BOSE QUIET COMFORT EARBUDSⅡ進化した音✕イコライザー 最強のワイヤレスイヤホン登場

QCⅡ

BOSE(ボーズ)のノイズキャンセリング・ワイヤレスイヤホンBOSE QUIET COMFORT EARBUDSⅡ(以降QCⅡ)が登場。

 

この記事では、もともと素晴らしい音を聴かせてくれるQCⅡで、さらに心地良いBOSEサウンドをどうやって楽しめるのか紹介していく内容になっている。

そう、イコライザーを使って楽しもう。

 

最初にひとこと言っておこう。このワイヤレスイヤホンは昨年、2022年に登場した中でNO.1の製品だ(個人の意見)

 

今回、ついに過去機種となった先代のBOSE QUIET COMFORT EARBUDSのデメリットである「バカでかい」、というものをここまでしっかりクリアしてきたことにまずは称賛したい。

下画像はSONY WF-1000XM4と並べたものだ。ここまで小さくなった。

比較

先代の機種QCは音はいいのだが、いかんせんサイズがアメリカンなのは、決して売りではないのは誰しも気付いていたところだろう。

 

そして先代モデルではそのデカさが気になって最初から遠慮した人も、途中で手放した人も、今回のQCⅡの進化は手放しで歓迎できるものだ。

 

小さくなり、また、それだけでなくデザインもかなり洗練されて、万人受けするカッコいいものとなっている。

モノとしての所有欲は確実に満たされることは間違いない。

 

さぁ、BOSE QUIET COMFORT EARBUDSⅡの肝心の音の方はどうなのか?…

 

詳細な説明は後回しにするとして、このQCⅡはここ最近に試したワイヤレスイヤホンの中では突出している音の出来だ。とにかく素晴らしい音。

BOSE

言葉で表すと「潤沢な音」、「思わずにやけてしまう音」、「つやのある音」、「口の中で味が沸き上がるような音」などなど人によっては感じ方は異なるが、これに満足できない人は稀なはずだ。

 

個人的な主観で評価すると以下の通りだ。

  • デザイン ★★★★★
  • サイズ  ★★★★★
  • 音質   ★★★★★
  • ノイキャン★★★★★

※後ほど難点にも触れておく。。

 

まずは音のレビューは後回しにして、先におすすめイコライザー設定を紹介していこう。

 

先代QCのレビューはこちらのリンクから✅

スポンサーリンク

BOSE QUIET COMFORT EARBUDSⅡ✕イコライザー

イコライザー

今回の記事では、前機種、先代であるBOSE QUIET COMFORT EARBUDS(Ⅱがない方)で紹介したオールマイティなイコライザー設定をベースに、少しチューニングしたものとした。

 

オールマイティな設定とはいえ、ジャンルとしては万人受けする(リスナーの多い)ROCK、POPSをターゲットとしている。

ところで、あなたが聴く曲はROCK、POPSだけだろうか?

 

そういったジャンルの中でも様々なテイストを持った曲はある。。

もはやジャンルというくくりもなんだか古い考えで、そろそろ新しい区分が現れてもいい頃合いと勝手に思っている。。

 

話をイコライザーに戻すが、Jetaudio標準で20バンドのイコライザーが付いている。

 

一概に細かく設定できるイコライザーが素晴らしいというわけではない。設定が細かいとやることが多くて面倒くさいのだ。

 

一曲づつイコライザー設定を変えて楽しむ人なんていないはずだから、大雑把に好みの傾向に合わせた設定にしておくのが一般的だ。

 

この記事では、簡単なイコライザー設定で、ちょっと変えたい時に素早く調整できる楽なものを紹介しよう。

 

スポンサーリンク

Jetaudioアプリ おすすめ設定をレビュー

jetaudio

Jetaudioは音に関しては文句を言う人が全くいないアプリ。(音が変な場合はスマホか自分の耳を疑おう)

 

繰り返すがこのアプリは音の調整に関してはベストだ。いろいろミュージック再生アプリは数あれ、結局今のところJetaudioなのだ。

 

