早く済ませる「時短登山」というような雰囲気の下りを急ぐ高齢の登山者がいる。
どうしてそんなに下りを楽に下ることができるのか。
もちろん、用事がある人、トイレに駆け込みたい人、誰かを追いかける人、見えない何かに追いかけられている人。。などなどいるかも知れない。
下り道を急いで駆け抜け下りる理由はきっと次の理由。
下りを小走りする人の本当の理由とは
意図して下りを走る人の目的はこの2つ。
走るとものすごく時間短縮で登山ができる。
走って下りると楽で気持がちいい。
時短登山はメリットがたくさんある。
日帰りの登山の計画も、下りの時短で早々と昼過ぎには帰宅に途に就くこともできる。
休日の一日が有効に活用できる。
登りに比べると、小走りの下りは登りの時間の1/3程度ですむからね。登山の行動範囲が広がる。これまでの計画だと目指すピークは一つしか行けなかったところを、下りの時短で、ついでにもう一つ近所のピークも目指そうという発想にもつながる。
まずは体をつくろう 山の下りも平気な足腰はこうやって鍛える
体つくりを始める前に大事なことを言っておこう。
登山で下山時にいきなり駆け降りたりしないこと。もしもやってしまうとどうなるか。
ひざなどを痛めて暫く山に行けなくなってしまう。
そうならないようにするための体つくりの方法はこの2つ。
★登山して体をつくる
★自宅で体をつくる
詳しく見ていこう。
登山して体つくりをしよう
さっき、いきなり走って下山するなって書いていたのに、登山するの?
季節問わず定期的に普通に登山している人は既に準備は十分。
そうでない人、まれにしか登山しない人は、まずは普通に低い山を一度登山しておこう。
登山の下りで活躍できる体づくりなのに登山するの?って思う人も中にはいるはず。
ことさら登山しようと言っているのは、登山以上に登山向きの体づくりの方法はないということ。
ここで大事なことは、普通に足が痛くない速さで降りてくること。駆け下りない。歩いて下山する。
シーズン始めなどしばらく登山していなかった人は、まずは足が痛くならない登山を1、2回しておこう。低い山で十分。
これには足の痛みのあたりをつけておくという目的がある。
足のどの辺が痛む傾向があるのかを事前に知っておこう。
この後、よく起こる痛みを回避するトレーニングをするために軽く登山しておくんだ。
足のトレーニングにはフットフィットがある 最強のスクワットでもOK
自分の足の痛みはどこで発生するかあらかじめ理解できたかな?いつも痛むところ。
次にすることは負荷の低いトレーニング。ある程度までは楽して一気に鍛えよう。
その次にすることは、最強の負荷を掛けた足トレーニングをすること。
順に説明していくね。
フットフィットはもはや登山トレーニングの道具
足のトレーニングに効果的なものがシックスパッドフットフィット。CMでも見たことあるよね。
高齢者向けの足のトレーニングはもちろんのこと、がっつり筋トレレベルまでのトレーニングまでできてしまう。
あなたも一度使ってみたら、結構なトレーニング強度に驚くはず。
筋肉痛を引き起こすレベルまでトレーニングができる。
家の中で座っているだけで、ここまでトレーニングできる便利なものは他にはない。時短トレーニングできる。
シックスパッド・フットフィットの詳しい情報はこちらのリンクから記事へ進んでみてね。
下半身のトレーニングはこれだけで全て揃う
最強の足のトレーニング。しかも、なんと体一つでできる。
それは片足スクワット。別名ピストルスクワット。体の体幹をフルに使い、自分の自重を片足だけで支えスクワットする。
少しずつトレーニングすればあなたもできるはず。ピストルスクワットは初めてやってすぐにできるものではない。
目標としてはハイレベルだけど、試みようとする過程で他のトレーニングよりも効果的に筋肉が鍛えられていく。
中途半端に生ぬるいトレーニングするくらいなら、目標は高く持とう。もちろん無理は禁物。
詳しいピストルスクワットのやり方はこちらのリンクから記事を読んでみてね。
足の痛みを感じないシューズを履こう
山の下りを駆け降りだすと足へのダメージは結構大きい。中でも靴の中の足の部分への負担も顕著なものになる。
あなたのシューズは足にフィットしているかな。少しでも違和感のあるシューズを履いていると靴の中でもトラブルが起こりやすい。
下りの中でのシューズ、足への負担はかなりの加速感で感じる。
足に合わないシューズを履くと、この様な足のトラブルが起こりうる
★長時間下り坂を駆け降りていると、足の裏が激しくこすれて熱をもってくる。足裏の痛み、やけどや、皮膚のめくれなど。
★クッション性が悪いと、衝撃でかかとなど、足裏の痛みが起る。
★つま先が常にシューズの中の先端にぶつかり、中指の爪が割れる。
こういったことが起りにくいシューズを選ぼう。
まとめ 山を駆け降りる登山をなんと呼ぼう
体つくりができた後は一気に楽しみは広がる。
いっそトレイルランしてみる?
トレイルランと登山とやることはさほど変わらない。山を登り、そして下る。
ただしトレイルランはずっと走って登山。
登山と同じように、いや、登山以上に登りはしんどい。走って登るからね。
その代わり下りは楽。体つくりが既にできていたらね。
できれば下り坂だけの登山、トレイルランってできたらいいなあ。
そんなのび太くんみたいな望みは叶えられるよ。
別に名前になんてこだわらなくていいんだ。
時短登山?、いまいちな呼び名はきっとまだ新しいから。
あなたが決めてもいいんだ。この新しい登山のやり方をなんと呼ぼうか。
でも、みんなで登山する人はペースを合わせていこう。
時短登山は一人か二人くらいの時限定にしておこう。
新しい登山にふさわしいスタイルはあなたが決めよう。
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