オンラインマラソンとは つまらないの? どんなオンラインマラソンがおすすめか
この記事はオンラインマラソンとは何なの?つまらないの?を考えてみる記事。
オンラインマラソンは家の中のネットでするの?と勘違いしたり、一人でするの?だからつまらない?などと単純に勘違いなどしていないかな。
オンラインマラソンと一言でいってもタイプは様々ある。何が良くて何が本当につまらないのか。中にはつまらないオンラインマラソンもあるのは事実。
そして、ついでにオンラインマラソンをすることでダイエットできるのか?に対する検証もしてみよう。
走って痩せようと頑張っている人は多い。個人的には、マラソンやジョギングなどで少々走るくらいでは痩せないと思っていた。
では、がっつりと本気で走ったらどれだけ痩せるのか自身で検証してみた。
今回16日間で350kmの距離を走ってみた。350kmは結果的に達成した距離であり、当初から別に目標にしていたわけではない。
目的はダイエットではなく走行距離を争うイベントでどれだけ上位になれるか。
そのついでに、たくさん走ることでダイエットできるのかどうかということを検証してみたのがこの記事。
結論から言うとどれだけたくさん走っても痩せなかった。ビフォーアフターではほぼ体重に変動は無し。
この結果には実は理由がある。
意図的に食事の内容を変えたから。
痩せるか痩せないかは食べるもので左右される。どういうことか、詳しく見ていこう。
オンラインマラソンとは ネットでマラソンはつまらない??
オンラインマラソンとはネットを通じてマラソン大会を実施するもの。
ネットでマラソンなんてつまらない?
オンラインマラソンは家の中でネットを見ながらマラソンするものではないのだ。
実際のイベント名でオンラインマラソンが募集されるケースが多いが、実際のマラソンコースを走るケースとそうでないものがある。
前者は好きなタイミングに実際のマラソンコースを走り、後者は各自がお住まいの地域で、オンラインマラソン期間中にマラソンの距離を走るというもの。他にも独特のルールを採用するものもある。
https://www.sportsentry.ne.jp/events/online
私の参加したオンラインマラソンの場合、今年の梅雨の合間にイベントに参加した。
このオンラインマラソンの特徴は開催期間中の走った距離の長さを競うというもの。
イベント期間中、スマートウォッチなどのGPS機能などから得られた毎日の走行距離をスマホアプリなどで管理し、エビデンスとなる距離の画像と距離をアップロードする。
サイトには参加者の日毎のランキングが表示される。順位がわかるので毎日のオンラインマラソンを継続するモチベーションアップに繋がるわけだ。
あなたも同じようなイベントがあれば参加してみるのをおすすめする。
走る理由が「健康になるから」という弱い動機よりももっとマシな目標=「ランキングの上位になりたい」になるだけで継続する力はさらに大きくなるから。
イベント開始日からオンラインマラソン漬けの毎日に
オンラインマラソンが始まったらとにかく走ることを最優先にする生活が始まった。
土日の休日はもちろんしっかり走る。ここはいつも通り。それでは走る距離が足りないので平日もいかにして走る時間を捻出するかを考えた。
そして、結論としてこのように決めた。
- 早朝 5〜10km
- お昼 2〜4km
- 夕方〜夜 5〜10km
★平日は平均20kmを目標とすることにした。
普通に会社勤めではなかなか難しい距離だ。
ちょうど在宅ワークを週3日以上のペースでしていたこともあり、十分に時間は捻出することができた。
朝は4時起き。その代わり、就寝も前倒し。22時台には寝ることにした。
毎日の目標をセットすると、後は達成するまでの日々をこなす。
目標達成にはコツがあるのだ。
このあと詳しく説明していこう。
厚底がしっくりこないあなたにアディダスの薄底がおすすめ
スマートウォッチは最高のパートナー 毎日長距離を走るコツとは
オンラインマラソンで成果を上げるには便利なものを利用しない手はない。マラソンしているほとんどの人はGPS機能のついたスマートウォッチを使っているのだ。