気になるあなたはアプリのダウンロードサイトにある口コミをチェックしてみよう。

特に音に関してのコメントを見てみよう。

たまに音以外のコメントがあるが、何を求めてこのアプリを使うかの見極めが大切だ。

 

機能性は十分すぎるので欲張らないサウンド設定

このアプリには20バンドイコライザーを始めとし、音場効果や、オプションの拡張機能など、十分に機能が用意されている。

 

20バンドイコライザーを使った細かな設定も可能だが、正直面倒だ。

面倒になると、ずっと飽きるまで同じ設定で聴くことになる。。

 

オールマイティで簡単にすぐに楽しめるというコンセプトのイコライザー設定はこちら。

おすすめ設定(ROCK/POPS)

★標準イコライザー OFF

★標準ジェットオーディオ音場効果 OFF

★AM3Dオーディオエンハンサー ON

 ・ジャンル設定 ロック

 ・Z-Bass ON、数値は80

 ・Z-Treble ON、数値は70

 ・Z-Surround OFF

 ・Z-Boost OFF

★Crystalizer ON 数値はセンター

ちなみにAM3DオーディオエンハンサーCrystalizerは有料のオプション。

20バンドイコライザーで毎回設定を変えるくらいなら、安いので購入しよう。

 

上の設定は「ボーズサウンド好き」な、あなた向けの設定だ。

 

まずは素のイコライザーオフの状態から、上の設定に変えてみて、その変化を楽しんでみよう

思わず笑顔になるのを隠せないはずだ。

 

さらにもっと低音をパワーアップしたい場合

ダントツの低音

低音が好きすぎるあなたにはこのQCⅡは最高の相棒だ。

以下のチューニングを楽しんでみよう。

 

  • Z-Bassをさらに100までの間でアップ
  • Z-BoostをON

 

もちろんあなたの聴く曲に応じて微調整しよう。微調整とは少し上げたり、下げたりするという意味。

 

音に関して、最高のチューニングは、要するにあなたのちょっとしたさじ加減に委ねられるということだ。

 

BOSE QUIET COMFORT EARBUDSⅡ 最高の音をレビュー

QC2

この記事ではイコライザー設定を知りたくて検索してたどり着く人が多いので、その内容を前半に持ってきた。

 

ここからは、BOSE QUIET COMFORT EARBUDSⅡをまだ持っていない人向けの内容となる。

いよいよ詳しいレビューに移っていこう。

 

このBOSE QUIET COMFORT EARBUDSⅡ、略してQCⅡの大きな特徴、先代の特徴を引き継ぐものとして、次の2点がある。

QCⅡの特徴
  • 圧倒的なノイズキャンセリング性能
  • BOSEの特徴的な低音がパワーアップ

 

ちなみに、先代であるQCは、SONYのノイキャン機であるWF-1000XM4と比べてもノイキャン性能は上回っていた。

XM4と比較

実際のところ、これまでもノイキャン性能は他のワイヤレスイヤホンも含めBOSEのQCは最高の出来と言っても過言ではなかった。

 

そして、ワイヤレスイヤホンWF-1000XM4の後から登場した同じSONYノイキャンヘッドホンWH-1000XM5は、音では完全にイヤホンのWF-1000XM4を圧倒しているものの、静寂性ではイヤホンであるXM4が上回っていると感じた。(参考:下画像)

XM5と比較

これは、耳を覆うのか、耳の穴に栓をするのかの違いが遮音性に影響をしていることが大きな要因だ。

注意が必要なのは、イヤーピースの耳の穴へのフィット感も大きく影響すること。

他のイヤホンと大きく異なる点で、QCⅡは2種類のイヤーピースパーツが付属しており、それぞれのフィッティング(サイズ選択)を厳密にすることで、遮音性の完璧度はさらに増す。

 

BOSE QUIET COMFORT EARBUDSⅡは「SONYのイヤホン対、同じメーカーSONYのヘッドホンの対決」などとは無関係な次元でアップデートしてきている。

