サーフスケート ウィールの選び方 カーバーのウィールを交換してみよう

ウィールを交換

 

サーフスケート カーバーなどのサーフスケートのウィールの選び方を解説するのがこの記事の目的。

 

一つ質問。

あなたは普段どこでサーフスケートを楽しんでいるかな?

あなたのサーフスケートはどんなレベルかな?目指すレベルは?

 

あなたにあったウィールを選ぶことで、あなたの普段のサーフスケートがレベルアップする。どんな観点でウィールを変えるのがおすすめなのかしっかりと検証していくよ。

ウィール

カーバーに限らずどのサーフスケートでも共通する話なのでいろいろなボードで実際に試してみよう。

 

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ウィールを変えるとどうなるの

ウィール

ウィールを変えるとどうなるのか。あなたのサーフスケートがレベルアップする場合もあれば、ダメになる場合もある。

 

ウィールってトラックやデッキに比べると割と地味な存在。でも実は見落としがちな重要なポイントでもある。

 

ウィールを変えるとどんな変化が起こるか。ウィールのサイズと、路面との関係などを中心に紐解いていくよ。

 

カーバーのウィールは画像などでの見た目ではあまり違いが感じにくい。

画像だとぱっと見はどっちも同じにしか見えないよね。

 

ウィールと路面の相性が悪いと

地面

 

例えば荒れたでこぼこのあるアスファルトの上で小さくて硬いウィールのサーフスケートを乗るとどうなるか。

 

サーフスケートに普通の小さなスケボー用のウィールを取り付けた状態を想像してみよう。

 

小さくて硬いウィールは地面の小石やゴミ、細かな路面のヒビ、僅かな段差にもシビアに反応する。

 

ウィールがほんの小さな障害に容易に引っ掛かかり減速したり、乗り越えられなかったり、辛うじて乗り上げるように越えたとしても衝撃をもろに受けて体のバランスが崩れるような状況にもなりうる。

 

ボードをプッシュするも、地面のちょっとした障害物に過剰に反応するので転がりにくさからすぐに止まってしまう。

 

こんなサーフスケートは辛くて面白みに欠けるから、全く楽しくないのは想像できるよね。

ウィールと路面はマッチさせないとあなたのサーフスケートのスキルは最大限発揮できないんだ。

具体的にウィールの違いを見ていこう。

 

サーフスケートの持ち歩きに困ったことはないかな?そんなあなたはこちらの記事をチェックしておこう。

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サーフスケートのウィールの違いとは

ウィール

 

ウィールにはどんな違いがあるのかを検証していこう。

 

サーフスケートのウィールの特徴には主に次の2つのポイントがある。

 

大きさ

固さ

 

大きさとはウィールのサイズのことで、直径と幅の異なるものが存在する。

カーバーの場合は80mmから69mm程度の直径のものが販売されている。

 

固さとはウィールの素材のゴムの硬さの違いを数値で表す。

スケートボードのウィールの固さは、75A〜101Aという範囲の単位で表される。

 

最もソフトなウィールは75Aで、最もハードなウィールは101Aと表す。

カーバーの場合は78Aから90Aのものが販売されている。

※今回は触れないが接地面の広さという要素もある。

 

ソフトなウィールとは

ウィール

 

ソフトなウィールにはこのような特徴がある。

 

ソフトなウイールの特徴
  • グリップが強い
  • 衝撃吸収性が高い
  • スピードは遅い(転がりにくい)
  • ウィールの消耗は早い(使い方と使う路面にもよる)

 

グリップが強いとは、ウィールの素材であるゴムの粘度が高く柔らかいということを意味する。

ゴムが柔らかいと粘り強くなる性質があるので路面に強く張り付くようになる。

 

衝撃吸収性が高いとは、ウィールの柔らかさのおかげで少々の溝や、小さな石やごみなどもわずかなゴムの変形で乗り越えることができる。

 

スピードが遅い(転がりにくい)とは、ウィールの粘り気が強いために路面との間で転がり抵抗が強くなることを意味する。

 