最近のスマートウォッチは様々な体のデータを収集する機能があり、着けているだけで意識はイヤでも健康に向く。
オススメスのマートウォッチ(バンド)は下のリンクから記事をチェックしてみよう。
今回、スマートウォッチの特別な機能ではなく、ランニングの機能についている、キロごとの通知がとても役にたった。
どのスマートウォッチでも同じ機能があるかは不明だけどね。
その機能というのは1キロごとに掛かった時間(=分)が表示されるもの。その1キロのタイミングでバイブ機能で通知をしてくれる。これがとても役に立つ。
それのどこが?普通やんって思ったかな。
私が利用したオススメスマートウォッチのレビュー記事はこちら
スタートからの距離や時間がわかる スキマの時間にどこまで行こうか
スマートウォッチを使うことで自宅などスタート地点から1キロの地点がどこかがわかるようになる。
2キロ目の地点がどこか、3キロ、、とそれぞれの距離ごとの場所のイメージができるようになる。
あちこち走っていると、自宅から1キロの地点、2キロの地点、、などのストックがたくさんできてくるわけなんだ。
あなたは1キロを約7分で走るとする。15分あれば2キロ走れるわけだよね。
ここまでは当たり前の話で、先程の場所のイメージがあれば「あそこ」まで行けば往復2キロというのが鮮明になる。
どれだけ疲れるのか、らくらく走れるのかまでイメージできるようになる。
マラソンって実は登山??の走り方
走る場所のイメージ、言い換えれば折り返すポイントのイメージができればマラソンは登山と同じことだということに気付いた。
山に登ると必ず山を降りる。
マラソンで折り返すポイントは登山でたとえると頂上。
登山というと目的地が頂上=ゴールのイメージであるが、実際には頂上はただの半分の地点。だが不思議と頂上まで辿り着ければ目的は達成した気持ちになる。
マラソンだって同じ気持ちで行ければいつもより気持ち的に楽になれる。
往路を頑張りきれれば復路はオマケとまでは言いすぎだが、必ず付いてくるものだからね。
2キロ走りたい時は、1キロ地点で折り返せば2キロ。気持ちは1キロ先に向かうことだけでよし。必ず帰りも同じ距離を走ることになるからね。
さらに「ただの10kmくらいのところ」じゃなくて、山でいう頂上に代わる目的地をたくさん作ろう。
場所のイメージがたくさんできればぐんぐん走行距離は伸びるはず。
距離よりも"場所"の方が走りやすい
とっておきの走るコツ、考え方を披露しよう。
あなたが目標を1日5km走ると決めたとする。
5kmの地点をイメージしてそこに向かうのではなく、2.5kmの地点までのイメージですむことは先程説明した。
目標5kmを走るには分割して走るというパターンもある。
例えば3つに分けると、2km+2km+1km。
2kmは1kmの場所、どこが1kmかわかっている場所に行くことをイメージすればオーケー。
1km走らないといけないということよりも、あの場所(1km)まで行こうと思うことの方がハードルは低くなる。
あそこまでで1kmの距離があるんだ、結構近いと思ってたのにそんなに離れてたんだ…という場所が1km。
そこまで行けば1km。当然帰ってくれば2km。
この「あの場所」のイメージのストックをたくさん作ろう。
2022年は400kmを達成、痩せるランニングには食事が大事
長距離を走り続けるオンラインマラソン攻略法とは
長距離を競うオンラインマラソンのケースの攻略法を紹介しよう。
今回350kmを2週間とちょっとで走りきったわけだが、体重のビフォーアフターはほぼ変わらずだった。
一見すると走っても痩せないということを証明したことになる。
このことを鵜呑みにすると、表面的な理解に過ぎない。
走り続けるための工夫をしたから毎日走れた。その工夫は痩せるのとは逆の工夫だ。
毎日20km程度を走るために必要なもの
走り続けることに必要なものとは、それはエネルギー。つまり食べ物のこと。
今回のオンラインマラソンの期間中は意識していつもよりも食べる量を増やすことにした。
さらに、疲労回復のために過度に糖分やプロテインなど普段よりも必要以上に取り込んだ。食欲のままに暴飲暴食気味をやってみたわけだ。
それにもかかわらず体重はキープ。