 

BOSEの売りである上記2点、ノイキャン性能ボーズの低音について詳しくレビューしていこう。

 

定番ベストセラーWF-1000XM4のイコライザー記事はこちら

BOSE QCⅡの圧倒的なノイズキャンセリング性能をレビュー

ノイズキャンセリング

オーディオ業界で、ノイズキャンセリングの性能の素晴らしさは過去から現在に至るまでその地位を確固として保っているBOSEボーズ社。

当然ここは一歩も譲れないポイントなのだ。

 

前機BOSE QCの夜道での後方が怖い(危険)という感覚は今回もしっかりある。

容赦なく音をカットしてくれる。

 

求める機能を実現できないメーカーの言い訳はBOSEには不要なのだ。

 

BOSE QUIET COMFORT EARBUDSⅡは家の中でテレビの電源がオンになり、盛大に音が鳴っていても全く音が聞こえない。

 

音楽を鳴らさないと「シーン」という耳鳴りしか聞こえない。

 

これはダントツのノイズキャンセリング性能だ。夜の歩行は本当に車に注意しよう。(いや、むしろノイキャンを使うと危険だ)

 

BOSEの特徴的な低音をレビュー 最高にパワーアップ

波の音

もう一つBOSEでは他社を圧倒するポイントとして低音がある。

 

ブランドイメージとしても、BOSEサウンド=「低音」分厚いブースト感というものがある。

 

前機のQCに比べるとBOSE QUIET COMFORT EARBUDSⅡが不安なのは、『サイズが小さくなったことにより低音が犠牲になってしまっていないか』ということ。

 

結論を言っておこう、全く心配の無い素晴らしい低音だ。

BOSE

低音はBOSEの牙城だ。

 

低音好きなあなたなら、このBOSE QUIET COMFORT EARBUDSⅡを選んで後悔はない。

 

このBOSE QUIET COMFORT EARBUDSⅡは低音が得意であるが、音域全般としてもかなり音がタフだ。

 

どういう事かと言うと、少々イコライザーで過剰な設定をしたところでノイズにならず、難なく追随してくる。

 

ここまで、QCⅡでいろいろイコライザーをいじってみたが、このイヤホンの限界として「ここまでか」という感覚には未だたどり着かない。

 

なかなか凄いイヤホンだ。このタイミングでこういうものに出会えるとは思ってもいなかった。

QCⅡ

次のQCⅢが登場するまでは、このBOSE QUIET COMFORT EARBUDSⅡ以外にあれこれ悩む無駄な時間を省こう。

 

早くBOSE QUIET COMFORT EARBUDSⅡを選ぶことはトータルでコスパを良くする点では大きく貢献する。

 

失った時間は取り返せないことを忘れてはいけない。早く結論にたどり着こう。

 

BOSEファンなら

BOSE QUIET COMFORT EARBUDSⅡのデメリットとは

デメリット

「いい音で音楽を楽しむこと」に関しては、正直デメリットが見当たらないBOSE QUIET COMFORT EARBUDSⅡなのだが、主に音とは関係ないところで、敢えて挙げてみよう。

 

それは、以下のポイント。

 

  • 低音好きではない人にはこのイヤホンのメリットが理解できない
  • イヤホン本体は進化したが充電ケースは相変わらずデカい
  • アプリがそっけなく不親切

 

低音が厚い! 厚すぎる

楽器

このイヤホン、低音がかなり分厚いのだ。低音はこのイヤホンのメリットの部分であるが、それほど低音好きでない人は引いてしまう可能性もある。それほどの分厚い低音。

楽器でいうと、やけに目立つのがベースギターのサウンド

ドラムではバスドラの音も十分に迫力はあり、単発のサウンドにはまだキレがある。

しかし、ベースはイコライザーでミュートしない限り、ブーンと長く、尾を引くしつこいサウンドなのだ。

 

そこがこのイヤホンを好きになれるかどうか、好き嫌いの分かれるポイントなのだ。

もちろんベース控えめの曲なら問題はない。

 

充電ケースが存在感あり過ぎ

今回のQCⅡでは、BOSEはでかいというイメージを覆したのであるが、イヤホン本体、バッズに関しての話だ。

特に充電ケースのサイズはまだまだ大きい部類に入る。ここはBOSEの譲れない意地なのか?