ウィールの消耗は早い(使い方と使う路面にもよる)。これは素材の柔らかさを指しているのであるが、実際はハードなものとさして変わらない。

使い方や、使う場所に左右されるので一概には言えないポイント。

 

ハードなウィールとは

ハードなウィールとはこのような特徴がある。

 

ハードなウイールの特徴
  • グリップが弱い
  • 衝撃吸収性が低い
  • スピードは速い(転がりやすい)
  • ウィールの消耗は遅い(使い方と使う路面にもよる)

 

グリップが弱いとは、ウィールの素材であるゴムの粘度が低く硬いということを意味する。

ゴムが硬いと路面上では滑りやすくなる。

 

衝撃吸収性が低いとは、ウィールの硬さのせいで少々の溝や、小さな石やごみなども敏感に反応し引っ掛かる性質があるということ。

 

スピードが速い(転がりやすい)とは、ウィールのグリップ、ゴムの粘り気が弱いために路面との間で転がり抵抗が小さくなることを意味する。

 

ウィールの消耗は遅い。これは素材の硬さから、消耗しにくいということであるが、実際はソフトなものとさして変わらない。

使い方や、使う場所に左右されるので一概には言えないポイント。

 

スケシュー履くとサーフスケートがワンランクアップする。スケートボードシューズがおすすめの理由はこちらの記事をチェックしてみよう。

ウィールと路面との相性って?

地面との相性

 

あなたはいつもどこでサーフスケートをしているかな?

 

同じサーフスケートのボードを使っても使う場所によっては乗り心地やスキルに至るまで大きく感覚が異なる。

 

ウィールと路面との相性がピッタリだと、あなたの能力を最大限引き出せるのでサーフスケートの楽しさもマックスになる。

 

路面

 

一度チェックしてみよう。相性がちぐはぐなために折角の機会を失っていて損をしているかも。

 

ウィールと路面との相性

地面との相性

 

路面とウィールには相性がある。

サーフスケートに適した路面にはこの様なタイプがある。

路面・地面の特徴
  • パーク(コンクリート、鉄)
  • コンクリート
  • アスファルト
  • タイル
  • 石畳 他

 

パークはスケボーパークのこと。サーフスケートするには最も適した場所。

きちんとパークの管理者がいて常に整備されているところもあれば、公園全体の管理者がいるのみのところなどに分けられる。

後者の場合は埃や砂、枯れ葉などが路面にあるので少々注意が必要。

施設によってコンクリート、金属、木材などの路面がある。

パークとウィールとの相性では、次のように割合小さなウィールでも難なく乗りやすい。

もともと普通のスケボーに最適化された施設だからね。

 

推奨ウィールサイズ:大、小ともにOK

推奨ウィール粘 度:どのタイプでもOK

 

コンクリートタイル

 

コンクリートは公園などにあるコンクリートの路面。ゴミも何もない状態であれば言うことなし。

どのタイプのウィールも性能を発揮できる。

定期的に清掃されていないと砂などで滑りやすい。

 

推奨ウィールサイズ:大、小ともにOK

推奨ウィール粘 度:どのタイプでもOK

 

きれいなアスファルト

 

アスファルトは一般の公道や、私道、施設など最も身近にある路面。

広く一般人が利用する目的であるので、原則歩行者のいないタイミングのみとなる。(法令などで禁止されている場合はそれに従う)

公園などにもあるが、スケボー利用が禁止事項に指定されていないか十分に注意しよう。

コンクリートと共にサーフスケートのウィールとは相性が抜群。

アスファルトも意外と種類や状態に違いがある。特に劣化したアスファルトは全く遊べない。

 

推奨ウィールサイズ:大、小ともにOK

推奨ウィール粘 度:どのタイプでもOK

 

 

アスファルト

劣化した荒れた状態のアスファルトはまた話が異なる。小さなウィールではなかなか前に進まない。この場合、サイズの大きいウィールを選択しよう。

推奨ウィールサイズ:大

推奨ウィール粘 度:柔らかい

 