つまりこのことは、今回エネルギーを過度に摂取しなければ、痩せていたかもしれないとも言える。
毎日のエネルギーをしっかり取らないと継続して走れなくなる。食べものをセーブしていたら350kmも走れなかった可能性もある。
走り終わった足は必ずクールダウン
疲労回復には入浴は欠かせない。入浴の効果は高い。ただし温めた足は必ずクールダウンさせないといけない。
それなら、お風呂に入らずにシャワーだけがいいんじゃないの?って思うかも知れないよね。
お風呂の疲労回復力は侮れない。炎症を起こしている場合は別だけど、一旦温めて血行を良くしておくのは足の回復には欠かせない。
そして、入浴の最後に必ず水シャワーでクールダウンさせる。
これを毎日しておくと翌日も同じように走り続けることができる足を維持できる。
靴はどんなものが良いのか
走る距離が伸びれば伸びるほど靴の厚さが意味を増してくる。靴底の数ミリ単位の薄さが足の疲れを左右するのだ。
今回3種類のランニングシューズを履いたが、9割以上で最も底の薄いものを選んで走った。
これはあなたの走り方やフォーム、走る場所にも関係する部分であるので、あくまで私の場合の話として説明してみよう。
わずかな差の積み重ねが大きな差に
靴底が厚いとその分足を多めに宙に浮かせないといけない。
超長距離(100km超)の場合は特に歩数分の回数、薄い靴底と厚い靴底のわずかな差の数ミリが積み上がっていく。
ほんの少しの高さ、わずか数ミリ分の足の上げる量が増えることで足の疲れが増す。
このことに気付いたのは、たまたま厚めの靴底のランニングシューズを履いたとき。
履いて走ってすぐに違いがわかった。それは、やけに靴底が地面をこすることが多かったから。
今日はやけに摺り足になってしまうな、ふと足元を見ると厚底のシューズ。。
あなたの走るスピード、フォーム、場所(登り下り)、路面(舗装路、砂地)に左右されるポイントなので参考程度にね。
雨の日も走ろう
雨の日はランニングはお休みの日?
そんなことはないよね。防水ジャケットや、かっぱを着て走ろう。
雨の日を走ってみると以外に楽しい。
夏場だと涼しいシャワーの中を走っている感覚のときもある。
そして何より非日常感を味わうと疲れが吹き飛んで晴れた日より調子が良くなることもある。癒やしの雨という感じだ。
オンラインマラソンのおすすめのパートナーが骨伝導イヤホンshokzのレビューをチェックしよう
まとめ 一人でマラソン オンラインならできる
オンラインマラソンに参加して、生活も食事も最大限効率的に走るために注力した。
今回の初めての経験をもとにさらに長距離を走ることで痩せるかどうかを継続検証していくことにした。
大会での順位を意識するあまりにかなり自分にプレッシャーをかけていた。結果的に2位の距離となった。
これをもう少しバランスよく調整すると、体重減にも効果はあるとみている。
明日走るパワーを得るために詰め込んでいたエネルギー元を減らすことで、維持していた体重は減少するはず。
さらにこのオンラインマラソンの期間は筋トレもほぼお休みしていたが、上半身の筋肉量を増やすメニューをすれば結果に結びつくはず。
次のオンラインマラソンまでこの走る習慣を維持しながらさらに検証していく予定。
あなたも是非試してみよう。一人で走れるマラソン、それがオンラインマラソン。
一人じゃつまらない 仲間と一緒なら
実際のところ、参加者が知らない人しかいないオンラインマラソンだと張りが出ずにつまらない。
ところが知っている人がライバルにいると、がぜんやる気が増してくる。
外を一緒に走らなくてもいいから、誰か知っている人と参加しよう。
最もモチベーションが保てるのはこのパターン。
- 距離を競うもの(速さでは実力差がネックになる)
- 参加者が期間中ランキング表示されるもの
特に2つ目のポイントは普通のマラソン大会では無いもの。テレビに中継されるような有名な大会で上位なら順位もわかる。
普通の一般ランナーがオンラインマラソン期間中自分の順位を知るのはとてもモチベーションアップに繋がる。要するに超楽しくなるのだ。
オンラインマラソンがつまらないのではなく、つまらないオンラインマラソンには参加しないようにしよう。
ランニングに関する関連記事はこの下のリンクからチェックしてみよう