充電ケース

そして、この充電ケースのもう一つの弱点は縦置きにできないことだ。

 

更にケースの難をいうと、ブルートゥース接続時の操作ボタンが裏側にあり、一見わからない。(これは設定時のみ使うボタンだから、後からは使わないので良いのだが)

 

アプリはもはやなくてもいいかも

そして標準アプリが親切ではない。(22年時点)

アプリに付属のイコライザー機能もなかなかな大雑把感だ(下画像)。

イコライザー

上画像がBOSE MUSICアプリの標準イコライザーであるが、4つの選択肢しか選べない

 

低音が好きなのか?そうでないのか?

 

その観点でチューニングを選んでくれと言わんばかりのメニュー構成なのだ。

それだけイヤホン本体の音に対する自信の表れと言っても間違いではない。

 

BOSE QUIET COMFORT EARBUDSⅡ外見(見た目)をレビュー

BOSE QCⅡ

この新型のBOSE QUIET COMFORT EARBUDSⅡの見た目は、傾向としてはカッコいいもの好きなあなたには心くすぐられるデザインだ。

 

かわいい系とはちょっと違う。全くかわいくないかというと、そこまでは言い過ぎかもしれない。

 

質感は先代QCとよく似ている。指でタッチする外側の部分はさらさら系ではあるが、本体の耳側はツルツル系だ。

 

そのためケースからの出し入れは繊細さが求められる。(指先が不器用だとイライラするかも)

 

モノとして持っていることだけで満足が得られる、そんなクオリティを持っているBOSE QUIET COMFORT EARBUDSⅡ

 

BOSEの大きなロゴはそれだけで所有欲が満たされるはずだ。

ケース

充電ケースは先代のBOSE QUIET COMFORT EARBUDS(Ⅱが無い)と比べると随分コンパクトになったがまだまだ改良の余地はあるはずだ。今後に期待したい。

 

まとめ 低音好きのための新しい2年が始まった

ボーズ

最高のノイズキャンセリングを手にしたい人にはこのBOSE QUIET COMFORT EARBUDSⅡしかない。

 

最近の他社のノイキャンワイヤレスイヤホンには様々な新しい機能を盛り込んでいるものもある。

 

最近のイヤホンには、そんなの誰が使うの?だれ得なの?、と言いたくなる最新機能がたくさんある。

 

しっかり最高の音を聴かせてくれるなら、他のどうでもいい機能は要らない。

そこを目指しているのがこのイヤホンだ。(もちろん私見だ)

 

このBOSE QUIET COMFORT EARBUDSⅡは間違いなく売れるワイヤレスイヤホン。

 

ワイヤレスイヤホンは、今はもう数限りなく選択肢がある。

お買い得で「それなり」ないいものを探すのもあなたの自由。

あれこれ探すことに楽しみがある人を否定することはしない。

もしそうでないなら、さっさとゴールに向かうことをおすすめする。

ボーズ

ワイヤレスイヤホンなどオーディオ製品は、いいものを手にしてみると、さらにもっと上位のものを手に入れたくなる。

 

頂点の音を目指すなら最短で目指してみよう。

 

回り道に楽しみがないのなら。

 

このBOSE QUIET COMFORT EARBUDSⅡを手に入れれば向こう2年は他のノイズキャンセリングワイヤレスイヤホンは気にならなくなるはずだ。

 

このイヤホンを好きになったあなたが次に検討するのはBOSE QUIET COMFORT EARBUDSだけだ。

 

最新で最高の音

 

 

音楽に関する関連記事はこちらから

 

人気記事
スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事