ブロック

 

タイル、ブロックなどの路面は公的、私的な施設の周辺にあることが多いので原則はサーフスケート使用には要注意な場所。

種類が豊富にあるので一律の評価はできないが、サーフスケートとの相性は良い。

 

路面

 

石畳 他

石畳とは小石が固められたタイルであることが一般的。表面は滑りやすい状態なので大き目で柔らかいウィールが相性がいい。

他にも陸上競技場のトラック、テニスコート、などがある。

 

 

相性が悪いというか、絶対に避けるべきは「濡れた路面」。

怪我すると危険なだけでなく、サーフスケートボード自体にも損傷や劣化など悪影響を与えてしまうからね。

 

どうやって理想の練習場所を見つけたらいいのか?憧れの理想のサーフスケートスポットってどんなところがあるの?いつかは行きたい動画で観るような場所まで載せた記事は下のバナーリンクから記事をチェックしてみよう。

ウィール交換時の注意点

ウィール交換

 

ウィール交換時には注意点がある。

 

ウィールバイトに注意

直径のサイズが変わるときは、ウィールバイトに注意が必要。

ウィールバイトとは、ウィールとデッキの裏側が接触することにより摩擦でブレーキがかかってしまう現象のこと。

 

急ブレーキの様な状態になるので危険なのと、デッキがウィールとの摩擦でペイントされている部分が消しゴムで消されたようになる。

 

特にウィールのサイズを小さいものから大きなものに変更した時は注意が必要。

ウィールと、デッキの裏側との距離が近くなるから。

 

ライザーパッドを交換しよう

ライザーパッドとボルト

デッキとウィールをある程度の距離を保つためにはライザーパッドも交換や追加が必要。

ライザーパッドは厚みの違うものにするか、複数枚重ねるようにする。

 

もう一つの注意点はライザーパッドの厚みに合わせてボルトも変えなくてはいけない。

厚みが増えるとボルトの長さが足りなくなる。ライザーパッドと共に事前に用意しておこう。

 

カーバーのウィールサイズ早見表

現在カーバーで販売されているウィールを縦軸は硬さ、横軸はサイズでまとめた一覧がこちら。

ウィールのサイズ比較表

90Aが最も硬いウィールで、78Aが最も柔らかいウィール。

サイズ(直径は)は数値の通り。

さらに69mmは「Concave」(コンケーブ)タイプとなっており、ウィールの中央付近がへこんだ形状となっている。逆に言うと、ウィールの端が若干高くなっている。

このコンケーブタイプはより路面への粘りが強い。

 

表の中だけでウィールは7種類も存在している。

あなたが今お持ちのカーバーのウィールはどれかな?

表で比較して距離が離れた位置にあるウィールほど、今のフィーリングとは異なるものになる。

 

ウィールブッシュを交換してみた!ここまで乗りやすくなる、カスタムカーバーに関する記事をチェックしておこう

まとめ 今持っているカーバーが生まれ変わる

カーバーとウィール

 

サーフスケートする場所に応じてウィールを換えてみよう。と言うのはあまり現実的ではないかもね。

 

いろいろなところでサーフスケートを楽しむ人が都度都度ウィールを換えるのは超面倒くさい。4つのウィールのナットを外してもう一度取り付けるのは結構な作業だからね。

 

あなたが主にサーフスケートする場所を中心に、その場所に最も適したウィールに換えてみることで楽しみがアップする。

 

ウィールはサーフスケートのパーツの中では割合安価なものなので試しで交換してみよう。

 

新しいカーバー買うよりも安くてすむよ。

 

おすすめの買い替えのパターンは今と真逆のものを選ぶのが楽しいかもね。

 

ウィール

別のサーフスケートのウィールを使ってみるのもいいかもね。

 

SEISMICウィールはこちらの記事からチェックしてみよう。入手方法も書いてるよ。

 

【楽天市場】CARVERのウィールは楽天市場でチェックしておこう。ポイントが使えると結構お得にゲットできるからすぐに交換にして楽しめる。

 

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