PAIとは PAIスコア100で心疾患を予防 健康寿命はスマートウォッチで測定する

PAI

PAI(パイ)とはPersonal Activity Intelligenceを略したもので1週間あたりに行った運動を心拍数の高さに着目し、運動の量と強さを評価した指標をスコアとして表している。

このPAIスコアを日々100以上維持することで健康で長生きできるとして推奨されている。

しっかりとした運動を取り入れた毎日の生活を送ることで、心疾患などの予防に貢献し結果、健康で長生きするという研究結果がある。

 

SPORTS

どうやってPAIスコアを測定するのか。

スマートウォッチが一つあれば十分なのだ。

詳しく説明していこう。

 

スポンサーリンク

ノルウェイ科学技術大学(NTNU)でのPAIに関する研究とは

trondheim

ノルウェイ科学技術大学(NTNU)での1980年代から30年間にわたり延べ4万人にのぼるノルウェイ人の健康調査、研究が行われたのが下の引用文。

We developed the PAI algorithm by using information from almost 5000 healthy Norwegians who had their maximum oxygen uptake tested during the HUNT3 Fitness Study. After that, we estimated PAI points for almost 40,000 healthy participants from the first HUNT study back in the 1980s. All of them had reported how much and how intense they exercised. Finally, we checked the health status of these 40,000 Norwegians almost 30 years later. The results showed that earning 100 PAI (or more) over a 7-day period is optimally assosiated with reduced risk of disease.

要約すると、当初1980年代に5000人からスタートしたPAIの理論を用いた研究も回を重ね、30年経った今、4万人の追跡調査に至った。調査への参加者にはどれだけの運動量と、運動の強さを実施しているかのレポートを継続して提出してもらった。

 

その結果わかったことは、1週間にPAIのスコアが100以上を獲得した生活を送っている人たちは病気を減らすこととの因果関係を有するということが判明した。

 

つまり『PAIスコア100を毎週維持することは健康な体を維持することに貢献していることが判明した』というのが研究結果として得られた。

 

そして以下の論文では心臓疾患との関連性でもPAI 100以上の高い数値を維持することで、心疾患を発症するリスクを軽減することに役立つとの研究結果が発表されている。

Among men and women without known CVD, an increase in PAI score and sustained high PAI score over a 10-year period was associated with lower risk of mortality.

PMID: 30227185 DOI: 10.1016/j.pcad.2018.09.002

 

最近のデータからは、PAIを100以上に保つことで重篤な病気に対しては約20%のリスク減心疾患に対しては約30%のリスク減平均寿命の伸びは約5年という結果が出ている

 

スポンサーリンク

PAIをスコア100以上得るための運動はどのようなものか

SPORTS

あなたがPAIのスコアを100以上得るための運動はどのようなものが求められるのかを具体的に説明していこう。

 

例えば、あなたが7日間を通して2回運動をする場合、トータル約1時間を最大心拍数の80%程度の強さの運動が必要となる。

 

言い換えるとたった2回の運動でPAIを100以上を達成しようとするとかなりの激しい運動が必要になるということ。

 

この例の通りの運動の場合、かなりの激しい運動で、最大心拍数の80%は息切れするレベルになる。あなたは最近息切れするほど走ったりしたことはあるだろうか。

SPORTS

いくらなんでも週2回の激しい運動はよっぽどの人でないと続かない。

週に2回ではなくもっと運動回数を増やし、マイルドな運動にしていこう。

 

運動の種類はどんなものでもよく、ランニングでも、スイミングでも、サイクリングでも好きなものを選んでよい。

でもランニングなら歩数などで測定できるものの他の運動はどうやって運動量を測ればいいのか。

 

解決するには便利なものがある。

 

PAIのスコア100以上を維持するには欠かせないスマートウォッチ

上述のNTNUのWEBサイトでも紹介されているスマートウォッチがHUAMIのAmazfit。

NTNU_Amazfit

HUAMIのAmazfitシリーズを使うとPAIを標準で測定する仕組みがある。

PAI

どうやって様々な運動をきちんと評価してPAI100以上を維持することを測定するのか。

専用のスマホアプリがあるのでPAIが簡単に測定できる。

Amazfit

【楽天市場】スマートウォッチ Amazfit公式ショップ 楽天会員ならポイントで20%オフなどのセールもあり PAI測定にはおすすめのスマートウォッチ

Amazfit

PAI100維持に最適な運動になっているのかは、最新のスマートウォッチが解決してくれるのだ。

 

スマートウォッチの設定でランニング以外にも異なるスポーツに変更することによりたとえレアなスポーツだったり、筋トレでもしっかりPAIにカウントしてくれる優れもの。

MiBand6

Amazfit GTS2eなら90種類も運動の種類の選択肢が用意されている。スマートウォッチ Amazfit公式ショップのGTS2eはこちら

 

PAIを100以上にすると言っても、スマートウォッチで計測できるのがランニングだけだったらちょっと不便。

 

運動にはいろんなタイプがあるから、せっかくスイミングしたのにPAIにカウントされないとかだと損した気分。

 

気分の問題ではなく、正確な運動量を計測していることにはならない。

 

もれなく様々な運動、レジャー、アクティビティなどの普段をしっかり計測してくれるスマートウォッチを使うことがやはり重要になってくる。

 

せっかく運動したものがカウントされないとモチベーションに直結するので、運動しようとするあなたの気持ちを削ぐことになりかねない。

 

別の記事でおすすめすスマートウォッチを実際に使ったレビューを紹介しているので合わせてチェックしてみよう。NTNUでもPAIを測定する機能があるスマートウォッチとして紹介されているのと同じもの。

まとめ 目標はゴールじゃない 継続すること

PAIを維持

よくあるダイエットの目標設定は体重−10kgなどがある。

 

達成したら終わり?それだと意味がない。

 

目標は「継続」にしないといけない。いつまでも終わらない習慣こそが目標。

ただし、それはかなり漠然とした内容。

 

「私の目標は運動習慣です」は、あまりに曖昧な目標で誰もが達成できない目標になってしまう。

SPORTS

どうせならここまで具体的な目標にしてみない?

 

「私の目標は、日々PAIが100以上であることを維持すること、そのためにスマートウォッチを使って日々の運動を計測する。」

「毎晩その日一日の活動結果をスマホで確認して達成具合を確認。明日の運動に反映させる。」

 

より詳細に目標設定しているほど行動も具体的にできるはず。

 

あなたの目標設定も細かなものにしてみようか。

 

健康に関する関連記事はこちらからチェックしてみよう。たくさんの中からあなたに役立つ一つが見つかる。

人気記事
スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事