Carver カーバー Truckトラックの調整のしかた 今すぐチューニング
この記事ではカーバーのフロントトラックの調整方法を説明します。あなた好みのカーバーにする方法がこの記事でしっかりわかるはず。
トラックのチューニングってとても簡単。誰でもできるから是非やってみよう。
カーバーのトラックはフロントが可動する仕組みになっている。この仕組みのおかげでボードをカービングさせながら前進させることができる。
実はフロントトラックは誰にでも簡単に調整することができる。むしろ積極的に調整をするべきなんだ。
あまり無茶な調整をすると壊れてしまうかもだけど、ナットを緩めることでトラックを動きやすくしたり、固く締めることでトラックを動きにくくすることが可能。
トラックの動かしやすさで、体の動かし具合も変わってくる。
最初から買ってきた状態のままでずっとカーバーを使ってきたあなたはもっと楽しめるチャンスかも。
これまで買ってきてそのままのカーバーを自分の体格や体力に合わせてチューニングしてみよう。
こんなに乗りやすくなったってなるかもね。
チューニングに必要なものとは
トラックを調整する時に最低限必要なものはパイプレンチ。カーバー専用の工具には六角レンチも内蔵されている(下画像)。
トラックを調整するしないにかかわらず、スケートボードをする上でこの工具は必ず持っておこう。必需品だよ。
カーバーを含めてスケボーはボルトとナットを使ってパーツを組み上げて作られている。
カーバーを使っていると自然にボルトやナットは徐々に緩むものだから定期的に締め直す必要がある。
突然パーツが分解してしまったら転倒などして怪我をする可能性もある。とても危険だからね。
C7トラックの調整方法
C7トラックのチューニング方法を説明していくよ。
C7トラックの仕組みは下の画像のような感じ。結構特殊な構造をしているよね。
C7トラックには可動する軸が2つ存在する。
赤丸がそれぞれ2つの可動軸。手前側の赤丸がピボット軸。このピボットボルトは常に固く締めておく必要がある。
ピボットボルトは緩みが無くしっかり締まっているかをチェックしておこう。
このピボットボルトの可動性を調整するものとして、実は最初からチューニング用のボルトが用意されている。
それが「SPRING BOLT(スプリングボルト)」(下画像)なんだ。場所はC7トラックの後ろ側にある。
スプリングボルトを締めたり緩めたりすることで「PIVOT BOLT(ピボットボルト)」で構成されるピボット軸の動きやすさが変わる。
何度も言うけどピボットボルトは緩めないように。
ハンガー側のキングピンはCX4、C5も共通の仕組み。(下画像)
「KING PIN(キングピン)」上部の「LOCK NUT(ロックナット)」を締めたり緩めたりすることでキングピン軸の動きやすさが変わる。
基本は固く締めておく。違ったフィールを求めたいあなたは毎回使用するたびに締まり具合をチェックしておこう。
ナットの脱落はトラックが壊れたり、怪我にもつながるので。
サーフスケートSwelltechをレビュー。Yowよりも柔らかいトラック、楽しさはダントツに高くておすすめ。チェックしてみよう。
CX4トラック、C5トラックの調整方法
CX4トラックとC5トラックの調整のしかたは簡単。どちらも同じ構造なのでやり方は同じ。
赤丸のキングピンのナットを締めるのか緩めるのかでトラックの動き易さが変わる。
こちらは簡単だよね。
とは言え、C7ほどにトラックが動かないのがCX、C5の特徴だからあまり調整の幅は大きくない。
緩めすぎると使っているうちにナットが脱落する恐れがあるので注意が必要。
緩めた、トラックの動きが柔らかいカーバーが好きな人は使用する前には必ずチェックしておこう。
頻繁に調整する人はチェックも毎回しておこう。CXタイプは緩めて使った後は必ずしっかり締め直すようにしよう。
サーフスケート「YOW」はトラックが柔らかい。乗りやすいからカーバー経験者には超楽しい。詳しい内容はこちらのリンクからチェックしてみてね。
まとめ Carver カーバーの Truckトラックは定期的にメンテナンスしよう
トラックは定期的にメンテナンスしておこう。
買ってから一度もボルトやナットを締めなおした記憶が無い人は特にデッキとトラックを固定しているボルトを必ずチェックしよう。
こんなことを言う私も実はある時までボルトを締めなおしたことが全く無かった。
トラックの調整をしたついでに締めてみると、結構ゆるゆるになっていて焦った。
こんな状態に気づかずにずっと乗っていたとは・・・
放っておくと壊れたり、怪我だってするので注意が必要。
ウィール側のボルトもついでにチェックしておこう。ウィールが左右にガタつかない程度に締めておく。
四輪が同じ程度に回転するようにしておこう。
パーツ交換は少し注意が必要
メンテナンスができるようになると今度はパーツ交換をやってみたくなるはず。
ウィールとブッシュを交換すると乗り心地が変化するから新鮮でおすすめ。コストも安い。
ウィールのサイズの場合は経の大きさを大きいものに変えると路面での動かしやすさ(転がりやすさ)ががらっと変わるからね。
ウィールの硬さを変えると求めるライディングのスタイルが変わる。
fa-check-squareウィール交換時の注意点はこの2つ
★大きなウィールから、小さなウィールに交換する場合、荒れた路面では乗りにくくなるので注意が必要。
★逆に小さなウィールから、大きなウィールに交換する場合ウィールバイトを起こす可能性が高くなるので注意が必要。
カーバー用のパーツだけでなく、様々なサーフスケート、スケボー用のパーツを使ってあなただけのカーバーに仕上げてみよう。
きっとまだ誰も知らない最高の組合せで、最高に乗りやすくて楽しめるカーバーで極めてみよう。
サーフスケートのウィールについて詳しく書いた記事は下のバナーリンクからチェックしてみよう。ウィールと地面との相性は結構盲点だから思い切って交換してみるのみいいかもね。
カーバーを持っている人のうち約1割がYOWも持っているって知ってた?より簡単にサーフィンを体験できるYOWもチェックしてみよう。
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